求職活動実績作りはハローワークで職業相談するのが1番簡単

失業保険をもらうには、求職活動実績が必要です。

しかも1ヶ月に2回も。

求職活動とは次のようなものです。

  • ハローワークで職業相談
  • セミナー受講
  • 会社に面接に行く

要は、次の仕事を探せということです。

自分はしばらくのんびりしようと思っていたので、求職活動などする予定はありませんでした。

しかし、失業保険は欲しい!

なので、渋々求職活動をしてみることにしました。

ということで、今回は「求職活動実績作りはハローワークで職業相談するのが1番簡単」を書いていきます。

職業相談1回目

とりあえず、求職活動をやってみることにしました。

しかし、何をやっていいのかサッパリ分かりません。

なので、最初はハローワークで職業相談してみることにしました。

めっちゃドキドキでしたけどね。

「働く気がないのがバレたらどうしよう」などと真剣に考えておりました。

職業相談する時は、当日にハローワークの受付で申し込みます。

予約は特に必要ありません。

持っていくものは、失業認定申告書と雇用保険受給資格者証だけでOKです。

順番が来ると、自分の受付番号と担当窓口がアナウンスされます。

担当者は優しそうなおじいさんでした。

何を聞けばいいのか全く分かりませんが、とりあえず適当に質問してみます。

自分

よろしくお願いします。
前と同じ職種で何かいい求人ありませんか?

担当者

ではちょっとリストを印刷してみます。

(印刷が終わるのをボーっと待つ)

担当者

○○で絞った一覧のリストです。

(50社くらい載っているリストを渡される)

自分

こんなに多いとどれにしようか迷いますね…。

(適当にピックアップする)

自分

…これとこれの詳細情報を印刷してください。

担当者

分かりました、少々お待ちください。

(印刷が終わるのをボーっと待つ)

担当者

あ!

自分

どうしました?

担当者

今選ばれた求人は年齢オーバーでした。

自分

そうですか、じゃあ他のを探してみます。

(だんだん疲れてくる)

自分

…ゆっくり考えたいので持ち帰って検討していいですか?

担当者

分かりました、お疲れさまでした。

最後に求職活動実績の証明となるハンコを押してくれて、職業相談は終わりです。

職業相談してみた感想は「思っていたよりもずっと簡単」です。

「ホントに仕事探す気あるのか?」などと勘繰られるようなこともありませんでした。

これなら大丈夫そうですね。

所要時間は5~10分といったところです。

職業相談2回目

前回の窓口は年配の方でしたが、2回目は若いお姉さんが対応してくれました。

ちょっと事務的で冷たい感じでしたね。

相談の内容は、ざっくり書くとこんな感じでした。

自分

よろしくお願いします。
それで今日の相談ですが…。

担当者

まずお名前をお願いします。

自分

…○○と言います。

新しい求人で良さそうなやつはありませんか?

担当者

…何か希望の職種はありますか?

自分

今求人が多いのはどういう職種ですか?

担当者

そうですね、今は警備関係の仕事が割と多いですね。

自分

そうですか。

じゃあ警備の仕事で最近出た求人をピックアップしてもらえますか?

担当者

…分かりました。しばらくお待ちください。

(さすがに印刷するのが早い)

担当者

お待たせしました、ご確認ください。

自分

(真剣に見る振りをして)持ち帰って検討してみます。
今日はありがとうございました。

担当者

(ハンコを押してくれて)お疲れさまでした。

とまあ、こんな感じでした。

注意点としては、最初に名乗ることくらいですかね。

終始冷たい感じの対応でしたが、求職活動実績となるハンコは押してくれたので良しとします。

職業相談3回目

3回目は認定日の前日でした。

認定日とは、求職活動実績をチェックする日です。

認定日までに求職活動を2回していなければ、失業保険はもらえません。

なので、期限ギリギリでした。

今度は1回目とは別の優しそうなおじいさんが対応してくれました。

自分

○○と申します。(前回注意されたのでまず名乗る)
今日はよろしくお願いします。

担当者

本日はよろしくお願いします。

自分

それで今日の相談なんですが…。(準備していた相談を切り出そうとする)

担当者

ハンコ押しておけばいいですか?

自分

はい?
それで今回の相談なんですけど…。

担当者

(ハンコをポンと押しながら)何かありますか?

自分

親の介護で週3日しか働けないのですが…。
そういう求人をピックアップしてもらえますか?

担当者

ああ、そういうことですか。(ニッコリ)
じゃあ調べてみますので少し待ってくださいね。

(とりあえず間を持たせる)

自分

…最近の求人数はどうですか?

担当者

前よりは少なくなってきてますね。

自分

いつになったらまた求人増えますかね?

担当者

やはりここは観光地ですからね。観光客が戻ってきたらまた増えると思いますよ。

自分

そうですか、少し先になりそうですね。

担当者

(A4数枚の一覧を渡してくれて)ではじっくり検討してください。

自分

はい、今日はありがとうございました。

とまあ、こんな感じの緩い時間でした。

まさか相談も聞かずにハンコを押そうとするとは…。

どうも求職活動実績目当てだということが最初からバレバレだったようです。

おそらく認定日前日は求職活動実績目当ての人が多いのでしょう。

その手の対応は慣れたものという感じでした。

職業相談の相談例

自分が使えると思う相談内容は下記になります。

  • ○○の職種で働きたいのですが…
  • 家庭の事情で残業できないのですが…
  • マイカー通勤したいのですが…

こんな感じですね。

何か条件を伝えて「求人票のリストが欲しい」と言うのがポイントです。

すると、担当者は求人リストを印刷してくれます。

ハローワークには、自分で印刷できるパソコンもありますけどね。

担当者は「自分で印刷しろ」とは言いません。

ハローワークに来る人の中には、パソコン操作が苦手な人もたくさんいますからね。

検索ソフトもけっこう使いにくいです。

リストをもらったら「家でゆっくり検討します」と言えばOKです。

担当者も「今すぐ決めろ」とは言えませんからね。

ハンコをポンと押してくれて終了です。

転職先を探すなら

転職先を探すなら、ハローワークだけでは不安です。

他のサービスも並行して使う方が良いでしょう。

その候補となるのが、次のサイトです。

ハローワークに出ていない求人も多数あります。

求人の選択肢は多いに越したことはありませんからね。

とりあえず登録しておけば、前職より良い仕事も見つかるかもしれません。

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まとめ

今回は「求職活動実績作りはハローワークで職業相談するのが1番簡単」を書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • 職業相談1回目
    当日にハローワークの受付で申し込みます。
    持っていくものは、失業認定申告書と雇用保険受給資格者証だけでOK。
    担当者は優しそうなおじいさん。
    内容は上記参照
    職業相談してみた感想は「思っていたよりもずっと簡単」
    所要時間は5~10分。
  • 職業相談2回目
    若いお姉さんが対応。
    内容は上記参照
    注意点としては、最初に名乗ることくらい。
  • 職業相談3回目
    認定日の前日。
    なので、期限ギリギリ。
    1回目とは別の優しそうなおじいさんが対応。
    内容は上記参照
    求職活動実績目当てだということが最初からバレバレ。
    おそらく認定日前日は求職活動実績目当ての人が多い。
  • 職業相談の相談例
    ・○○の職種で働きたいのですが…
    ・家庭の事情で残業できないのですが…
    ・マイカー通勤したいのですが…
    何か条件を伝えて「求人票のリストが欲しい」と言うのがポイント。
    リストをもらったら「家でゆっくり検討します」と言えばOK。
  • 転職先を探すなら
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ということで、今回は終わりにします。