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【50代からの資産形成】ポートフォリオは「eMAXIS Slim」で十分な理由

インデックス投資_積み上げられたコインとグラフ

インデックス投資という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、実際に何をどう始めたらよいか分からず、手を出せていない方も少なくないのではないでしょうか。

私もそうでした。

ですが2017年から本格的にインデックス投資を始め、試行錯誤しながらポートフォリオを整えてきました。

その結果、たどり着いた結論が、「まずはeMAXIS Slimで十分」ということです。

この投資信託シリーズを中心に考えるだけで、初心者でも無理なく堅実な資産運用が可能になります。

ここでは、ファンドの選び方から実際のポートフォリオ構成まで、私自身の経験をもとにわかりやすく解説していきます。

インデックス投資の仕組みと始め方

インデックス投資_歩いている人物と長い一本道

インデックス投資とは、市場の平均を示す「指数(インデックス)」と同じ動きをする投資方法です。

代表的な指数には、日経平均株価や米国のS&P500などがあります。

このような指数に連動した投資信託を購入することで、たくさんの企業に一度に分散投資することができます。

投資初心者でもリスクを抑えながら運用できるのが魅力です。

インデックス投資では、まず「アセットアロケーション(資産配分)」を決めます。

その後、それぞれの資産に合った投資信託を選び、ポートフォリオを構成していきます。

豆知識:「アセットアロケーション」は、資産を株式・債券・リートなどにどう配分するかを決める作業で、リターンとリスクのバランスに最も影響します。
  • インデックス投資は市場平均に連動する投資
  • 初心者でも分散投資が簡単にできる
  • 最初に資産配分(アセットアロケーション)を決める

👉 【インデックス投資】アセットアロケーションに最適解はあるのか?

インデックスファンド選びで重視すべき点

インデックス投資_カレンダーと「積立」マーク

インデックスファンドを選ぶ際に注目すべきなのは以下の2点です:

  • 信託報酬(手数料)の安さ
  • 純資産額の多さ

特に信託報酬は長期で見れば資産の増減に大きく影響します。

同じ指数に連動しているファンドなら、少しでも安い手数料のものを選ぶのが合理的です。

また、純資産額が大きいファンドは多くの人が投資している証拠で、安定性や継続性が高くなります。

豆知識:信託報酬は口座から直接引かれるのではなく、ファンドの資産から日々差し引かれます。そのため目に見えにくいコストでもあります。
注意点:純資産額が少ないファンドは、人気が出ず繰上償還(強制終了)になるリスクがあります。手間を避けるためにも、ある程度の規模があるファンドを選びましょう。
  • 信託報酬は長期で差が出る重要なコスト
  • 純資産額が大きいほど安心して運用できる
  • 小さな違いでも大きな差になる

eMAXIS Slimはなぜ選ばれているか

インデックス投資_分散された地球儀や複数の建物

「eMAXIS Slim」は、三菱UFJアセットマネジメントが提供する低コストのインデックスファンドシリーズです。

このシリーズは、「業界最低水準の運用コストをめざす」と明言しており、他社が信託報酬を下げれば追随する動きも見せています。

ラインナップも非常に充実しており、株式・債券・リート(不動産投資信託)などを幅広くカバーしています。

これ一つでポートフォリオが完結できるほどです。

豆知識:eMAXIS Slimの「オール・カントリー」は世界中の株式に分散投資できるファンドで、これ1本で国際分散投資が完了します。
注意点:新興国債券インデックスファンドだけはeMAXIS Slimシリーズに存在しないため、他社の商品を使う必要があります。
  • コスト競争力があり安心して長期運用できる
  • 幅広い資産クラスに対応している
  • 基本的にこれ1シリーズで完結可能

👉 eMAXIS Slim

ザイ・オンラインで比較して選ぶ方法

インデックス投資_静かな部屋でノートPCを見る人

ファンド選びで参考にしているのが「ザイ・オンライン」という投資情報サイトです。

ここでは、各資産ごとのインデックスファンドが信託報酬順にランキング形式で紹介されています。

注意点:純資産額はランキング画面には載っておらず、リンク先の証券会社ページで確認する必要があります。
  • 比較しやすく初心者に向いている
  • 定期的なポートフォリオ見直しにも使える
  • 信託報酬重視のファンド選定に便利

👉 ザイ・オンライン

私が実践している8資産分散ポートフォリオ

インデックス投資_山のように広がるインデックスのチャート

私のポートフォリオは「8資産分散型」です。

以下のファンドを使って構成しています。

  • 国内株式:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • 先進国株式:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • 国内債券:eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • 新興国債券:iFree 新興国債券インデックス
  • 国内リート:eMAXIS Slim 国内リートインデックス
  • 先進国リート:eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

基本的にはeMAXIS Slimで揃え、唯一ラインナップにない新興国債券だけは「iFree」シリーズでカバーしています。

豆知識:「8資産分散」とは、株式・債券・リートの3資産を国内・先進国・新興国に分け、バランスよく配分する考え方です。
  • eMAXIS Slimで揃えるとシンプルで管理が楽
  • 新興国債券だけiFreeを利用
  • 分散することでリスクを抑えられる

まとめ:eMAXIS Slimで始める資産形成術

インデックス投資_歩いている人物と長い一本道

50代でも、インデックス投資は遅くありません。

むしろ、リスクを取りすぎたくない年齢だからこそ、低コストかつ安定したファンド選びが大切です。

迷ったら「eMAXIS Slim」から始めてみる。

信託報酬と純資産額という2つの基準を押さえるだけで、投資のハードルはぐっと下がります。

小さく始めて、コツコツ積み重ねていく。

それが、将来の安心につながると私は信じています。

投資初心者はeMAXIS Slimから始めよう

もし、これからインデックス投資を始めようと考えている方や、ファンド選びで迷っている方がいれば、まずは「eMAXIS Slim」シリーズをチェックしてみてください。

特に、S&P500やオール・カントリー(オルカン)といった全世界株や米国株の王道ファンドが揃っており、最初の一歩として非常に選びやすいラインナップです。

また、ザイ・オンラインなどの比較サイトを活用することで、信託報酬や取り扱い商品の情報を簡単に調べることができます。

自分のポートフォリオが時代遅れになっていないか、定期的に確認することも大切です。

50代からの資産形成でも、正しい商品選びと堅実な運用をすれば、将来に備える手段として十分に意味があります。

焦らず、コツコツ続けていくことが成功のカギです。

※ 投資は元本保証ではなく、損失が出る可能性があります。必ずご自身でリスクを確認のうえ判断してください。