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20年で5000万円を作るために必要な毎月の投資額


FIREするなら最低5000万円の金融資産が必要かな?
最近では、FIRE(早期リタイア)したいという人も増えてきていると思います。FIREすればイヤな会社に行く必要もなくなり、自由な時間もたっぷり手に入りますからね。しかし、FIREするためにはかなりの金融資産が必要になります。なので、その道のりは険しいと言わざるを得ません。ただ、漠然と険しいと言っているだけでは一生FIREなどできません。まずは、FIREするためにどのくらいの金融資産が必要なのかを知っておく必要があります。ということで、今回は「FIREするなら最低5000万円の金融資産が必要かな?」を書いていきます。投資の4%ルールFIREするためには、まず金融資産が生み出す毎月の不労所得について知っておく必要があります。そのための目安として、投資の4%ルールというものがあります。投資の4%ルールとは、簡単に言うと資産運用しながら毎年金融資産の4%を取り崩していく方法です。そうすることで、ほとんどの場合死ぬまで金融資産がなくならないという研究結果があります。まあ、アメリカでの研究結果ですが…。ただ、今は日本でもいろいろなインデックスファンドが買えるので参考にはなると思います。ということで

最近では、FIRE(早期リタイア)したいという人も増えてきていると思います。

FIREすればイヤな会社に行く必要もなくなり、自由な時間もたっぷり手に入りますからね。

しかし、FIREするためにはかなりの金融資産が必要になります。

なので、その道のりは険しいと言わざるを得ません。

ただ、漠然と険しいと言っているだけでは一生FIREなどできません。

しっかり計画を立てて、投資していく必要があります。

ということで、今回は「20年で5000万円を作るために必要な毎月の投資額」を書いていきます。


FIREするための準備期間

前回の記事で書きましたが、FIREするには最低5000万円の金融資産が必要です。

ただ、問題となるのは何年で5000万円を作るのかということです。

老後になってから作っても意味がありませんからね。

FIRE(早期リタイア)と言うからには、最低でも40~50歳の間に5000万円を作りたいところです。

そうなると、準備に30年はかけられません。

40代でFIREすることを考えると、準備期間は20年が妥当なところだと思います。

なので、遅くとも30歳までには準備を始めたいところです。


インデックス投資の平均リターン

20年で5000万円を作るためには、資産運用することが大前提です。

元本割れのリスクはありますが、銀行預金では全然お金が増えませんからね。

ただ、そこで問題となるのは投資の想定リターンを何%に設定するかです。

そこで、今回はインデックス投資のリターンを参考にします。

個人的に、庶民の投資はインデックス投資の一択だと思っているので…。

myINDEX 資産配分ツールを使って調べます。

インデックス投資の資産配分は人それぞれですが、今回は手堅くGPIFと同じ割合にします。

  • 日本株:25%
  • 先進国株:25%
  • 日本債券:25%
  • 先進国債券:25%

調べた結果、過去20年の平均リターンは5.9%でした。(2004年2月末-2024年2月末、円ベース)

