自分は2022年11月に投資信託を楽天証券からSBI証券に移管しました。
その理由は、単純に楽天証券のポイント制度の改悪です。
残高達成でポイントプレゼント | 取引ガイド | 投資信託 楽天証券
2022年3月までは、投資信託を持っているだけでポイントをもらえていたんですけどね。
それが4月から1ポイントももらえなくなったのです。
なので、投資信託を持っているだけでポイントがもらえるSBI証券に投資信託を全部移しました。
SBI証券では、移管にかかる手数料を全額負担してくれるキャンペーンも実施中ですからね。
しかし、移管は思ったよりも大変でしたが…。
ということで、今回は趣味の投資信託(楽天証券→SBI証券への移管が無事完了)を書いていきます。
移管手続き
実際の移管手続きの手順については、楽天証券では次のページに詳しく載っています。
事前準備
移管の事前準備はいろいろありますが、重要なところは次の4つです。
- 移管先でも同じ投資信託を取り扱っていることを確認する
- 移管先の口座を開設する(特定口座から移管の場合は特定口座の開設)
- 移管手数料(1銘柄3300円(税込))を楽天証券の口座に入れる
- 自動スイープの設定を変更する
具体的に言うと、まず移管したい投資信託がSBI証券にあるか確認します。
SBI証券の「ファンド検索」で同じ商品が見つかればOKです。
たまに楽天証券のファンド名をコピペしても引っ掛からないことがあるので注意が必要です。
移管したい投資信託が無事見つかれば、次にSBI証券で証券口座を作ります。
証券口座を作る時は「モッピー」または「ハピタス」経由がお得です。
両方登録して、その時にもらえるポイントが多い方を使いましょう。
あとは移管手数料(1銘柄につき3300円)を楽天証券の口座に入れておけばOKです。
自動スイープにしている人は、移管手数料が勝手にスイープされないように設定変更します。
手数料を引き落とす時に残高が足りないと失敗します。
「マイメニュー」→「マネーブリッジ」で変更できます。
移管書類送付
事前準備が終わったら、移管書類の作成に入ります。
必要な書類は下記の2つです。
- 特定口座内保管上場株式等移管依頼書
- 本人確認書類(運転免許証のコピーなど)
特定口座内保管上場株式等移管依頼書は下記の1ページ目にあります。
1ページ目を印刷して、2ページ目にある見本通りに記載していきます。
依頼書には投資信託が4本しか記載できないので、それより多い場合は複数枚必要になります。
自分は24本一気に移管しようと考えていたため、6枚も書くはめになりました。
投資信託の名前はいちいち長いので、ものすごく手が疲れましたね。
特にニッセイは長過ぎです。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)(再投資型)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(再投資型)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンド(再投資型)
など…。
依頼書を書き終わったら、本人確認書類と一緒に封筒に入れて郵送します。
封筒には返信用ラベルを貼るだけでOKです。(切手は必要なし)
返信用ラベルは6ページ目にあります。
書類送付後
書類を郵送したら、あとはただ待っているだけです。
手続きには2週間~1ヶ月かかると書いてありますが、混み具合によります。
2022年3月にやろうとした時は、手続き開始まで1ヶ月半待たされました。
手続きが開始されると、楽天証券から「移管(出庫)手続きを開始します」というメッセージが届きます。
しかし、それで安心してはいけません。
書類に不備があった場合は後日「移管(出庫)の依頼を受付できませんでした」というメッセージが届きます。
そして、苦労して書いた書類が送り返されてきます。
書類に不備がなければ「移管(出庫)日が決定しました」というメッセージが届きます。
このメッセージが来たら、移管が成功したと思って良いでしょう。
その後「移管(出庫)手続き中です」「移管(出庫)手続きが完了しました」と来て、無事完了です。
移管が終わると楽天証券の口座から投資信託が消え、SBI証券の口座に移っているはずです。
投信お引越しプログラム
無事SBI証券に投資信託が移管できたとしても、それで終わったわけではありません。
楽天証券に支払った移管手数料をSBI証券からもらわなければいけません。
自分の場合は24本も移管したので7万9200円もかかりましたからね。
キャッシュバック申込の流れは下記のページに書いてあります。
申込書類送付
SBI証券の投信お引越しプログラムの申し込みに必要な書類は下記の2つです。
- 投資信託入庫申込書
- 移管手数料領収書等(写し)
「投資信託入庫申込書」にも、投資信託の名前を全部書く必要があります。
申込書には投資信託が10本しか記載できないので、それより多い場合は複数枚必要になります。
その場合「1枚目に合計移管手数料をご記入願います」と書かれているので、その通りにします。
もう1つ準備するのは移管手数料領収書ですが、楽天証券の領収書は電子メールです。
移管手続きが完了すると「【楽天証券からのお知らせ】移管(出庫)手続完了のお知らせ 兼 移管手数料領収書」という件名のメールが届きます。
これをそのまま印刷します。
申込書を書き終わったら領収書と一緒に封筒に入れて郵送します。
封筒には「返信用封筒ラベル」を貼るだけでOKです。(切手は必要なし)
書類受付期間は入庫日から3ヶ月後の月末までなので、移管が終わったらすぐに申し込みましょう。
書類送付後
書類を郵送したら、あとはただ待つだけです。
キャッシュバックの時期は「書類到着が完了した月の翌月末」となっています。
キャッシュバックされれば預り金に入るので、しっかり確認しましょう。
実際のところ、書類を郵送してもSBI証券からは何の連絡もありませんでした。
金額が金額だっただけに、キャッシュバックされるまで少しドキドキしましたね。
もし書類に不備があった場合はSBI証券から何らかの連絡があるのでしょうか?
今回はすんなり行ったので、その辺のところはよく分かりません。
まとめ
今回は、趣味の投資信託(楽天証券→SBI証券への移管が無事完了)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 移管手続き
事前準備:重要なところは次の4つ。
・移管先でも同じ投資信託を取り扱っていることを確認する
・移管先の口座を開設する(特定口座から移管の場合は特定口座の開設)
・移管手数料(1銘柄3300円(税込))を楽天証券の口座に入れる
・自動スイープの設定を変更する
移管書類送付:必要な書類は下記の2つ。
・特定口座内保管上場株式等移管依頼書
・本人確認書類(運転免許証のコピーなど)
依頼書には投資信託が4本しか記載できないので、それより多い場合は複数枚必要。
封筒には返信用ラベルを貼るだけでOKです。(切手は必要なし)
書類送付後:手続きには2週間~1ヶ月かかると書いてありますが、混み具合によります。
書類に不備がなければ「移管(出庫)日が決定しました」というメッセージが届きます。 - 投信お引越しプログラム
申込書類送付:必要な書類は下記の2つ。
・投資信託入庫申込書
・移管手数料領収書等(写し)
申込書には投資信託が10本しか記載できないので、それより多い場合は複数枚必要。
楽天証券の領収書は電子メール。
封筒には「返信用封筒ラベル」を貼るだけでOKです。(切手は必要なし)
書類受付期間は入庫日から3ヶ月後の月末まで。
書類送付後:キャッシュバックの時期は「書類到着が完了した月の翌月末」
キャッシュバックされれば預り金に入るので、しっかり確認しましょう。
ということで、今回は終わりにします。
趣味の投資信託関連の記事一覧