園芸、いいですよね。
土をいじりながら静かな時間を過ごすと、ストレスもあっという間に解消されます。
ただ、忙しい現代人にとって毎日庭に時間を割くのは難しい。
そんなときにピッタリなのが、手間いらずで美しい花を咲かせる植物です。
今回は、まさにそれにぴったりの「マツバボタン」をご紹介!
忙しいあなたでも、簡単に育てられるその魅力に迫ります。
マツバボタンの基本と育て方
マツバボタンは、初夏から秋にかけて次々に花を咲かせる、小さくてカラフルな植物です。
その背丈は小柄で、最大でも20センチ程度。花色もバラエティ豊かで、赤、ピンク、オレンジ、黄、白と多彩なラインアップを揃えています。
面白いのは、花が1日しか咲かないこと。
でも心配無用!
育ち始めたら、毎日新しい花が咲き続けるんです。
手間がかからないので、忙しい人でも育てやすいのが特徴です。
- 日当たりの良い場所を選ぶ
- 乾燥には強いが水やりは時々必要
- 少ない肥料で十分育つ
初心者は苗から育てるのが安心
マツバボタンを育てるなら、種よりも苗を買ってきたほうが断然ラクです。
種から育てるのも面白いですが、少し手間がかかるので初心者にはおすすめできません。
苗を買えば、すぐに育て始められて、すぐに花を楽しめます。
マツバボタンの苗は、だいたい5月頃から売り出されます。
価格も手頃で、1つの苗ポットは約200円程度。
1ポットに2~3株が植えられていることが多いです。
- 花が咲いている苗を選ぶ
- 色がわかるものを選ぶ
- 品質が良いものを選ぶ
差し芽で簡単に増やせる方法
マツバボタンは、差し芽で簡単に増やせるんです。
差し芽とは、伸びた芽を切って、地面に差しておくだけで新しい株ができるという、簡単な方法。
たったこれだけで、どんどん増やしていけるので、庭を花いっぱいにするのも夢じゃありません!
やり方も簡単で、切った芽の根元部分を地面に差しておけばOK。
1~2週間で根が付き、成長を始めます。
- 1~2週間で根が付く
- 7月中旬までに行う
- 植える場所をよく考える
水やりと肥料は少なくてOK
マツバボタンは乾燥に強いので、庭に植えた場合は水や肥料を控えめにしても大丈夫。
過剰に水をやりすぎると、逆に根腐れの原因になることもあります。
カンカン照りの日が続いたときに、少し水をあげる程度でOK。
肥料も1~2回、7~8月に与えれば十分です。
- 水やりは控えめに
- 肥料は少なめで十分
- 乾燥に強い植物
マツバボタンの剪定で花が増える
成長が早いマツバボタンですが、時々茂りすぎて花より葉が目立ってしまうことも。
そんなときは、思い切って刈り込みをしましょう!
花が咲いていても蕾があっても気にせず、ハサミでジョキジョキ切ってOK。
そうすることで、切った部分から新しい花が増えて、また庭が華やかになりますよ。
- 1~2回程度でOK
- 花が咲いていても気にしない
- 2週間後に新しい花が咲く
雑草とナメクジ対策がポイント
日当たりが大事なマツバボタンですが、背の高い雑草が生えてきたら取り除いてあげましょう。
雑草が日光を遮ってしまうので、マツバボタンの成長を妨げます。
また、害虫はほとんど付きませんが、ナメクジが花びらを食べることがあります。
これが気になるなら、ナメトールなどを撒いて対策しましょう。
その他の害虫はあまり問題になりません。
- 雑草が育たないように気をつける
- ナメクジ対策をする
- 過剰な害虫駆除は不要
まとめ:手間いらずで花いっぱい
マツバボタンは、手間がかからず、毎日新しい花が咲くので、忙しい人にはぴったりの植物です。
苗を買ってきて差し芽で増やし、水や肥料も控えめでOK。
少しの手入れで、簡単に花がいっぱいになるので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
ガーデニングライフを楽しもう!
マツバボタンを育てて、庭を華やかにしましょう!
花が咲くたびに心が和むので、毎日のストレスも軽くなりますよ。
※ただし、花の色や育て方に気を付けて、より楽しいガーデニングライフを送りましょう!