インデックス投資はいいですよね。
ポートフォリオにもよりますが、利回りは6%ほど期待できます。
それでいて、始めてからやることはほとんどありません。
たまに投資成績を確認するくらいです。
ただ、始める前にはそれなりの準備をしなければいけません。
ということで、今回はインデックス投資を始める前にやるべきことについて書いていきます。
インデックス投資について勉強する
これは必須です。
自分がこれから何に投資しようとしているかも分からないのに、投資をするのは危険です。
と言っても、そこまでガチガチに勉強する必要はありません。
概要だけ分かれば、とりあえずOKです。
下記のサイトでも読めば、だいたい分かるでしょう(笑)
各資産のリスクとリターンを知る
インデックス投資は、資産に投資する投資方法です。
なので、各資産のリスクとリターンについてはざっくりでも知っておくべきです。
リターンとは、資産の増減率のことです。
リスクとは、リターンのプラスマイナスの振れ幅のことです。
下記のサイトで、過去20年のリスクとリターンを確認することができます。
登録は無料です。
このサイトは、インデックス投資をするなら登録必須だと思います。
インデックス投資をするかどうか決める
現金(銀行預金)は、リスクは0%ですがリターンもほぼ0%です。
各資産は、リターンはありますがリスクも伴います。
それをよく理解した上で、インデックス投資をするかどうか決めます。
別に投資は必須ではありませんからね。
リスクより安全を取りたいなら、やらないのも1つの方法です。
それでもやると言うのであれば、次に進みます。
資産配分を決める
インデックス投資をする時に、最初にやるべきことは資産配分を決めることです。
インデックス投資でよく使われる資産には、次の8種類があります。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内リート
- 先進国リート
リートとは、不動産のことです。
これらの資産を何%ずつ持つか、決めていきます。
持ちたくない資産は、0%でもかまいません。
例えば、次のような感じですね。
- 国内株式→25%
- 先進国株式→25%
- 国内債券→25%
- 先進国債券→25%
株式をオールカントリー(オルカン)にしたい場合は、地域分けしなくてOKです。
株式→50%にしておけば良いでしょう。
あまり悩まずに決める
未来のことは分からないので、どの資産配分が正解なのかは誰にも分かりません。
なので、最初はあまり悩まずに決めれば良いと思います。
変えたくなったら、あとで変えればいいだけなので…。
資産配分の考え方については、下記を見てもらえばと思います。
ただし、超個人的なものなので参考になるかは分かりませんけどね。
ポートフォリオを作る
資産配分の次は、ポートフォリオを作ります。
ポートフォリオとは、簡単に言うと資産ごとに買うインデックスファンドを決めることです。
先ほどの資産配分で作るなら、下記のような感じです。
- 国内株式
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)→12.5%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)→12.5%
- 先進国株式
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス→15%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)→10%
- 国内債券
eMAXIS Slim 国内債券インデックス→25%
- 先進国債券
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス→25%
同じ資産でも指数が違うものに投資する時は、インデックスファンドを分けます。
その時は、資産内で保有する割合を決めます。
重要なのは信託報酬の低さ
インデックスファンドは、同じ指数に連動するものでも種類がたくさんあります。
しかし、同じ指数に連動するなら中身は同じです。
中身が同じなら、信託報酬が低い方が良いでしょう。
その方が、ボラれなくて済みますからね。
インデックスファンドの信託報酬を調べるには、下記のサイトが便利です。
このサイトは、お気に入りに登録必須でしょう。
迷ったらeMAXIS Slim
これは、完全に主観の話になります。
なので、無視してもらってかまいません。
個人的には、インデックスファンド選びで迷ったらeMAXIS Slimにしておけば良いと思います。
一応「とことんコストを追及する」という謳い文句になっていますからね。
それなりに安心できます。
1ヶ月悩むくらいならeMAXIS Slimにしておいて、あとで変えましょう。
投資する口座を決める
インデックス投資ができる口座には、NISA口座、iDeCo口座、課税口座の3つがあります。
それ以外もあるのかもしれませんが、自分は知りません。
それぞれの口座は、次のような特徴があります。
- NISA口座
年間360万円まで投資可能。トータルでは1800万円まで投資可能。売却時に税金がかからない。 - iDeCo口座
投資する時は所得控除がある。受け取り時は税金がかかる。ただ、控除が使える場合もある。口座を作ると毎月手数料がかかる。 - 課税口座
売却時に税金が取られる。
迷ったらまずNISAから
これは、完全に主観の話になります。
なので、無視してもらってかまいません。
個人的には、①NISA口座②iDeCo口座③課税口座の順で使えば良いと思います。
その理由については、下記の記事で書きました。
なので、そちらを見てもらえば良いと思います。
証券会社を選ぶ
最後に、口座を作る証券会社を決めます。
証券会社選びで1番重要なのは、インデックスファンドの品揃えです。
いくらポートフォリオで良いインデックスファンドを選んでも、買えなくては全く意味がありません。
下記のサイトの下の方に、インデックスファンドの品揃え数のランキングが載っています。
そこのランキング上位の会社から選べば、間違いないでしょう。
口座開設は、モッピーからがお得です。
下記にリンクを貼っておきます。
特に理由がなければ、どれか1社で十分です。
NISA口座を作るには課税口座も必要なので、セットで作れば良いでしょう。
iDeCoは慎重に選ぶ
iDeCo口座を作る証券会社の選び方は、NISA口座、課税口座と少し違います。
NISA口座、課税口座よりも、さらに慎重に選ばなくてはいけません。
その理由については、下記の記事で書きました。
なので、そちらを見てもらえば良いと思います。
とりあえず、こんなところでしょうか。
ということで、今回は終わりにします。