インデックス投資をしていると、アセットアロケーションは悩みの種です。
そもそも正解がないので、どうすればいいのかさっぱり分かりません。
なので、自分はアセットアロケーション作成は楽ラップにお任せしています。
その方が、自分より信用できますからね(笑)
楽ラップはポートフォリオをバッチリ公開しているので、誰でも確認できます。
あとはそれを見ながら同じようにすればOK、というわけです。
ということで、今回は趣味の投資信託(楽ラップとほぼ同じポートフォリオを作る方法)を書いていきます。
参考にする運用コースを決める
楽ラップには、大きく分けて5つの運用コースがあります。
- 保守型
とにかく「慎重派」だという方のための運用コース。
5年間騰落率:11.22% - やや保守型
基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース。
5年間騰落率:17.91% - やや積極型
資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース。
5年間騰落率:24.55% - 積極型
リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース。
5年間騰落率:29.96% - かなり積極型
とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース。
5年間騰落率:36.13%
※2023年4月時点
下に行くほどリスクを取ってリターンを取りに行くコースになっています。
5年間騰落率とは、過去5年間でどのくらい増えたかを表したものです。
今のところ、下に行くほどキレイに増えていっていますね。
まずは、この中から自分の投資方針に近いものを選びます。
アセットアロケーションの確認
参考にする運用コースが決まったら、次にアセットアロケーション(資産配分)を確認します。
まず、参考にする運用コースのマンスリーレポートを開きます。
マンスリーレポートとは、楽ラップから毎月発行されるレポートです。
開くのは下記のいずれかになります。
マンスリーレポートを開くと、「アセットクラス・銘柄の基本構成比」という項目があります。
その下の表から「サブアセットクラス」という列を探します。
その列を見ていくと8資産が並んでおり、その横に「当月末」の割合が書かれています。
それが楽ラップのアセットアロケーション(資産配分)になります。
先進国株式と先進国債券は為替ヘッジの有無で2行に分かれていますが、足せば良いでしょう。
買うのは為替ヘッジなしの投資信託だけで十分です。
ポートフォリオの作成
次にポートフォリオの作成です。
楽ラップのポートフォリオは、先ほどの表の「組入銘柄」に載っています。
しかし、楽ラップでは楽ラップ専用のファンドを使っているため同じものは購入できません。
なので、代わりの投資信託を自分で探します。
資産ごとのインデックスファンドについては、下記に詳しく載っています。
各ファンドの実質コストも載っているので、参考にしてください。
個人的には、下記の投資信託がいいと思いますけどね。
- 国内株式:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 先進国株式:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 国内債券:eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- 新興国債券:iFree 新興国債券インデックス
- 国内リート:eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- 先進国リート:eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
- 現金等:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「現金等」は、別に現金で持っておく必要もないのでバランスファンドで代用しています。
資産ごとに買う投資信託が決まれば、ポートフォリオ完成になります。
あとはもうアセットアロケーションの割合通りに投資信託を購入していくだけです。
メンテ方法
次に、メンテ方法を書いていきます。
アセットアロケーションの見直し
楽ラップでは、一定の期間ごとにアセットアロケーションの見直しがあります。
アセットアロケーション見直しのタイミングは下記です。
- 長期的な見通し(年に1度)
- 短中期的な見通し(四半期に1度)
現在のところ、1月・4月・7月・10月に見直しています。
アセットアロケーションがどう変更されたかを知るには、マンスリーレポートを確認します。
そこで「当月末」と「前月末」の比率を比較すれば、変更箇所が分かります。
それに従って、自分のアセットアロケーションも変更すればOKです。
ただ、個人的にはいちいちリバランスする必要はないと思いますけどね。
買う時にノーセルリバランスして修正するくらいで十分です。
マンスリーレポートの出るタイミング
マンスリーレポートは、次の月の15~20日頃に発行されます。
なので、楽ラップが前月にアセットアロケーションを見直したとしてもすぐには確認できません。
約1ヶ月遅れになります。
ちなみに、マンスリーレポートの過去データは見ることができません。
なので、残しておきたい場合はPCに保存しておく必要があります。
まとめ
今回は、趣味の投資信託(楽ラップとほぼ同じポートフォリオを作る方法)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 参考にする運用コースを決める
5つの運用コースがあります。
この中から自分の投資方針に近いものを選びます。 - アセットアロケーションの確認
参考にする運用コースのマンスリーレポートを開きます。
「サブアセットクラス」という列を探します。
その列を見ていくと8資産が並んでおり、その横に「当月末」の割合が書かれています。
それが楽ラップのアセットアロケーション(資産配分) - ポートフォリオの作成
楽ラップでは楽ラップ専用のファンドを使っているため同じものは購入できません。
代わりの投資信託を自分で探します。 - メンテ方法
アセットアロケーションの見直し:現在のところ、1月・4月・7月・10月に見直しています。
それに従って、自分のアセットアロケーションも変更すればOK。
マンスリーレポートの出るタイミング:次の月の15~20日頃に発行されます。
マンスリーレポートの過去データは見ることができません。
残しておきたい場合はPCに保存しておく必要があります。

ということで、今回は終わりにします。