最近、「FIREしたい!」という声をよく聞くようになりました。
自由な時間を手に入れ、イヤな会社に行かなくて済むなんて、まさに夢のよう。
でも、現実的にFIREするためには、結構な金額の資産が必要になるんですよね。
大金を手にするためにコツコツ働き続けるのも一つの方法ですが、生活費を切り詰めることができれば、そのハードルもグッと下がります。
その方法の一つが、「実家でFIRE」なんです!
実家に住みながら、少ない生活費でFIREを実現する方法と、そのメリット・デメリットについて、今日はちょっとお話ししてみますね。
実家FIREのメリット
実家FIREを目指す最大のメリット、それはズバリ、毎月の生活費を大きく削減できること。
これ、すごく重要です。
生活費が少ない分、FIREに必要な金融資産を大幅に減らすことができます。
例えば、月々3万円の節約ができれば、必要な資産は約1000万円も減らせるんです!
でも、どうして実家だとこんなに節約できるのか。
実家でFIREの最大のポイントは2つあります。
家賃がいらない
実家でFIREする一番の魅力は、やはり家賃が不要な点。
というか、家賃を払う必要がないので、無駄なお金を節約できます。
例えば、一人暮らしの平均家賃は月36,380円(参考:総務省「家計調査報告」2022年)。
もし、この36,380円を不労所得で賄おうと思うと、約1,100万円ほどの資産が必要になりますが、実家FIREだとその分丸ごと浮かせることができるんです。
もちろん、家賃を取られる親もいるかもしれませんが、それでも外部の大家さんに払うよりはかなりマシ。
お金が家の中で回るだけですからね。
- 家賃がかからない
- 外部の大家さんにお金を払わない
- 親との交渉次第でさらにメリット
車の維持費も節約できる
実家FIREでは、親と車を共有することで、車の維持費を大幅に削減できます。
都市部に住んでいる場合は車が必要ないかもしれませんが、車の維持費って意外と高いんですよ。
普通車の月平均維持費は約2万1000円(参考:日本自動車連盟)。
もしこれを不労所得で賄おうと思うと、約700万円の資産が必要になりますが、実家で親と車を共有することで、実質そのコストをゼロにできるわけです。
- 車の維持費が削減できる
- 共有できることで生活費が浮く
- 都市部では車が不要な場合もあり
実家FIREのデメリット
さて、実家FIREにももちろんデメリットはあります。
やっぱり、親と一緒に住むということは、それなりに煩わしい点もあります。
特に、親子関係が絡む問題が少なからずあるので、しっかり理解しておくことが大切です。
母親にこき使われる
実家に住むと、母親に何かとこき使われることがあります。
まあ、親子だからこそ、よくお願いされるのは仕方ないんですが、特に私の場合は、車の運転が多いんですよ。
買い物に連れて行ったり、ちょっとした用事でドライバーを頼まれたり。
そんなに負担ではないのですが、時には雨の日に遠出を頼まれると、面倒に感じることもあります。
でも、外に出るきっかけになるので、意外と気分転換にもなるんですけどね。
- 車の運転を頼まれることが多い
- 気分転換になる場合もある
- 面倒な時もあるが、外に出る機会が増える
父親に働けと言われる
さらに、父親から「働け」と言われることもあります。
私はすでに十分に貯金があり、FIREもしているので、働く必要はないんですが、うちの父親は「老後資金を貯めろ」と何度も言ってきます。
FIREの意味すら理解していないので、「会社辞めるのは火事を起こすから?」と勘違いされてしまう始末。
お金が増えていることを見せても、なかなか納得してもらえません。
- 親がFIREの意味を理解しないことが多い
- 「働け」と言われることがある
- 深く説明する前に、気まずくならない方法を考える
まとめ: 実家でFIREするメリットとデメリット
実家でFIREを目指すのは、生活費を大きく削減できるという非常に魅力的な方法ですが、親子関係による煩わしさもあります。
家賃がいらない点や車の維持費がかからない点は、かなり大きなメリットですが、親に「働け」と言われたり、母親にこき使われることも覚悟しないといけません。
でも、親との関係がうまくいけば、実家FIREはかなり快適な方法になる可能性も大いにあります。
実際、生活費が大きく減る分、資産形成が加速するので、長期的にはかなり有利になるでしょう。
実家でFIREを目指してみませんか?
実家でのFIRE生活、どうでしょうか?
メリットも多いですが、デメリットも少しあるので、自分の親との関係性をしっかり考えた上で取り組んでみてください。
もし親との関係が難しければ、別の方法で資産形成を進めるのもアリですよ!
※親子関係をしっかり調整した上で、実家でFIRE生活をスタートしてみましょう!