楽ラップは、楽天証券のロボアドです。
お金を入れておくだけで、ロボットが勝手に資産運用してくれます。
自分で投資するには、それなりの知識が必要です。
しかし、投資を勉強するのが面倒くさいという人もいると思います。
そういう人にはピッタリのサービスです。
ただし、手数料はかかりますけどね。
あと、銀行預金の人が大好きな元本保証はありません。
ということで、今回は「自分で投資するのが面倒なら楽ラップを使うのも悪くない」を書いていきます。
運用成績はどのくらい?
楽ラップで1番気になるのは、何を差し置いても運用成績でしょう。
運用成績が悪ければ、やる価値がありませんからね。
ただ、その前に運用コースを軽く説明します。
運用コースは5種類
楽ラップの運用コースは5種類あります。
- 保守型
とにかく「慎重派」だという方のための運用コース。 - やや保守型
基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース。 - やや積極型
資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース。 - 積極型
リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース。 - かなり積極型
とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース。
投資に興味がなければ、チンプンカンプンでしょう。
どれにすれば良いか、全く分からないと思います。
しかし、その心配は無用です。
楽ラップでは、最初に16問の質問に答えるだけでその人に合った運用コースを提案してくれます。
気に入らない時は、変更も可能です。
DRC機能
保守型以外は、さらにDRC機能ありとDRC機能なしに分けられます。
DRC機能とは、下落ショック軽減機能のことです。
DRCありの場合は、株式が急落した時に一時的に株式を売って債券を買います。
少しでもリスクを減らしたい人向けですね。
儲けのチャンスを捨てているとも考えられますが…。
運用コースごとの運用成績
運用コースは分かったとして、気になるのはどのくらい儲かっているかでしょう。
運用コースごとの運用成績は、下記のようになります。
- 保守型
運用開始来騰落率:21.12% - やや保守型(DRCなし)
運用開始来騰落率:38.41% - やや保守型(DRCあり)
運用開始来騰落率:29.87% - やや積極型(DRCなし)
運用開始来騰落率:57.39% - やや積極型(DRCあり)
運用開始来騰落率:41.76% - 積極型(DRCなし)
運用開始来騰落率:76.67% - 積極型(DRCあり)
運用開始来騰落率:58.70% - かなり積極型(DRCなし)
運用開始来騰落率:95.14% - かなり積極型(DRCあり)
運用開始来騰落率:73.81%
※ 2023年8月31日時点
騰落率とは、増減を%で表したものです。
楽ラップのサービス開始は2017年7月4日なので、約6.2年経っています。
思っていたよりかなり良い数字ですね。
手数料控除前の数字でした
しかし、レポートをよく見ると手数料控除前と書いてあります。
手数料は、固定報酬型で年率最大0.715%です。
毎月引かれるので、この数字を鵜呑みにはできません。
もう1つ、これは過去の実績だということは強調しておきます。
今後も順調にいくとは限りません。
楽ラップの始め方
楽ラップを始めるには、楽天証券の口座が必要です。
特定口座か一般口座を持っていない人は、まず口座開設しましょう。
お得な口座開設方法
楽天証券の口座を開設するなら、ポイントサイト経由がお得です。
ポイントサイトを経由するだけで、数千円相当のポイントがもらえます。
個人的に良いと思っているポイントサイトは、下記の2つです。
どちらのサイトも、ポイントサイトではトップレベルのポイント還元率です。
2つとも登録して、その時々でポイント還元が多いサイトを選びましょう。
あまり多くのポイントサイトに登録するのは、ちょっとおススメしません。
ポイントが分散すると、ポイント交換まで時間がかかってしまいます。
何よりも、いちいちポイント還元率の高いサイトを調べるのが面倒です。
なので、登録するポイントサイトは2つくらいでちょうど良いと思います。
運用コースを決める
口座開設が終わったら、楽ラップを申し込みます。
最初に16問の質問に答えれば、楽ラップが運用コースを提案してくれます。
運用コースについては、先ほど書いた通りです。
それで良ければ、あとはお金を入れるだけです。
あとはお金を入れるだけ
楽ラップは、最低1万円から始められます。
なので、最初は1万円からスタートしてしばらく様子を見るのが良いでしょう。
よくあるポイント投資と同じような感覚ですね。
積立も可能
毎月同じ金額を積立したい人もいると思います。
その場合は、積立設定も可能です。
積立設定も1万円からできます。
1年に12回の変更が可能
楽ラップは1年契約です。
特に何もしなければ、契約は自動更新されます。
契約期間中に、契約変更は12回までできます。
- 積立の設定・変更・解除
- 増額
- 減額
- 運用コース変更
手数料コースの変更と解約については、変更回数にカウントされません。
なので、やめようと思えばいつでもやめられます。
まとめ
今回は「自分で投資するのが面倒なら楽ラップを使うのも悪くない」を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 運用成績はどのくらい?
運用コースは5種類:表参照
最初に16問の質問に答えるだけでその人に合った運用コースを提案してくれます。
DRC機能:保守型以外は、さらにDRC機能ありとDRC機能なしに分けられます。
DRCありの場合は、株式が急落した時に一時的に株式を売って債券を買います。
運用コースごとの運用成績:表参照
サービス開始は2017年7月4日なので、約6.2年経っています。
思っていたよりかなり良い数字。
手数料控除前の数字でした:手数料は、固定報酬型で年率最大0.715%。
毎月引かれるので、この数字を鵜呑みにはできません。 - 楽ラップの始め方
楽ラップを始めるには、楽天証券の口座が必要。
お得な口座開設方法:ポイントサイト経由がお得。
個人的に良いと思っているポイントサイトは、下記の2つ。
・モッピー
・ハピタス
どちらのサイトも、ポイントサイトではトップレベルのポイント還元率。
運用コースを決める:運用コースについては、先ほど書いた通り。
あとはお金を入れるだけ:最低1万円から始められます。
積立も可能:積立設定も1万円からできます。
1年に12回の変更が可能:楽ラップは1年契約。
特に何もしなければ、契約は自動更新。
手数料コースの変更と解約については、変更回数にカウントされません。
ということで、今回は終わりにします。