実家でFIREすることのメリットとデメリット

最近では、FIRE(早期リタイア)したいという人も増えてきていると思います。

FIREすればイヤな会社に行く必要もなくなり、自由な時間もたっぷり手に入りますからね。

しかし、FIREするためにはかなりの金融資産が必要になります。

なので、その道のりは険しいと言わざるを得ません。

ただ、毎月の生活費を下げられればその分だけFIREへのハードルは下がります。

その方法の1つに、実家でFIREする方法があります。

ということで、今回は「実家でFIREすることのメリットとデメリット」を書いていきます。

実家FIREのメリット

実家FIREの1番のメリットは、何と言っても毎月の生活費が少なくて済むことです。

生活費が少なければ少ないほど、FIREするのに必要な金融資産は減らせますからね。

毎月3万円節約できれば、必要な金融資産はざっくり1000万円減らせる計算です。

1000万円が稼ぐ不労所得は?

実家FIREが、1人暮らしするより生活費を下げられる大きな理由は次の2つです。

  • 家賃がいらない
  • 車を共有できる

家賃がいらない

実家FIREでは、実家に住むので家賃を支払う必要がありません。

下記のサイトを見ると、1人暮らしの平均家賃は5万854円なのだそうです。

一人暮らしの平均家賃はいくら? 全国平均をチェック

実家FIREでは、その費用を節約できます。

毎月5万円を不労所得で賄おうとすると、1700万円くらいの金融資産が必要になりますからね。

それが必要なくなるのは、実家FIREの大きなメリットです。

ただ、実家に住むからと言って絶対に家賃がタダになるとは限りませんけどね。

家賃をしっかり取る親もいると思うので、そこは親との交渉しだいです。

ただ、親に家賃を支払うにしても所詮は家の中で回るだけのお金です。

自分より金持ちの大家さんに支払うわけではありません。

なので、別にいいかなという感じです。

いずれにしても、あとで揉めないように実家FIREする前に親ときっちり話しておいた方がいいでしょう。

車を共有できる

実家FIREのもう1つのメリットとして、親と車を共有できるということがあります。

大都会に住んでいるなら、そもそも車自体必要ないかもしれませんけどね。

車は、所有しているだけでガソリン代・駐車場代がかかります。

さらに、購入費用・自動車税・車検代・保険料なども馬鹿になりません。

下記のサイトによると、普通車の月平均維持費は約2万1000円かかるのだそうです。

車の維持費は年間いくらかかる?平均費用と節約方法|チューリッヒ

実家FIREでは、その費用を節約できます。

毎月2万1000円を不労所得で賄おうとすると、700万円くらいの金融資産が必要になります。

ただ、車を共有するとどうしても親と車を使う時間が被る時もあります。

その時は我慢するしかありませんけどね。

実家FIREのデメリット

実家FIREにはメリットだけではなく、デメリットも当然あります。

1人暮らしの時と比較して、デメリットになるのは親子関係の煩わしさですね。

  • 母親にこき使われる
  • 父親に働けと言われ続ける

母親にこき使われる

実家FIREすると、母親にいろいろこき使われます。

これは当然と言えば当然ですね。

家に息子(娘)がいれば、普通の親子関係ならこき使われます。

個人的に、よくこき使われるのは車の運転です。

父親も運転できますが、高齢でけっこう運転がヤバくなってきていますからね。

なので、母親からドライバーをよく頼まれます。

1番多いのは買い物で、週に3~4回ほどはドライバーをさせられています。

ただそれが鬱陶しいかと言われると、別にそれほどでもありませんけどね。

FIREすると、日中は孤独で出不精になりがちです。

そんな時に、運転したり母親と会話するのは気分転換になります。

雨の日に遠いところに行けと言われると、少々面倒くさいですけど。

父親に働けと言われ続ける

うちの父親は、数ヶ月に1回は必ず「老後資金を貯めるために働け」と言ってきます。

その度に「もう十分貯めた」と答えていますが…。

うちの親はマネーリテラシーに欠けているので、そもそもFIREなどという言葉は知りません。

FIREと聞くと、ほぼ間違いなく火のことだと思うでしょう。(缶コーヒーは知っているかも)

うちの親に「FIREする」と言ったら、放火するんじゃないかと勘違いされそうです。

なので、会社を辞める時もFIREについては深く説明していません。

ただ「親に生活費の負担はかけることはない」と言っただけです。

親は、自分が貯えを取り崩してどんどん減らしていると思っています。

実際はFIREしてから1000万円以上増えていますが、そう言っても信じようとしません。

なので、最近はその話が出るとすぐに話題を変えます。

話が永遠に平行線をたどることは、目に見えていますからね。

マネーフォワードMEの資産残高でも見せてやれば、納得するのかもしれませんが…。

そこまではする必要もないでしょう。

お金関係の良いサイト

お金関係で、個人的に良いと思うサイトを箇条書きしていきます。

個人的に良いと思う銀行1つだけです。

  • 楽天銀行
    楽天証券との口座連携(マネーブリッジ)で金利アップ。銀行は楽天銀行だけで十分。

個人的に良いと思うクレジットカードは3つです。

  1. 楽天カード
    普段使い。基本は楽天ペイにチャージして使う。楽天ポイントが貯まる。年会費無料。
  2. 三井住友カード(NL)
    SBI証券のクレカ積立で使える。年会費無料。クレカ積立以外で年間10万円利用しないとクレカ積立のポイントがもらえないので10万円だけ使う。
  3. PayPayカード
    国民年金納付で1%のポイント還元があるので、その時だけ使う。年会費無料。

個人的に良いと思う証券会社は3つです。

  1. 松井証券
    iDeCoの商品ラインナップが優秀。iDeCo口座は松井証券で作るのがベスト。
  2. SBI証券
    投信マイレージでポイントが貯まる。新NISA口座と特定口座はSBI証券で作るのがベスト。
  3. 楽天証券
    マネーブリッジで楽天銀行の金利アップ。楽天銀行との連携だけしておく。

個人的に良いと思うポイントサイトは2つです。

  1. モッピー
    口座開設やクレジットカードの申し込みに必須。
  2. ハピタス
    口座開設やクレジットカードの申し込みに必須。

その他、便利だと思うサイトは下記です。

お金関係のAmazonランキングは下記です。

ということで、今回は終わりにします。

【2024年版】マネーフォワード MEの便利な使い方
マネーフォワード MEは、オンライン家計簿、資産管理ツールです。 金融機関を登録するだけで、残高や支出の情報を自動で取り込んで反映してくれます。 無料版でも4つの金融機関を登録できるので、個人的にも愛用しています。 FIREするための資産管理には必須のツールです。 ということで、今回は「【2024年版】マネーフォワード MEの便利な使い方」を書いていきます。 銀行を登録する マネーフォワード MEの無料版では、金融機関を4つまでしか登録できません。 なので、登録する銀行はメインバンクだけにします。 預金がいくつかの銀行に散らばっている場合は、メインバンクに全て移します。 他の銀行で口座振替しているサービスやクレジットカードなどについても、全てメインバンクへ移行します。 移行が終わったら、メインバンク以外は口座解約してもかまいません。 そもそも個人で使う銀行などは、1つあれば十分です。 よほど金持ちでなければ、2つ以上の銀行はいらないでしょう。 メインバンクを1つ選ぶなら、個人的には楽天銀行がおススメです。 金利も高くコンビニATMも使えるので、メガバンクなどより便利でお得です。 楽天銀