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趣味の投資信託(タバコ代を投資に回すとどのくらい増えるのか)

投資情報_タイトル

タバコは今や高級嗜好品です。

昔は1箱200円ほどで買えましたが、今では500~600円もします。

ここまで値上がりすると、禁煙しようという気にもなってきます。

しかし、ただ禁煙と言っても何かモチベーションが上がる理由がないとなかなかできません。

モチベーションを上げる要素の1つは、やはりカネでしょう。

タバコ代を投資することで、どのくらい増えるのかが分かればモチベーションも上がるかもしれません。

ということで、今回は趣味の投資信託(タバコ代を投資に回すとどのくらい増えるのか)を書いていきます。

シミュレーションの条件

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まず、今回のシミュレーションの条件を決めます。

タバコについて

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タバコは、かつて自分が吸っていたメビウスを想定します。

2023年5月現在のメビウスの価格は1箱580円となっています。

次にタバコを吸う本数ですが、これも自分が吸っていた本数を目安とします。

自分は1日1箱吸っていたので、1日1箱を想定します。

これを毎月投資に回していきますが、計算を簡素化するために1ヶ月30日とします。

よって、580円×30箱で毎月1万7400円投資するものとします。

利回りと期間について

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投資の利回りは、インデックス投資の過去20年の平均的な利回りを使います。

利回りとは、1年で何%増えるかということです。

過去20年ではだいたい6%ですが、先のことは分からないので幅を広く取ります。

よって、利回りは3~7%でシミュレーションします。

投資する期間は10年・20年・30年・40年でシミュレーションすることにします。

50年になると、もうヨボヨボになってしまうかもしれませんからね。

シミュレーションには、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」を使います。

投資期間10年の場合

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まず10年後のシミュレーション結果を見ていきます。

20歳で禁煙した人はまだ30歳です(笑)

積立金額運用総額運用益
利回り3%208万8000円243万1501円+34万3501円
利回り4%208万8000円256万2147円+47万4147円
利回り5%208万8000円270万1912円+61万3912円
利回り6%208万8000円285万1501円+76万3501円
利回り7%208万8000円301万1676円+92万3676円

毎月1万7400円を10年間投資し続けると、積立金額は208万8000円になります。

運用益は増えていると言えば増えていますが、まだまだ数十万円程度です。

中古車なら買えそうですが、新車は厳しそうです。

10年でこれくらいしか増えないとなると、いまいちモチベーションも上がりませんね。

投資期間20年の場合

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次に20年後を見ていきます。

20歳でタバコをやめた人はもう40歳になっています。

積立金額運用総額運用益
利回り3%417万6000円571万2455円+153万6455円
利回り4%417万6000円638万1878円+220万5878円
利回り5%417万6000円715万1986円+297万5986円
利回り6%417万6000円803万9512円+386万3512円
利回り7%417万6000円906万4124円+488万8124円

頑張って20年間投資し続けてきたので、積立金額は417万6000円になっています。

運用益も軒並み100万円をオーバーしてきました。

利回りによってグレードの差はあれ、新車が1台買えそうな金額です。

ということは、タバコを20年間吸い続けると車1台分を灰にしてしまうということですね。

投資期間30年の場合

投資_H2見出し

次は30年後です。

20歳で禁煙した人ももう50歳です。

そろそろ老後のことも考えなければいけない時期になってきました。

積立金額運用総額運用益
利回り3%626万4000円1013万9622円+387万5622円
利回り4%626万4000円1207万6460円+581万2460円
利回り5%626万4000円1448万1300円+821万7300円
利回り6%626万4000円1747万8562円+1121万4562円
利回り7%626万4000円2122万7495円+1496万3495円

30年も投資し続けると、積立金額も626万4000円になります。

積立金額も多くなってきましたが、どの利回りでも運用総額が1000万円を超えてきました。

利回り7%の場合は2000万円オーバーとなり、50歳にして老後2000万円問題をクリアしました。

これでもう悠々自適の老後生活を送れそうです。

他の利回りでも、老後に向けて着々と運用総額が増えていっています。

投資期間40年の場合

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40年後には次のようになっています。

20歳から投資を始めたとしても、もう60歳です。

そろそろ積み立ててきたお金の使い方も考えなければいけませんね。

積立金額運用総額運用益
利回り3%835万2000円1611万3435円+776万1435円
利回り4%835万2000円2056万6127円+1221万4127円
利回り5%835万2000円2655万2751円+1820万751円
利回り6%835万2000円3465万1939円+2629万9939円
利回り7%835万2000円4567万1753円+3731万9753円

積立金額は835万2000円ですが、運用総額がエライことになっています。

利回り3%では少し足りませんが、利回り4%以上では老後2000万円問題もクリアしています。

利回り6%以上では、運用益だけで2000万円を軽くオーバーしています。

ここまで来れば、死ぬまでお金に苦労することはなさそうです。

利回り7%と3%の運用益の差は2955万8318円とかなり開きました。

年数が経てば経つほど利回りの差が運用成績に響いてくるのがよく分かります。

これはもうハッキリ言って運です。

自分が生きている間の利回りが良いことを祈るしかないですね。

ちなみに、銀行に積立預金した場合(普通預金金利0.001%)も気になるところです。

銀行預金した場合の運用総額は835万3667円、運用益は1667円という結果になりました。

なんだか寂しいですね。

まとめ

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今回は、趣味の投資信託(タバコ代を投資に回すとどのくらい増えるのか)を書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • シミュレーションの条件
    タバコについて:メビウスの価格は1箱580円。
    1日1箱を想定。
    580円×30箱で毎月1万7400円投資。
    利回りと期間について:利回りは3~7%でシミュレーション。
    投資する期間は10年・20年・30年・40年でシミュレーション。
  • 投資期間10年の場合
    積立金額運用総額運用益
    利回り3%208万8000円243万1501円+34万3501円
    利回り4%208万8000円256万2147円+47万4147円
    利回り5%208万8000円270万1912円+61万3912円
    利回り6%208万8000円285万1501円+76万3501円
    利回り7%208万8000円301万1676円+92万3676円
  • 投資期間20年の場合
    積立金額運用総額運用益
    利回り3%417万6000円571万2455円+153万6455円
    利回り4%417万6000円638万1878円+220万5878円
    利回り5%417万6000円715万1986円+297万5986円
    利回り6%417万6000円803万9512円+386万3512円
    利回り7%417万6000円906万4124円+488万8124円
  • 投資期間30年の場合
    積立金額運用総額運用益
    利回り3%626万4000円1013万9622円+387万5622円
    利回り4%626万4000円1207万6460円+581万2460円
    利回り5%626万4000円1448万1300円+821万7300円
    利回り6%626万4000円1747万8562円+1121万4562円
    利回り7%626万4000円2122万7495円+1496万3495円
  • 投資期間40年の場合
    積立金額運用総額運用益
    利回り3%835万2000円1611万3435円+776万1435円
    利回り4%835万2000円2056万6127円+1221万4127円
    利回り5%835万2000円2655万2751円+1820万751円
    利回り6%835万2000円3465万1939円+2629万9939円
    利回り7%835万2000円4567万1753円+3731万9753円

    銀行預金した場合の運用総額は835万3667円、運用益は1667円。

ということで、今回は終わりにします。

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