エアーマネジメント2で旅客数を効率的に増やす戦略

エアーマネジメント2_タイトル スーパーファミコン

スーパーファミコンの経営シミュレーション『エアーマネジメントII 航空王をめざせ』は、航空会社を発展させて世界の空を制するゲームです。

中でも旅客数の増加は売上とシェアに直結する最重要項目。

この記事では、実際にプレイしながら試行錯誤した結果たどり着いた、旅客数を伸ばすための具体的な施策を紹介します。

どれもゲーム序盤から使える実践的なものばかりです。

運賃を下げて集客を狙う

特定の路線の旅客数を増やすには、運賃を下げるのが効果的です。

運賃は、標準運賃の±50%の範囲で設定できます。

特に、他社と競合している路線では他社より運賃を下げると効果的です。

運賃を1番安くしても客が乗らない場合は、その程度しか需要がないということです。

そういう路線は閉鎖して別の路線を構築するか、便数を減らしてコスト削減するしかありません。

  • 他社より運賃を下げると競争力が高まる
  • 安くしても客が増えない路線は撤退検討対象
  • 便数を減らしてコスト削減も選択肢

観光施設で旅客数を増やす

特定の都市への旅客数を増やしたい時は、事業を購入するのが効果的です。

都市には最大6つの事業がありますが、都市によって購入可能な事業は異なります。

事業の一覧は、下記になります。

表1: 各事業の効果と特徴

事業 価格 効果 人口 観光レベル
パビリオン 都市への旅客増加が期待できる 1
シティホテル 2倍 ホテル利用客だけでなく接続している航路でも旅客が増える
ミュージアム 2倍 都市への旅客増加が期待できる 2
リゾートホテル 4倍 ホテル利用客だけでなく接続している航路でも旅客が増える
シャトルバス 4倍 周辺の都市との交通が整備されたことにより旅客増が期待できる 約15%増
コンサートホール 4倍 都市への旅客増加が期待できる 4
トラベルエージェント 5倍 エリア内でのキャンペーン成功確率アップが期待できる
プレジャーボート 5倍 都市への旅客増加が期待できる 5
ケータリングサービス 6倍 サービスキャンペーンに使う
グランドホテル 8倍 ホテル利用客だけでなく接続している航路でも旅客が増える
フェリーボート 10倍 周辺の都市との交通が整備されたことにより旅客増が期待できる 約20%増
スキーグラウンド 12倍 都市への旅客増加が期待できる 12
コミューター 16倍 周辺の都市との交通が整備されたことにより旅客増が期待できる 約33%増
ゴルフリンクス 16倍 都市への旅客増加が期待できる 16
レジャーランド 20倍 都市への旅客増加が期待できる 20

(出典:筆者調べ)

事業の価格は、1番安いパビリオンとの比較です。

事業は価格が高いので、資金に余裕ができてから購入すれば良いと思います。

  • 資金に余裕ができたタイミングで事業を購入するのが得策
  • 高額な事業ほど旅客増の効果が大きい
  • 交通系・宿泊系・観光系など効果の種類にも注目する

3種類のキャンペーンを活用

事業の購入と絡めて旅客数を増やしたい時は、キャンペーンの実施が効果的です。

キャンペーンの実施に成功すると効果は1年間続きますが、失敗することもあります。

キャンペーンは、次の3種類があります。

  • カルチャーキャンペーン
    カルチャー施設で様々な催しを行う。
    必要な事業:パビリオン、ミュージアム、コンサートホール
  • サービスキャンペーン
    搭乗前後の送迎や機内食の充実。
    必要な事業:シャトルバス、フェリーボート、コミューター、ケータリングサービス
  • レジャーキャンペーン
    レジャー施設を用いた格安なツアー。
    必要な事業:プレジャーボート、レジャーランド、ゴルフリンクス、スキーグラウンド

各キャンペーンの実施条件は、エリア内に路線がある都市で必要な事業を1つ以上保有していることです。

キャンペーンに成功すると、エリア内の必要な事業を持っている都市で旅客数が増えます。

キャンペーンは、3つ同時に実施することもできます。

トラベルエージェントを購入するとキャンペーンの成功確率が上がりますが、費用をかければ成功確率も上がるため、特に購入する必要はないと思います。

  • キャンペーンは3種類あり、対応する事業の所持が必要
  • 実施条件を満たしていれば複数同時に実施可能
  • 成功確率は費用で補えるため無理に事業購入しなくてもよい

座席数の多い機材を使う

搭乗率が100%の路線がある時は、座席数の多い航空機に変更するのが効果的です。

これは当然で、需要があるのに供給が足りていないということです。

座席数の多いおススメの航空機はA360です。

表2: A360のスペック概要

項目 内容
価格 1億5750万ドル
座席数 500席
航続距離 6000km
燃費 60
販売開始年 2005年
メーカー エアバス社

(出典:ゲーム内データ)

価格はやや高めですが、座席数は圧巻の500席です。

シナリオ4で座席数が200のMD100を使っている場合は、販売開始されたら徐々に入れ替えていきましょう。

東南アジアでは、一気に旅客数が増えると思います。

  • 搭乗率100%の路線は航空機を大型化するチャンス
  • A360は500席の超大型機で供給力抜群
  • MD100からの航空機入れ替えは販売開始後が目安

路線の再編で順位を上げる

上記の対策をしてもまだライバル会社に旅客数で勝てないエリアがある時は、そのエリアの路線を増やします。

まず、路線を減らしても順位が1位をキープできそうなエリアの路線を1つ閉鎖します。

そして、負けているエリアで1路線増やします。

そうすることで、そのエリアの旅客数が増えます(減らしたエリアの旅客数は減りますが)。

それでもまだ負けている場合は、勝てるまで路線を増やし続けます。

  • 勝っているエリアの路線を削り、負けているエリアに投入
  • 減らしたエリアが1位を維持できることが前提
  • 勝つまで路線を増やし続ける強気の戦略も有効

まとめ:旅客数を増やす5つの方法

エアーマネジメント2_ニューヨーク⇔エリア間の路線構築

運賃の調整、事業投資、キャンペーンの活用、大型機材の導入、そして路線の再配置。

この5つの施策を組み合わせることで、旅客数を着実に伸ばしていくことができます。

ゲーム中の状況に応じて柔軟に対応し、自社の航空ネットワークを拡大していきましょう。

スーファミで遊ぶ名作経営ゲーム

エアーマネジメント2は、経営シミュレーション好きにぴったりの一本です。

スーファミ世代の方はもちろん、戦略ゲーム初心者にもわかりやすく、じっくり遊べる良作。まだプレイしたことがない方は、ぜひ手に取ってみてください。

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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は©コーエーテクモゲームスに帰属します。