パネルでポン(スーファミ)は、1995年10月27日に任天堂から発売されました。
下からせり上がるタイプの、ガチな落ちもの(?)パズルゲームです。
キャラはけっこう可愛く作っていますが、なかなか奥が深い作りになっています。
落ちもの系のパズルゲームが好きな人は、ハマること間違いなしです。
今回は、ゲームの紹介と基本ルールについて詳しく書いていきます。
ゲームモード
1人用プレイモード
1人用のプレイモードは5種類あります。
- エンドレス
せり上がってくるパネルをひたすら消していくモード。パネルが天井に触れるとゲームオーバー。 - スコアアタック
2分間でどれだけたくさん得点を取れるか競うモード。 - ステージクリア
各ステージに設けられたクリアラインより上のパネルを全て消すモード。ステージクリアするとパスワードが表示されます。 - パズル
画面に現れたパネルを決められた回数で消すモード。ステージクリアするとパスワードが表示されます。ステージが進むと難しくなります。 - VS
COMとの対戦モード。相手のパネルが先に天井に触れれば勝利。難易度はEASY、NORMAL、HARD、S-HARD(隠しモード)から選べます。
この中で、1番面白いのはVSだと思います。
他のモードは、VSの練習用にあるようなものですね。
2人用プレイモード
2人用プレイモードでは、他の人と対戦します。
次の2つのモードがあります。
- スコアアタック
1人用と同じく2分間でどれだけ得点できるかを競います。 - VS
2人で対戦するモード。1人用と同じく相手のパネルが先に天井に触れると勝利。
当然ながら、おすすめはVSの方です。
実力差が顕著に現れるので、負けてもそれほど腹は立ちません。
何回やっても負け越すようなら、素直に自分より上手いと認めるしかありません。
ちなみに、スーパーファミコンではオンライン対戦はできません。
登場キャラクター
妖精
妖精は全部で9人います。
- 花の妖精 リップ
このゲームの主人公。攻撃時の掛け声は「いくぞ!」 - 風の妖精 ウィンディ
最初の敵。攻撃時の掛け声は「ピュン!」 - 氷の妖精 シャーベット
2番目の敵。攻撃時の掛け声は「ティナ?」 - 緑の妖精 ティアナ
3番目の敵。攻撃時の掛け声は「いけ!」 - 宝石の妖精 ルビー
4番目の敵。攻撃時の掛け声は「どうだ!」。個人的には一番好きな掛け声。 - 水の妖精 エリアス
5番目の敵。攻撃時の掛け声は「えい!」 - 炎の妖精 フレア
6番目の敵。攻撃時の掛け声は「GO!」 - 海の妖精 ネリス
7番目の敵。攻撃時の掛け声は「ヨン?」 - 月の妖精 セレン
8番目の敵。攻撃時の掛け声は「オッホッホ」。個人的には二番目に好きな掛け声。
掛け声は自分調べなので、怪しいものもあります。
1人用のVSでは、自分はリップとなり他の8人と順番に戦っていきます。
戦いに勝つと、負けた妖精が仲間に加わっていきます。
当然ながら、あとに出てくる妖精ほど強くなります。
と言っても、攻撃が上手くなるわけではありません。
単に、カーソルを動かすスピードが早くなっていくだけだと思います。
モンスター
1人用のVSで8人の妖精に勝つと、モンスターが登場します。
女王をモンスター扱いして良いのかは分かりませんが…。
モンスターは、全部で4体です。
- フェニックス
セレンを倒すと現れます。掛け声は「ギャア!」 - ドラゴン
EASYモードではラスボス。掛け声はフェニックスとは微妙に違う「ギャア!」 - 魔王サナトス
NORMALモードではラスボス。掛け声は「ケ?」 - 女王コーデリア
真のラスボス。実は良い人。掛け声は「オーホッホ」
モンスターの掛け声は、文字では上手く表現できません(笑)
1人用のVSでは、モンスター戦ではリップだけでなく他の妖精たちも使えるようになります。
ただし、他の妖精は1回負けると使えなくなってしまいます。
HARDをリップで一度も負けずにクリアすれば、S-HARDで遊ぶ方法を教えてくれます。
VSモードでの攻撃方法
VSモードでは、おじゃまパネルを相手に落として攻撃します。
おじゃまパネルは、1回では消せません。
一度通常のパネルに戻してから消す必要があります。
