ザ・タワーは、なかなか面白いですよね。
今でもたまにやりたくなります。
ザ・タワーでは、地上80階・地下6階建てのビルを自由に作れます。
しかし、ビルが高くなればなるほど住人の移動に時間がかかってしまいます。
なので、エレベーターや階段、エスカレーターをどう設置するかが非常に重要になってきます。
ということで、今回はザ・タワーの攻略(移動設備の設置方法)を書いていきます。
住人の特性
このゲームでは、いかに効率良く住人を移動させるかが重要です。
そのためには、まず住人の特性を理解する必要があります。
住人のストレス
住人は、生活しているとストレスが溜まります。
住人が感じるストレスには、移動ストレスと環境ストレスがあります。
ストレスが極限に達すると、住人はビルから出て行ってしまいます。
移動ストレス
移動にかかる時間と歩くことによる疲労で発生します。
エレベーターや階段までの距離が遠い、エレベーターの待ち時間が長い、階段の利用など。
ただし、特大エレベーターへの移動ではストレスを感じません。
環境ストレス
騒音や不便さによって発生します。
医療室や駐車場がない、うるさいテナントが近くにある、テナント料が高いなど。
住人の行動パターン
住人は適当に移動しているのではなく、決まった行動パターンで移動します。
住人の行動パターンは、次の5つです。
- 移動には最寄りの移動設備を使う
- エレベーターの乗り継ぎは1回だけ
- エスカレーターは連続5回、階段は連続2回までしか利用しない
- スカイロビーでしかエレベーターの乗り継ぎをしない
- 目的の施設は最寄りのスカイロビー、1Fの順で探す
これらの特性を十分に理解した上で、移動設備を設置していく必要があります。
エレベーターの設置方法
エレベーターは、次の3種類があります。
- スタンダードエレベーター
- 特大エレベーター
- サービスエレベーター
1つのビルには、エレベーターを24基まで設置できます。(カゴは1基につき6個まで)
スタンダードエレベーター
スタンダードエレベーターは「自分の部屋⇔ロビー階」への移動に使います。
ロビー階は全部で6フロアあるので、1つのロビー階に対してスタンダードエレベーターを2基割り当てます。
なので、合計12基必要です。
問題はどのように設置するかですが、ロビー階の上下7階を2基のエレベーターで担当させるのが効率的です。
30階のロビーなら「30階⇔31~37階」で1基、「30階⇔23~29階」で1基割り当てます。
23階の住人は一度30階に上がるので一見非効率的に見えますが、15階に降りるより早くロビー階に到着します。
特大エレベーター
特大エレベーターは「1階⇔スカイロビー」と「地下⇔スカイロビー」への移動に使います。
スカイロビーは全部で5フロアあるので、1つのスカイロビーに対して特大エレベーターを2基割り当てます。
なので、合計10基必要です。
問題はどのように設置するかですが、1階、地下から各スカイロビーを直結させるのが効率的です。
30階のスカイロビーなら、「1階⇔30階」に1基、「地下1~6階⇔30階」に1基割り当てます。
「1階⇔30階」に1基を割り当てるのはもったいないような気がしますが、1階からスカイロビーに移動する住人や一般客はたくさんいます。
なので、1基を丸ごと割り当てる価値はあります。
もう1基で、地下を丸ごとカバーします。
サービスエレベーター
サービスエレベーターは「レストラン→ゴミ回収場」への移動に使います。
レストランをどの階に置くかにもよりますが、2基あれば十分でしょう。
サービスエレベーターはルームキーパーも使えますが、エレベーターの待ち時間がもったいないので使わせません。
ルームキーパーには、階段を使わせる方が効率的です。
エレベーターの設定
エレベーターは、個別に動作の設定ができます。
- 曜日・時間帯ごとのカゴの動き
平日・休日の時間帯ごとに各階停止・下り急行・上り急行が設定できる。 - 標準待機階
カゴを待機させる階の設定。6個のカゴについて個別で設定できる。 - 停止・非停止階
通過させたい階がある場合に設定する。 - 待機機対応の条件
住人がエレベーターのボタンを押したときに、何フロア以上離れている時に他のカゴに任せるかの設定。 - ロビー階出発の間隔
住人が乗ってから出発するまでの時間の設定。0秒、30秒、60秒、90秒で設定可能。定員に達すると時間前でも出発する。
どの設定も一長一短あるので、どの設定にするかはハッキリ言って好みです。
個人的には、いろいろ試して「各階停止」に落ち着きました。
階段とエスカレーターの設置方法
階段とエスカレーターは、合計で64個まで設置可能です。
使い方としては、次の2つでしょうか。
- 住人をロビー階に移動させる
- ルームキーパーに使わせる
住人をロビー階に移動させる
階段とエスカレーターは「自分の部屋⇔ロビー階」への移動に使います。
ロビー階は全部で6フロアあるので、1つのロビー階に対して階段またはエスカレーターを8個割り当てます。
なので、合計48個必要です。
問題はどのように設置するかですが、ロビー階の上下2階×2ヶ所を階段またはエレベーターで担当させるのが効率的です。
30階のロビーなら「30階⇔31、32階」で2個×2ヶ所、「30階⇔28、29階」で2個×2ヶ所割り当てます。
2ヶ所の設置場所については、フロアのどこからでも同じ距離になるように設置すると住人のストレスが溜まりにくくなります。
スタンダードエレベーターの負担を減らす
階段またはエスカレーターでロビー階の上下2階を担当させることによって、問題になるのがスタンダードエレベーターとの兼ね合いです。
階段とエスカレーターで行けるフロアに、スタンダードエレベーターが止まる必要はありません。
なので、ロビー階の上下2階はスタンダードエレベーターが停止しない設定にすると効率的です。
30階のロビーなら「30階⇔33~37階」で1基、「30階⇔23~27階」で1基割り当てます。
これで、スタンダードエレベーターの負担を減らせます。
ルームキーパーに使わせる
もう1つの効果的な使い方は、ルームキーパーの「メンテナンスルーム⇔ホテル客室」への移動です。
階段は待ち時間がないので、効率的にベッドメイクができます。
余っている階段は、全部使ってもOKです。
ルームキーパーが階段で移動できる階には、サービスエレベーターを停止させる必要はありません。
商業施設以外にエスカレーターを設置したい場合
エスカレーターは、商業施設(ショップとレストラン)の前にしか設置できません。
しかし、次の技を使えばショップとレストランの前以外でも設置できます。
- エスカレーターを設置したい場所の施設を壊す
- レストランを設置する
- エスカレーターを設置する
- レストランを壊す
- 元の施設を設置する
要は、エスカレーターを設置する時だけ商業施設を作ればOKです。