【2024年版】iDeCo口座を作る金融機関の選び方

 

iDeCoは、資産運用によって自分で老後資金を作っていく制度です。

運用時非課税・所得控除などの税制優遇があるので、通常より有利な条件で投資できます。

個人的にも、毎月拠出限度額一杯まで投資しています。

投資した金額が全額所得控除になるので、それなりに所得がある人には特におススメの制度です。

ということで、今回は【2024年版】iDeCo口座を作る金融機関の選び方を書いていきます。

手数料が安い金融機関を選ぶ

iDeCoでは、金融機関によって口座を管理する毎月の手数料が異なります。

手数料を取らない金融機関もあれば、数百円取る金融機関もあります。

iDeCo口座は、一度作ると原則として60歳まで解約できませんからね。

手数料を取る金融機関で口座を作ると、60歳まで無駄な手数料を払い続けることになってしまいます。

なので、iDeCo口座を作る時は毎月の手数料が無料の金融機関を選ぶのが大前提です。

手数料の安い金融機関一覧

問題は、どの金融機関が毎月の手数料が無料なのかということです。

それを調べるには、iDeCoナビが大変便利です。

ということで、早速調べてみます。

運用期間中かかる費用(毎月)が、積立を行う場合171円、積立を行わない場合66円となっているのが手数料無料の金融機関です。

※171円と66円は他でかかる手数料

調べた結果、毎月の手数料が無料の金融機関は全部で19ありました。

ただ、ソニー銀行とみずほ銀行は資産50万円以上という条件が付いているので排除します。

すると、候補となる金融機関は下記になります。

  • イオン銀行
  • 岡三証券
  • さわかみ投信
  • 住友生命保険
  • 大和証券
  • 日本生命保険
  • 野村證券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • 三井住友銀行(みらいプロジェクト)
  • 楽天証券
  • りそな銀行
  • auアセットマネジメント
  • auカブコム証券
  • SBI証券(セレクトプラン)
  • SMBC日興証券
  • 第一生命保険

以前調べた時よりは多少増えていますが、まだまだ少ないですね。

ハッキリ言って、上記以外の金融機関は検討する価値すらないと個人的には思います。

良い商品がある金融機関を選ぶ

候補として残った金融機関は17ありますが、問題はその中からどの金融機関を選ぶかです。

ここで重要なのは、取り扱っている商品の質です。

iDeCoでは、1つの金融機関で取り扱える商品は最大35までと決まっています。

商品は金融機関によって違いますが、当然ながら口座を作った金融機関以外の商品は買えません。

なので、ロクな商品がない金融機関を選んでしまうとあとで後悔することになります。

金融機関ごとの商品

ということで、候補となる金融機関の商品を調べてみます。

これについても、iDeCoナビでキレイにまとめてくれています。

リンクをクリックして、買いたい商品が揃っている金融機関を選べばOKです。

個人的に1番良いと思うのは松井証券

ここからは完全に主観になりますが、1番良い商品が揃っていると思うのは松井証券です。

その理由としては、インデックスファンドの中でもコスト最安級の「eMAXIS Slimシリーズ」がほぼ網羅されているからです。

松井証券で買える「eMAXIS Slimシリーズ」は、下記になります。

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • eMAXIS Slim 国内リートインデックス
  • eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

人気のS&P500、オール・カントリーを始め、債券、リートなどほぼ全て揃っています。

さらに「eMAXIS Slim」のない新興国債券では、こちらもコスト最安級の「iFree 新興国債券インデックス」がラインナップに入っています。

これだけ揃っていれば、インデックス投資するのに困ることはないと言っても良いでしょう。

個人的にも、iDeCoは松井証券の商品を買っています。

【2024年版】松井証券の便利でお得な使い方

次に良いと思うのはSBI証券

次に良いと思うのは、SBI証券です。

こちらも「eMAXIS Slimシリーズ」が充実しています。

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

人気のオルカンはありませんが、その代わりに「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)」が入っています。

松井証券とほぼ遜色ないと思いますが、リートに「eMAXIS Slim」がないのが個人的にイマイチです。

まあ、SBI証券のリートも悪くはありませんけどね。

証券会社をSBI証券だけにしたい人は、iDeCoもSBI証券にしても良いかもしれません。

ただ、同じ理由でも楽天証券のiDeCoは知らない商品ばかりなのであまりおススメしませんけどね(笑)

【2024年版】SBI証券の便利でお得な使い方

金融機関はあとからでも変更可能

iDeCoは1つの金融機関でしか運用できませんが、あとからでも金融機関の変更はできます。

なので、金融機関を変えたい場合は躊躇なく変更することをおススメします。

変更先の金融機関から書類を取り寄せ、必要事項を記入のうえ返送すれば良いようです。

ただし、移換処理には2~3ヶ月かかります。

また、変更元の金融機関によっては手数料がかかることもあるので注意が必要です。

ポイントサイト経由で口座を作る

iDeCoの口座を作る時は、公式サイトからではなくポイントサイトを経由します。

それだけで、数百~数千円相当のポイントがもらえるのでお得です。

ポイントサイトはいろいろありますが、おススメはモッピーかハピタスです。

どちらかを選んでおけば、ほぼ間違いないと思います。

それぞれポイント獲得条件があるので、詳細をしっかり確認してから申し込みます。

ポイントサイト経由で口座が作れるのは、下記の4社です。

その時々で、ポイントの高い方を選びます。

おススメの年金・保険

個人的におススメの年金・保険は下記です。

ということで、今回は終わりにします。

【2024年版】楽天銀行口座のお得な作り方と便利な使い方
楽天銀行は、非常に便利でお得な銀行です。 普通預金の金利が高いだけでなく、ハッピープログラムで楽天ポイントも貯まります。 個人的にも、メインバンクとして愛用しています。 銀行を1つだけ選ぶなら、間違いなく楽天銀行がおススメです。 ということで、今回は【2024年版】楽天銀行口座のお得な作り方と便利な使い方を書いていきます。 ポイントサイト経由で口座開設する ポイントサイトとは、経由することでポイントがもらえるお得なサイトです。 ネットショッピングやクレジットカードの申し込みなど、いろいろなサービスで利用できます。 ポイントサイトはいろいろありますが、個人的にはモッピーとハピタスを使っています。 この2サイトは、どのサービスでも平均してポイント還元率が高いと思います。 楽天銀行の口座開設についても、モッピーかハピタスから申し込むとお得です。 モッピーで探す ハピタスで探す ポイント獲得条件をよく確認して、どちらかお得な方から申し込みます。 獲得ポイントが同じである場合は、モッピーを優先して使えば良いと思います。 マネーブリッジを利用する マネーブリッジとは、楽天銀行の口座と楽天証券の口座
 

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