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趣味の投資信託(最初の頃にやっていたアホすぎる投資方法)

投資情報_タイトル

自分はインデックス投資をする前は、かなりアホな投資をしていました。

例えば、次のような投資方法です。

  • 証券会社のおススメを買う
  • ファンドスコアが下がったら売る
  • 騰落率の低いファンドを買う
  • 100本の投資信託を買う

こうして羅列してみても、ヒドイものですね。

これらを半年くらい続けてから、ようやくインデックス投資の存在を知りました。

当然ですが、この半年でけっこう損しています。

ということで、今回は趣味の投資信託(最初の頃にやっていたアホすぎる投資方法)を書いていきます。

証券会社のおススメを買う

投資_H2見出し

最初に引っかかったのがコレですね。

投資信託を始めようとは思ったものの、ド素人なので全く知識がありません。

なので、まず見たのが証券会社のホームページです。

そのページには、ファンドマネージャーが厳選した投資信託が10本おススメされていました。

  • 明治安田日本債券ファンド(ホワイトウィング)
  • DIAM 国内株オープン(自由演技)
  • 三井住友・中小型株ファンド
  • MHAM J-REITアクティブオープン毎月決算コース(物件満彩)
  • AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)
  • 楽天資産形成ファンド(楽天525)
  • パインブリッジ・米国REITインカムファンドBコース(為替ヘッジなし)(バイリンガル)
  • ピクテ・バイオ医薬品ファンド(1年決算型)円コース
  • エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)為替ヘッジあり
  • T&Dインド中小型株ファンド(ガンジス)

どう厳選したらこうなるのか分かりませんが、2017年はこの10本がおススメされていました。

ざっと見たところ、低コストのインデックスファンドは全くおススメされていません。

それどころか、管理費用2%以上の極悪ファンドもあります。

今は多少マシになったようですが、それでも証券会社のおススメなど見る価値はありません。

ファンドスコアが下がったら売る

次にやったのが、ファンドスコアを見て買うことでした。

ファンドスコアとは | 楽天証券

上記の説明を読んでも、ファンドスコアの計算方法はさっぱり分かりません。

ファンドスコアは5段階の評価になっており、5が1番良い評価です。

それを信じて、ファンドスコアが5の投資信託だけを買っていました。

これもイマイチな方法だと思いますが、まだ許せます。

それよりもバカだったのが、ファンドスコアが下がった投資信託をすぐに売っていたことですね。

当時は、投資信託で儲かった時に税金がかかることなど全く知りませんでした。

なので、ファンドスコアが4に下がった投資信託をガンガン売っていました。

やはり投資信託を始める前に、ある程度の勉強はしておいた方がいいですね。

売って儲かると税金を取られるので、投資信託はガチホが基本です。

騰落率の低いファンドを買う

投資_H2見出し

今思えば、これが1番バカだったかもしれませんね。

騰落率とは、一定の期間でどのくらい上がったか下がったかを率で表したものです。

騰落率が低ければ、以前より基準価格が下がっていることになります。

普通に考えれば、騰落率の低い投資信託を買いたい人などいないでしょう。

それなのに、なぜ騰落率の低い投資信託を買ったかというと理由があります。

その理由は、どこかに「下がっている投資信託を買え」と書いてあったからです。

どこに書いてあったかは、もう忘れました。

「下がっている=騰落率が低い」と考えて、騰落率の低い投資信託を買いまくったというわけです。

今考えると、ホントにアホですね。

騰落率の低い投資信託が全てダメとは思いません。

しかし、そのままズルズル下がっていく投資信託もかなりあります。

要は、騰落率の低さで投資信託を選ぶ必要はないということですね。

100本の投資信託を買う

投資_H2見出し

これもかなりバカですね。

なぜ100本の投資信託を買ったかというと、これもちゃんとした理由があります。

どこかで「分散投資が大切」と書いてあるのを読んだからです。

「分散投資=本数を増やす」というふうに考えたんですね。

なので、毎月予算10万円を使って100本を1000円ずつ買っていました。

しかも、その時買った投資信託は騰落率の低い順です。

これはもうアホすぎますね。

ほとんどが信託報酬バカ高で毎月分散型の投資信託でした。

しかも、エマージング債とコモディティばかり…。

これだけ買っているのに、地域も資産も全く分散されていないのが笑えますね。

今そのラインアップを見ると、けっこうな確率で繰上償還されています。

当然と言えば、当然ですが。

分散投資は本数ではなく、地域と資産で分けなければいけません。

まとめ

今回は、趣味の投資信託(最初の頃にやっていたアホすぎる投資方法)を書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • 証券会社のおススメを買う
    低コストのインデックスファンドは全くおススメされていません。
    管理費用2%以上の極悪ファンドもあります。
    証券会社のおススメなど見る価値はありません。
  • ファンドスコアが下がったら売る
    投資信託で儲かった時に税金がかかることなど全く知りませんでした。
    売って儲かると税金を取られるので、投資信託はガチホが基本。
  • 騰落率の低いファンドを買う
    どこかに「下がっている投資信託を買え」と書いてあった。
    「下がっている=騰落率が低い」と考えて、騰落率の低い投資信託を買いまくった。
    騰落率の低さで投資信託を選ぶ必要はない。
  • 100本の投資信託を買う
    どこかで「分散投資が大切」と書いてあるのを読んだ。
    「分散投資=本数を増やす」というふうに考えた。
    その時買った投資信託は騰落率の低い順。
    ほとんどが信託報酬バカ高で毎月分散型の投資信託。

ということで、今回は終わりにします。

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