インデックス投資は、誰でも簡単にできる投資方法です。
自分も2017年から始めています。
インデックス投資では、アセットアロケーションとポートフォリオの次に投資用口座と証券会社を決めて行きます。
投資用口座には、新NISA口座、iDeCo口座、特定口座などがあります。
ということで、今回は使っている投資用口座と証券会社を書いていきます。
新NISA口座
新NISAは、2024年から始まった新しいNISA制度です。
新NISAの特徴は、下記になります。
- 年間投資枠は360万円
- 非課税保有限度額は1800万円(簿価)
- 非課税保有期間は無期限
1番良い点は、非課税保有期間が無期限になったことです。
そのため、新NISA口座で投資してしまえばいくら儲かっても一切税金がかかりません。
なので、今のところ文句なしで1番良い投資用口座だと思います。
SBI証券を利用
新NISA口座は、SBI証券で作りました。
SBI証券で作った理由は、下記の3つです。
この中で1番重要なのは、買いたいインデックスファンドが全部買えることです。
新NISA口座が作れる金融機関の中には、ロクな商品がないところもけっこうありますからね。
その点、SBI証券なら安心できます。
SBI証券の口座開設は、モッピーまたはハピタスからがお得です。
5年で1800万円を投資する予定
先ほども書いたように、新NISA口座は今のところ文句なしで1番良い投資用口座だと思っています。
なので、最速で投資していく予定です。
年間投資枠上限の360万円を投資をして、5年間で1800万円投資しようと思っています。
投資資金は、銀行預金と特定口座のインデックスファンドを取り崩して捻出します。
特定口座で保有し続けるよりは、新NISA口座に移行する方が税金が安くなる可能性が高いですからね。
旧NISA口座
旧NISAは、2023年で終了したNISAです。
旧NISAの特徴は、下記になります。
- 一般NISAとつみたてNISAがある
- 一般NISAの年間投資枠は120万円
- 一般NISAの非課税保有限度額は600万円(簿価)
- 一般NISAの非課税保有期間は5年
- つみたてNISAの年間投資枠は40万円
- つみたてNISAの非課税保有限度額は800万円(簿価)
- つみたてNISAの非課税保有期間は20年
非課税保有期間が有限なのが、イマイチです。
2024年以降旧NISA口座で投資することはできなくなりましたが、それまでに購入したインデックスファンドは非課税保有期間が終了するまで保有できます。(ロールオーバーはできない)
非課税保有期間が終了したインデックスファンドは、特定口座に払い出しされます。
楽天証券を利用
旧NISA口座は、一般NISAの口座を楽天証券で作りました。
楽天証券で作った理由は、下記の3つです。
- 買いたいインデックスファンドが全部買えた
- インデックスファンドの保有でポイントが貯まった
- クレカ積立でポイントが貯まった
新NISA口座の時と同じ理由ですね。
今はポイントサービスが変更されたので、一切ポイントは貯まりません。
一部ポイントが貯まるインデックスファンドもあるようですが、自分は保有していないので興味なしです。
非課税保有期間が終わるまで放置する予定
旧NISA口座では、2021~2023年に購入したインデックスファンドがまるまる残っています。
本当はSBI証券に移管したいのですが、残念ながら旧NISA口座のインデックスファンドは移管できません。
なので、非課税保有期間が終わるまで放置する予定です。
非課税保有期間が終わったインデックスファンドは、全てSBI証券の特定口座へ移管します。
SBI証券では、投信お引越しプログラムで移管手数料が実質無料になりますからね。
ただ、これは源泉徴収されても確定申告で取り戻せる人向けの方法です。
それ以外の人は、非課税保有期間が終わる直前に全部売る方が税金を取られないので良いと思います。
iDeCo口座
iDeCoは、自分で積立投資をして将来の年金を作る制度です。
iDeCoの特徴は、下記になります。
- 投資したお金が全額所得控除になる
- 運用時は非課税
- 原則として60歳までは受け取れない
- 受け取り時は所得になるので税金を取られる(退職所得控除、公的年金等控除は使える)
投資したお金が全額所得控除になるのが1番のメリットで、所得がある人は所得税と住民税を減らせます。
個人的には、新NISA口座の次に良い投資用口座だと思います。
松井証券を利用
iDeCo口座は、松井証券から申し込みました。
松井証券から申し込んだ理由は、下記の3つです。
- 買いたいインデックスファンドが全部揃っている(松井証券のiDeCo商品)
- 口座管理手数料が無料
- iDeCo口座のインデックスファンドの保有でポイントが貯まる(ポイントサービス)
iDeCoでは1つの金融機関で取り扱える商品は35商品までとなっており、かなり少なめです。
なので、絶対に商品を確認してから金融機関を選ぶ方が良いですね。
変な金融機関を選ぶと、買いたい商品がないということになりかねません。
さらに、口座管理手数料を毎月取られる金融機関もあるのでこちらも要チェックですね。
無駄な手数料は、1円でも安い方が良いに決まっています。
松井証券からのiDeCo口座申し込みは、モッピーまたはハピタスからがお得です。
60歳まで投資を続ける予定
自分は第1号被保険者なので毎月の投資上限金額は6万8000円ですが、国民年金の付加保険料を納付しているため投資上限金額は6万7000円です。
iDeCoは60歳になるまで投資できるので、60歳まで毎月6万7000円を投資する予定です。
投資資金は、銀行預金と特定口座のインデックスファンドを取り崩して捻出します。
さすがに特定口座よりはiDeCo口座の方が税金は安くなると思うので。(簡単に計算はできませんが)
特定口座(源泉徴収あり)
特定口座(源泉徴収あり)は、ごく一般的な投資用口座です。
特定口座(源泉徴収あり)の特徴は、下記になります。
- 投資上限はなし
- 売却時に利益が出た場合は20.315%の税金を取られる
- 確定申告は不要(損益通算したい時や還付がある時を除く)
口座は特定口座(源泉徴収あり)、特定口座(源泉徴収なし)、一般口座から選べますが、個人的には特定口座(源泉徴収あり)で良いと思います。
SBI証券を利用
特定口座(源泉徴収あり)は、SBI証券と楽天証券と松井証券で作りました。
ただ、今使っているのはSBI証券だけです。
昔は楽天証券を使っていましたが、ポイントサービスが変更されたので全てSBI証券へ移管しました。
特定口座のインデックスファンドは、1つの口座にまとめる方が管理しやすいです。
徐々に取り崩していく予定
特定口座で投資する余裕は、今のところ全くありません。
新NISA口座とiDeCo口座に投資するだけで毎月36万7000円が必要なので、それで精一杯です。
もし投資するとしたら、宝くじでも当たった時くらいでしょうか。
逆に、新NISA口座、iDeCo口座の投資資金が足りなくなった時は特定口座から取り崩していきます。
徐々に新NISA口座とiDeCo口座へ移していくようなイメージです。