資産運用と交渉、サイコロ運が絶妙に絡み合うスーパーファミコンの名作『いただきストリート2』。
本記事では、初心者から上級者まで役立つ、ゲーム序盤から終盤にかけての攻略ポイントを徹底解説します。
店の買い方や株の活用、競売や配当といった細かな戦術も含めて、勝つために必要な知識を網羅しました。
これを読めば、あなたも資産王への道が開けるはずです。
序盤は店とサラリーを狙え
序盤は、最初の1~2周目くらいでしょうか。
序盤では、サラリーをもらいながら空いているお店をできるだけ多く買っていきましょう。
空いているルートを狙う
最初のサイコロでは、誰も進んでいないルートがあれば、そちらを選択しましょう。
その方がライバルがいないので、お店を買いやすくなります。
ただ、COMはそういうことを気にしないのでガラ空きのルートがあっても普通に追いかけて来ますけどね。
そのときは、あきらめるしかありません。
サイコロ順が1番の時もどうしようもないので、追いかけて来ないように祈るしかありません。
店は序盤にできるだけ買う
序盤で大事なことは、お店をたくさん買うことです。
そのためには、止まったところのお店を片っ端から買っていく必要があります。
そこで1番避けたいのは、お金が足りなくなってお店が買えなくなることです。
そのため、最初のサイコロでは1番安いお店を買います。
COMは最初のサイコロで1番高いお店を買いますが、1周目の途中でお金が足りなくなってお店が買えなくなるのをよく見かけます。
サラリーは序盤の要
序盤の1番大きな収入源は、サラリーです。
序盤は買い物料もそれほど期待できませんし、株も持っていないので株でも儲けられません。
なので、早くマークを集めてサラリーをもらう方がお金が増えます。
サラリーの優先度が下がるのは、手持ちのお金と株が増えてからです。
チャンスカードは縦狙い
チャンスカードを引く時は、一列で揃えるとボーナスがもらえます。
揃える列は、縦横斜めのいずれでもOKです。
もらえるボーナスは、下記になります。
- 4枚:40G
- 5枚:50G
- 6枚:60G
- 7枚:70G
- 8枚:200G
COMは縦に並べることが多いので、こちらも縦に並べると8枚揃いやすいです。
ただ、チャンスカードは縦の列で良い列と悪い列が割とハッキリ分かれているような気もします。
そのため、悪い列のときは他の列に行きたくなるんですよね…。
店の売却は競売が有利
買い物料が払えずお店を売る時は、銀行がお店の75%の価格で買い取ります。
そのあと銀行が競売にかけて高く売れたとしても、そのお金は全て銀行の懐に入ります。
例えば、買い物料が払えず400Gのお店を売ると銀行が300Gで買い取ります。
そのあと銀行が競売にかけて600Gで売れても、自分には1Gも入ってきません。
しかし、自分でお店を競売にかける場合は売れた金額が全額自分の懐に入ります。
600Gで売れれば、600Gがまるまる自分の懐に入ることになります。
しかも、誰も買わなくても銀行が100%の価格で買い取ってくれるので損はしません。
なので、止まるとヤバいお店がある時はサイコロを振る前に自分でお店を競売にかけるのも1つの方法です。
もちろんサイコロ運に賭けるのも1つの方法ですけどね。
競売にかけると自分のお店が減ってしまうため、悩ましいところです。
- 最初はサラリーとお店の確保を優先する
- 誰も通らないルートを選び、お店を買いやすくする
- お店の売却時は競売を活用して損を防ぐ
中盤は株と店交換で差をつけろ
中盤が始まるのは、3周目以降でしょうか?
中盤では、同一エリア内のお店を増やしていくことを考えます。
店の交換でエリア制圧を狙う
中盤になると空いているお店も少なくなるので、自力で同一エリアのお店を増やすのは困難です。
そこで考えるのは、お店の交換です。
交換できるお店は、すぐにでも交換する方がよいと思います。
その理由は、自分と交換相手だけが得をするので、他の2人より有利になるのは間違いないからです。
さらに、自分に有利な条件で交換すれば、交換相手とも差がつくので一石三鳥です。
ただ、お店の交換は同一エリアの2軒目までにしておく方が無難です。
3軒目まで交換すると、危険なエリアになる可能性がありますからね。
増資は株購入後に行う
当然ですが、お店の増資は株を買ってから行います。
どのくらいの株を買うかというと、最低でも99株以上は買いたいですね。
それくらい買っておかないと、増資しても大して儲かりません。
99株ないときは、増資をあきらめます。
配当は確実に得る工夫を
このゲームでは、そのエリアの株を持っていると誰かが買い物した時に配当をもらえます。
もらえる配当の額は、下記のようになります。
- 1株所有:買い物料×4%の配当
- 2株所有:買い物料×8%の配当
- 3株所有:買い物料×12%の配当
- 4株所有:買い物料×16%の配当
- 5株以上所有:買い物料×20%の配当
そのため、一度買った株は必ず5株残して売るようにします。
ただ、複数のプレーヤーが同じ株を持っている時は保有割合で山分けになります。
- 店の交換は中盤の主力戦術
- 株を買ってから増資しないと利益が出にくい
- 株は配当を意識して最低5株残す
終盤は5倍買いと株で勝負
中盤と終盤の境目はよくわかりませんが、5~6周目以降でしょうか。
目標金額の半分以上が貯まったあたりからです。
5倍買いで主導権を握る
ゲームを有利に進めるためにお店交換は有効ですが、同一エリアの3軒目や4軒目の交換は危険です。
増資限度額が一気に増え、増資されると買い物料がバカ高くなってしまいます。
そのため、基本的に3軒目以降は5倍買いで無理やり買っていきます。
狙うお店は、2軒または3軒持っているエリアのできるだけ安いお店です。
ただし、狙ったお店にピタリと止まれる機会はなかなかありません。
そのため、狙ったお店に止まったときは、多少無理してでも買うようにします。
あとは株を買って増資を繰り返せば、勝ちに近づくことは間違いありません。
10株売りで相手をけん制
株は一度に10株以上売ると値下がりします。
それを利用して、お金を減らしたいプレーヤーがたくさん持っている株をわざと10株売って損をさせることができます。
この技は、負けそうになったときに有効です。
ただ、自分も損をするのであまり好きな技ではありませんが…。
- 3軒目以降は5倍買いで強引にエリア制圧
- 増資と株で一気に稼ぐ
- 10株売りで相手の資産を削る戦術もある
まとめ:いただきストリート攻略法
いただきストリート2では、序盤は店とサラリーで資産を築き、中盤は株と店の交換で基盤を固め、終盤は5倍買いと増資で一気に勝利を狙うのが基本戦術です。
場の流れを読む力と、リスクを恐れず投資する判断力が勝敗を分ける鍵になります。
戦略を使い分けながら、最後まで冷静に勝機を見極めてください。
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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は株式会社スクウェア・エニックスに帰属します。