Thirty Three & 1/3(ジョージ・ハリスン)の超個人的レビュー

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Thirty Three & 1/3」は、1976年11月8日に発売されました。

ビートルズ解散後5作目のジョージ・ハリスンのソロアルバムです。

このアルバムも数えきれないくらい聴いています。

ジョージのアルバムは、どれも全部聴いていますけどね。

というわけで、下記の3点についてまとめてみます。

  • アルバムについて軽く紹介
  • 良い曲
  • その他の曲

このアルバムは、ジョージにしては珍しく万人受けしそうなアルバムです。

ということで、今回はThirty Three & 1/3(ジョージ・ハリスン)の超個人的レビューを書いていきます。

アルバムについて軽く紹介

このアルバムの曲リストは、下記になります。

  1. Woman Don’t You Cry For Me
  2. Dear One
  3. Beautiful Girl
  4. This Song
  5. See Yourself
  6. It’s What You Value
  7. True Love
  8. Pure Smokey
  9. Crackerbox Palace
  10. Learning How To Love You

前作の「Extra Texture」は、1975年9月22日に発売されました。

なので、1年2ヶ月振りの新作ということになります。

ジョージが33歳の時ですね。

「Thirty Three & 1/3」というタイトルは、ジョージの年齢に因んで付けられたとのことです。

しかし、よく考えてみるとジョージはここまで凄まじい人生を送っていますね。

ビートルズ解散の時が、まだ27歳だったというから驚きです。

前作は、全体的にどんよりした仕上がりでした。

聴いた人は「ジョージ、大丈夫か?」と思ったかもしれませんが、今作は大丈夫です(笑)

生気を取り戻して、良い曲をたくさん作っています。

アルバムの出来としては、個人的にはジョージの中でもかなり良い方だと思います。

良い曲

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このアルバムで特に良いと思う曲は、次の2曲です。

  • Beautiful Girl
  • See Yourself
  • It’s What You Value
  • Crackerbox Palace

Beautiful Girl

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「Beautiful Girl」は、ひたすらキレイな曲ですね。

入りのメロディもサビのメロディも非常にキレイに仕上がっています。

ジョージにしては珍しいくらいです。

この曲などは、もっと有名になっていてもおかしくないと思いますけどね。

何回でも繰り返し聴ける曲です。

See Yourself

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「See Yourself」は、やはり外せませんね。

いかにもジョージらしいというか、歌の入り方が独特で何とも言えず渋くてカッコいいですね。

最初聴いた時は変な曲だと思いましたが、何回か聴いているうちに慣れました。

時間も短めにまとめてスパッと終わるのもいいですね。

It’s What You Value

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「It’s What You Value」も個人的には外せませんね。

まず、イントロがめちゃくちゃカッコいいですね。

それに加えて、歌い出しもまたカッコ良すぎです。

サビに入ると、いつものジョージらしく一本調子のメロディで押していく感じです。

しかし、そこもグイグイ来ていい感じです。

この曲は良い曲に入れるかどうか迷いましたが、ギリギリ入れました。

Crackerbox Palace

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「Crackerbox Palace」は、間違いなく良い曲です。

ジョージファンのみならず、全ての人に聴いてほしいと思う曲です。

メロディはジョージにしてはキャッチ―なので、聴きやすいと思います。

この曲はシングルにもなっており、ミュージックビデオも作られています。

このミュージックビデオが必見ですね。

ミュージックビデオの監督は、モンティ・パイソンのエリック・アイドルです。

独特な世界観で不気味ですが、面白いのでぜひ一度観てほしいですね。

ちなみに、撮影場所はジョージの自宅のフライアー・パークなのだそうです。

めちゃくちゃ広くて羨ましいですね。

一度でいいからこんな家に住んでみたいものです。

さすが元ビートルズ、お金持っています。

その他の曲

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その他の曲についても簡単に書いていきます。

このアルバムも捨て曲は一切ありません。

「Woman Don’t Cry For Me」は、イントロがカッコいい曲です。

サビのメロディもカッコいいですね。

ジョージが書いたとは思えない曲だと思っていたら、1960年代後期に書かれた曲だそうです。

曲はカッコいいのですが、ジョージのボーカルが相変わらずヘロヘロなのが少し笑えます。

「Dear One」は、サビだけ盛り上がる曲です。

最初はお経っぽい出だしから始まりますが、サビになると一転して盛り上がります。

そして、またお経に戻っていきます。

そういう曲ですが、悪い曲ではありません。

「This Song」は、なかなかノリの良い曲です。

このアルバムのファーストシングルになっています。

歌詞の内容は、盗作で裁判沙汰になった「My Sweet Lord」のことを歌っています。

ミュージックビデオは、裁判所っぽいところでバカ騒ぎしています。

ただ、良い曲に入れるにはちょっと軽すぎますね。

「True Love」は、コール・ポーターという人が作った曲です。(詳しくは知りませんけど)

全曲ジョージの作曲だと思って聴いていたので、少しびっくりです。

ただ、原曲を聴いてもイマイチピンときませんね。

ジョージのバージョンの方が聴きやすくて、断然いい仕上がりだと思います。

スライドギターもいい感じです。

「Pure Smokey」は、イントロと間奏が良い感じの曲です。

曲が始まってからしばらく演奏が続くので、一瞬インストゥルメンタルかと思うくらいです。

それでも良かったですけど。

ジョージの歌詞は、really got a hold on meだけやけにハッキリ聞こえますね。

「Learning How To Love You」は、優しいバラードです。

悪くはないのですが、このアルバムでは1番印象に残らない曲です。

ただ、繰り返し聴いてもイヤになりません。

まとめ

今回は、Thirty Three & 1/3(ジョージ・ハリスン)の超個人的レビューを書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • アルバムについて軽く紹介
    「Thirty Three & 1/3」というタイトルは、ジョージの年齢に因んで付けられたとのこと。
    アルバムの出来としては、個人的にはジョージの中でもかなり良い方。
  • 良い曲
    Beautiful Girl:入りのメロディもサビのメロディも非常にキレイ。
    何回でも繰り返し聴ける曲。
    See Yourself:歌の入り方が独特で何とも言えず渋くてカッコいい。
    時間も短めにまとめてスパッと終わるのもいい。
    It’s What You Value:イントロがめちゃくちゃカッコいい。
    それに加えて、歌い出しもまたカッコ良すぎ。
    Crackerbox Palace:メロディはジョージにしてはキャッチ―。
    ミュージックビデオが必見。
    撮影場所はジョージの自宅のフライアー・パーク。
  • その他の曲
    「Woman Don’t Cry For Me」は、イントロがカッコいい曲。
    「Dear One」は、サビだけ盛り上がる曲。
    「This Song」は、なかなかノリの良い曲。
    「True Love」は、コール・ポーターという人が作った曲。
    「Pure Smokey」は、イントロと間奏が良い感じの曲。
    「Learning How To Love You」は、優しいバラード。

ということで、今回は終わりにします。