ただ、投資信託の場合は多少手数料がかかります。

なので、平均リターンは5%とするのが妥当なところでしょうか。

今後も同じリターンが続くとは限りませんけどね。


毎月必要な投資額

それでは、20年で5000万円を作るために必要な毎月の投資額を調べていきます。

5000万円に到達する年月一覧

まず、いろいろな条件で5000万円に到達する年月を調べます。

楽天証券の積立かんたんシミュレーションを使います。

20年以下は赤色表示にしています。

  金融資産5000万円に到達する年月
毎月の投資額 リターン3% リターン4% リターン5% リターン6% リターン7%
1万円 86年10ヶ月 71年11ヶ月 61年10ヶ月 54年5ヶ月 48年10ヶ月
2万円 66年1ヶ月 55年11ヶ月 48年10ヶ月 43年6ヶ月 39年4ヶ月
3万円 54年10ヶ月 47年1ヶ月 41年6ヶ月 37年4ヶ月 34年0ヶ月
4万円 47年4ヶ月 41年1ヶ月 36年7ヶ月 33年1ヶ月 30年4ヶ月
5万円 41年10ヶ月 36年9ヶ月 32年11ヶ月 29年11ヶ月 27年6ヶ月
6万円 37年7ヶ月 33年3ヶ月 30年0ヶ月 27年5ヶ月 25年4ヶ月
7万円 34年2ヶ月 30年6ヶ月 27年8ヶ月 25年5ヶ月 23年6ヶ月
8万円 31年5ヶ月 28年2ヶ月 25年8ヶ月 23年8ヶ月 22年0ヶ月
9万円 29年1ヶ月 26年3ヶ月 24年0ヶ月 22年2ヶ月 20年8ヶ月
10万円 27年1ヶ月 24年7ヶ月 22年7ヶ月 20年11ヶ月 19年7ヶ月
11万円 25年4ヶ月 23年1ヶ月 21年4ヶ月 19年10ヶ月 18年7ヶ月
12万円 23年10ヶ月 21年10ヶ月 20年2ヶ月 18年10ヶ月 17年8ヶ月
13万円 22年6ヶ月 20年8ヶ月 19年2ヶ月 17年11ヶ月 16年10ヶ月
14万円 21年4ヶ月 19年8ヶ月 18年3ヶ月 17年1ヶ月 16年2ヶ月
15万円 20年3ヶ月 18年9ヶ月 17年5ヶ月 16年5ヶ月 15年6ヶ月
16万円 19年3ヶ月 17年10ヶ月 16年9ヶ月 15年9ヶ月 14年10ヶ月
17万円 18年5ヶ月 17年1ヶ月 16年0ヶ月 15年1ヶ月 14年4ヶ月
18万円 17年7ヶ月 16年5ヶ月 15年5ヶ月 14年7ヶ月 13年10ヶ月
19万円 16年10ヶ月 15年9ヶ月 14年10ヶ月 14年0ヶ月 13年4ヶ月
20万円 16年2ヶ月 15年2ヶ月 14年4ヶ月 13年7ヶ月 12年11ヶ月

毎月12~13万円の投資額が妥当

先ほどの表では、平均リターン5%では毎月13万円の投資額で19年2ヶ月でした。

ただ、毎月12万円の投資額でも20年2ヶ月でした。

なので、20年で5000万円を作るには毎月12~13万円の投資が必要という結果が出ました。

普通のサラリーマンには、なかなかキツイ金額です。

ただ、毎月の投資額が不足するならボーナスで補填してもかまいません。

それくらいなら誤差の範囲だと思います。

ただ、ボーナスの額は会社によって違うので補填できない人もいるでしょうが…。

リターンが多少低くてもそれほど影響なし

表を見ると、リターンの差は思ったほど年月に影響を与えません。

毎月の投資額 リターン3% リターン4% リターン5% リターン6% リターン7%
12万円 23年10ヶ月 21年10ヶ月 20年2ヶ月 18年10ヶ月 17年8ヶ月

リターンが4%でも21年10ヶ月、3%でも23年10ヶ月しかかかりません。

これくらいなら、全然誤差の範囲だと思います。

なので、毎月12万円投資するならリターンをあまり気にする必要はないということです。

投資額を多少増やしてもそれほど影響なし

表を見ると、毎月の投資額の差も思ったほど年月に影響を与えません。

毎月の投資額 リターン5%
10万円 22年7ヶ月
11万円 21年4ヶ月
12万円 20年2ヶ月
13万円 19年2ヶ月
14万円 18年3ヶ月

毎月の投資額を14万円に増やしても18年3ヶ月かかります。

逆に、毎月の投資額を11万円に減らしても21年4ヶ月、10万円に減らしても22年7ヶ月しかかかりません。

なので、無理してまで毎月の投資額を増やす必要はないということです。

もちろん無理に減らす必要もありませんが…。

金融資産が5000万円を超えたあとはどうすれば良いのか?
最近では、FIRE(早期リタイア)したいという人も増えてきていると思います。FIREすればイヤな会社に行く必要もなくなり、自由な時間もたっぷり手に入りますからね。しかし、FIREするためにはかなりの金融資産が必要になります。なので、その道のりは険しいと言わざるを得ません。ただ、しっかり計画を立てて金融資産が5000万円に到達した人もいると思います。そういう人は、次の作戦を考える必要があります。ということで、今回は「金融資産が5000万円を超えたあとはどうすれば良いのか?」を書いていきます。完全リタイアするのもアリまず1つ目の考え方として、完全にリタイアする方法があります。イヤな会社とはおさらばして、FIRE生活に突入します。5000万円の金融資産があれば、毎月15万円の不労所得が入ってくる計算です。ただ、毎月15万円で生活できる人はそう多くはないと思いますが…。家賃や住宅ローンを支払っている人、既婚者や子供がいる人などは難しいでしょうね。しかし、独身で実家住みなら可能だと思います。それほど贅沢はできませんけどね。イレギュラーな出費があった時などは、生活を切り詰める必要があります。まあ、