おじゃまパネルを落とすには、4つの方法があります。
同時消し
パネルは上下左右で3枚並べると消せますが、それだけでは攻撃できません。
同時消しは、1回で4枚以上のパネルを消す攻撃方法です。
上の画像では、上から2番目のハートを左にずらせば4枚の同時消しになります。
これは比較的簡単なので、初心者でもできます。
同時消しで相手に落とせるおじゃまパネルの大きさは、次の通りです。
- 4個消し
パネル3枚分のおじゃまパネル - 5個消し
パネル4枚分のおじゃまパネル - 6個消し
パネル5枚分のおじゃまパネル - 10個消し
パネル5枚分のおじゃまパネル×2
同時消しでは、それほど大きいおじゃまパネルは落とせません。
なので、すぐに消されてしまいます。
連鎖
連鎖は、1回の操作で連続でパネルを消していく攻撃方法です。
2回連続でパネルを消すと2連鎖、3回連続でパネルを消すと3連鎖…というふうになります。
連鎖の回数を増やすことで、より大きなおじゃまパネルを相手に落とせます。
連鎖で相手に落とせるおじゃまパネルの大きさは、次の通りです。
- 2連鎖
横1列のおじゃまパネル - 3連鎖
縦2段×横1列のおじゃまパネル - 4連鎖
縦3段×横1列のおじゃまパネル
: - 10連鎖
縦9段×横1列のおじゃまパネル
:
このように、連鎖が多くなるほど分厚いおじゃまパネルを落とせます。
分厚いおじゃまパネルは、通常のパネルに変身させるのに時間がかかります。
なので、連鎖を連続させることで攻撃力が高くなります。
アクティブ連鎖
アクティブ連鎖は、パネルを消して、上のパネルが落ちてくる間に次の連鎖を作る攻撃方法です。
パネルを消すと、上のパネルが落ちてくるまでに多少の時間があります。
その時間を利用して、次の連鎖ができるように、パネルを動かします。
と言っても、ほんの一瞬しか時間がないので簡単ではありませんけどね。
上の画像では、右のハートを左にずらすとハートが消え、星が落ちてきます。
その間に、下にある星を右に動かして、次の連鎖を作ります。
このように、先読みが必要になるので、作るのは大変です。
通常の連鎖だけでは大きな連鎖は作れません。
4連鎖以上させるには、必ずと言って良いほどアクティブ連鎖の技術が必要になります。
ビックリパネル
パネルをせり上げると、たまに「!」マークの付いたグレーのパネルが現れます。
このパネルをビックリパネルと言い、普通に消すだけで攻撃できます。
しかも、他のおじゃまパネルとは色違いのグレーのおじゃまパネルを落とせます。
色違いのおじゃまパネルは同時に消せないので、落とされるとかなり厄介です。
ビックリパネルで相手に落とせるおじゃまパネルの大きさは、次の通りです。
- 3個消し
横1列のおじゃまパネル(グレー) - 4個消し
横1列のおじゃまパネル(グレー)×2 - 5個消し
横1列のおじゃまパネル(グレー)×3
:
4個消し以上でも、おじゃまパネルは分厚くなりません。
横1列のおじゃまパネルが複数枚落ちます。
防御方法
VSで対戦していると、相手の攻撃でおじゃまパネルが落ちてきます。
早く消したいところですが、おじゃまパネルは簡単には消せません。
通常のパネルに変えてから消す必要があります。
おじゃまパネルを通常のパネルに変えるには、おじゃまパネルに触れているパネルを消します。
ただし、分厚いおじゃまパネルは1番下の段しか通常のパネルに変わりません。
なので、分厚くなればなるほど消すのに時間がかかります。
また、色違いのおじゃまパネルがあると、それより上は通常のパネルに変わりません。
なので、ビックリパネルと通常の攻撃を交互にされると厄介です。
まとめ:一度はやってほしい名作パズルゲーム
パネルでポンは、ただのキャラゲーではありません。
落ちもの系のパズルゲームが好きな人は、ハマること間違いなしです。
私もいまだにやっています。
Nintendo Switchでもできるので、ぜひともダウンロードしてみてください。
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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は任天堂株式会社に帰属します。