松井証券は、ネット証券大手の会社です。
SBI証券や楽天証券に比べると地味ですが、iDeCoの商品ラインナップは素晴らしいものがあります。
なので、iDeCoを始めるにはおススメの証券会社です。
個人的にも、iDeCoは松井証券を使っています。
ということで、今回は「【2024年版】松井証券の便利でお得な使い方」を書いていきます。
iDeCo口座を申し込む
iDeCoは、老後のために自分で年金を作る制度です。
一般的には、iDeCo口座で投資信託を購入して資産運用します。
iDeCo口座はiDeCoを取り扱っている銀行や証券会社で作ることができますが、1つしか作れません。(あとから変更はできますが)
なので、どの金融機関で口座を作るかが重要です。
金融機関を選ぶ際のポイントは、下記の2つです。
- 良い商品が揃っている
- 手数料が安い
iDeCo口座は、この2つが揃っている金融機関で作るのが理想です。
良い商品が揃っている
iDeCo口座で買える商品は、1つの金融機関につき最大でも35商品しかありません。
商品は金融機関が選ぶので、金融機関によって全然違います。
なので、買いたい商品がない金融機関でiDeCo口座を作ってしまうと最悪です。
買いたくもない商品を買うはめになってしまいます。
あとからでも金融機関の変更はできますが、無駄な時間と手数料がかかります。
なので、最初から買いたい商品が揃っている金融機関を選ぶのがベストです。
その点、松井証券のiDeCoではこれでもかと言うくらい良い商品が揃っています。
最大の特徴は、インデックスファンドの中でもコスト最安級の「eMAXIS Slimシリーズ」がほぼ網羅されていることです。
松井証券で買える「eMAXIS Slimシリーズ」は、下記になります。
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
人気のS&P500、オール・カントリーを始め、債券、リートなどほぼ全て揃っています。
さらに、それ以外では新興国債券の中でコスト最安級の「iFree 新興国債券インデックス」もラインナップに入っています。
「eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)」もありますが、「eMAXIS Slim」と「eMAXIS」は別物です。
ただの「eMAXIS」の方は信託報酬が高いので、混同しないようにしてください。
話は少し逸れましたが、これだけ揃っていればインデックス投資するのに困ることはないと言っても良いでしょう。
手数料が最安
iDeCoでは、口座を持っているだけで毎月手数料を取られます。
手数料は数百円程度ですが、iDeCo口座は原則として60歳まで解約できません。
なので、それまでずっと毎月手数料を支払うはめになります。
ただ、一部では毎月の手数料を取っていない良心的な金融機関もあります。
なので、iDeCo口座を作るなら手数料を取っていない金融機関で作るのがセオリーです。
手数料を取っていない金融機関については、iDeCo(イデコ)ナビで調べられます。
それによると、手数料を取っていない金融機関は2024年5月現在では19しかありません。(171円と66円は他にかかる手数料)
その中には松井証券も入っているので、松井証券はiDeCoでは手数料最安の金融機関の1つと言えます。
特定口座を作る必要はない
iDeCo口座は、特に取引のない(口座を持っていない)金融機関でも作れます。
なので、iDeCo口座だけを作りたい時はiDeCo口座だけを申し込めばOKです。
その他の口座を作る必要はありません。
NISA口座や特定口座での投資は、他の証券会社でも全く問題ありません。
ポイントサイト経由で口座開設する
松井証券のiDeCo口座開設をする時は、公式サイトからではなくポイントサイトを経由します。
それだけで、数百~数千円相当のポイントがもらえるのでお得です。
ポイントサイトはいろいろありますが、おススメはモッピーかハピタスです。
どちらかを選んでおけば、ほぼ間違いないと思います。
それぞれポイント獲得条件があるので、詳細をしっかり確認してから申し込みます。
おススメの銀行・証券会社
個人的におススメの銀行・証券会社は下記です。
ということで、今回は終わりにします。