【ジョン・レノン】ビートルズ初期の曲を独断と偏見でレビュー

音楽_タイトル

ジョンレノンがいなかったら、ビートルズはこんなに有名になっていなかったかもしれませんね。

Please Please Me

「Please Please Me」は1963年3月に発売されました。

記念すべきビートルズのデビューアルバムです。

ジョンは1940年10月生まれなので、まだ22歳の時ですね。

このアルバムでジョンの作曲した曲としては「Misery」「Ask Me Why」などがありますが、初期にしてはなかなか良い出来だと思います。

アルバムのタイトルとなった「Please Please Me」は、ジョンのハーモニカが印象的な曲で2枚目のシングルとして発売されました。

昔「ひらけ!ポンキッキ」でイントロが流れていたような記憶があり、久しぶりに聴いた時もイントロだけ覚えていました。

まあしかし初期のアルバムはそれほど好きではありませんので、あまり聴きませんけどね。

With the Beatles

「With the Beatles」は1963年11月に発売されました。

ビートルズ2作目のアルバムで、ジョンが23歳の時ですね。

このアルバムもそれほど好きではありません。

なので普段ほとんど聴きませんけどね。

昔はそこそこ聴いていました。

このアルバムでのジョンは、最初の2曲がいい感じです。

アルバムのオープニングを飾る「It Won’t Be Long」は、シングルカットしても十分ヒットしたと思います。

それくらいカッコいい曲です。

ぶっちゃけ「From Me to You」よりは断然良かったと思いますが、まだできていなかったんでしょうか?

「All I’ve Got To Do」の方はロックという感じではありませんが、これもまあまあいい曲です。

あとはそこそこと言った感じで、この辺ではあまり書くことがありませんね。

A Hard Day’s Night

「A Hard Day’s Night」は1964年7月に発売されました。

ビートルズ3枚目のアルバムです。

同タイトルの映画は、日本ではなぜか「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」という少し恥ずかしいタイトルになっています。

さて、このアルバムでのジョンの活躍ぶりは凄まじいと言うしかありません。

ほとんど全ての曲を1人で作っており、かつまたその出来が素晴らしいのです。

ポールなど別にいなくてもいいというような感じです。

ある意味このアルバムがジョンの1番の全盛期だったかもしれません。

まずタイトル曲の「A Hard Day’s Night」は、できた瞬間に「はい、1位間違いなし」という感じです。

これはビートルズ初期の作品の中でも相当好きな曲ですね。

他にも「Any Time At All」「When I Get Home」「You Can’t Do That」などは、いい感じにロックしています。

かと思えば「If I Fell」「I’ll Cry Instead」「I’ll Be Back」など少しバラードっぽい曲なんかも書いたりもしています。

この頃は歩いていても良い曲が作れたのでは?と思うくらいです。

この辺のビートルズは完全にジョン主導ですね。

Beatles for Sale

「Beatles for Sale」は1964年12月に発売されました。

ビートルズ4作目のアルバムです。

前作はジョン全開のロックンロールアルバムでしたが、今作はジョンも控えめでビートルズとしてはわりと地味な印象です。

ジャケットの雰囲気も暗い感じですしね。

ジョンの曲もなんとなく暗くなっていますが、1曲目の「No Reply」はいいですね。

これはシングルになっていてもおかしくない曲だと思います。

その次の「I’m A Loser」はそれに及ばないまでも、いい曲の部類には入るのではないでしょうか。

あとはボチボチと言った感じですね、このアルバムでは他に書くことはありません。

Help!

「Help!」は1965年8月に発売されました。

ビートルズ5作目のアルバムです。

このアルバムでのジョンの働きは、前作よりだいぶ素晴らしいですね。

24歳にして、早くも少し円熟味が出てきたような気がします。

作った作品で言うと「Help!」「You’ve Got To Hide Your Love Away」「Ticket To Ride」くらいですが、どれも間違いなくいい曲です。

まず「Help!」はジョンが「Help!」と歌った瞬間に「はい、また1位確定ですね」となったでしょう。

「You’ve Got To Hide Your Love Away」もジョンが「Hey!」と叫んだ瞬間に「素晴らしい!」となったことでしょう。

問題はもう1曲の「Ticket To Ride」ですが、こちらは噛めば噛むほど味が出る系ですね。

どちらかと言うとシングル向きではないような気もしますが、この頃は何を出しても1位を取れたのでしょう。

Rubber Soul

「Rubber Soul」は1965年12月に発売されました。

ビートルズ6作目のアルバムです。

自分が思うジョンの全盛期アルバムであり、素晴らしい曲をいくつか発表しております。

特に「Girl」「In My Life」については、ビートルズの名曲の中の1つ(2曲ありますが)と言ってもいいでしょう。

もちろんどちらもシングルカットしても余裕で1位を取っていたでしょうし、両A面でも良かったくらいです。

そうですね、今思えば両A面でシングルカットしてほしかったですね。

「Paperback Writer」よりは100倍いいと思います。

そんなこと言うとポールファンが怒るかもしれませんけど。

「In My Life」は、ジョンとポールでどちらがメインで作ったかの見解が分かれているようですね。

しかし自分はジョンがメインで作ったのではないかと思っています。

どこが?と問われると困りますが、このメロディはいかにもジョンが作りそうな感じです。

ポールが作ったメロディのようには聴こえませんね。

それにこの頃になると、ほとんど全ての曲で作曲者がメインで歌っています。

この曲だけポール作曲なのにジョンが歌うというのも非常に不自然です。

まあ真相は知りませんけどね、ぶっちゃけどちらでもいいですけど。

もちろんその他にも「Norwegian Wood」「Run For Your Life」などもいい曲だと思います。

ということで、今回は終わりにします。