前回は、会社を辞めてから考えると今なら絶対できないと思うことを書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 危険な行動
プライベートでは絶対しないことも仕事だとなぜかやってしまう。 - 転勤
会社の都合で人を引越させるスゴイ制度。
新婚だろうが子供が生まれたばかりだろうが家を買ったばかりだろうがお構いなし。
人選はけっこう適当。 - 悪天候時の出勤
特に大雪の日などは行くのも大変ですが、帰ってくるのも大変。 - 労働時間
会社員が4日以上連続で休めるのは、正月・ゴールデンウィーク・お盆くらい。
それ以外の週は、ほとんど月曜日から金曜日まで働いている。
しかも1日の労働時間は残業を入れると8時間以上。 - 業務スマホの持ち帰り
そんなものを与えられて喜んで持ち帰っているようでは会社の思う壺。
業務時間以外でもこき使われているのと同じ。
通話時間やデータ通信量も丸見え:長電話したり動画を見まくっているとすぐにバレてしまいます。
GPSが1番危険:電源が入っていれば何時何分にどこにいたのかが簡単に調べられます。
変態上司に悪用でもされたらたまったものではありません。
ということで、今回は会社を辞めてから考えると非常に無駄だったと思うことを書いていきます。
長い通勤時間
通勤にかかる時間は人によって違います。
会社に10分で行けるくらいの距離に住んでいるならいいんですけどね。
往復で1時間以上かかる人も多いのではないでしょうか。
自分の場合は片道だいたい40分くらいだったので、往復で1時間半くらい取られていました。
移動は電車とバスがメインでしたが、移動中は基本的に何もできません。
周りに人がいるので、せいぜい暇つぶしにスマホを触るくらいです。
往復1時間半なら年間240日で360時間、360時間は日に直すと15日に相当します。
つまり、1年のうち15日間は電車やバスの中で何もせずボーっとしているということです。
実にもったいないですね。
今思えば、もう少し時間を有効に使えば良かったですね。
個人的なおススメは次の3つです。
通勤時間を考えると在宅勤務の方がいいと思いますが、そうなると今度はサボるという問題が発生します…。
自分は在宅勤務の経験がないのでどういう管理をしているのかよく知りませんが、絶対サボりますよね?
自分なら間違いなくサボります。
長い会議
長いだけの会議も時間の無駄でしたね。
要点だけ押さえて少人数で短時間やるなら効果的だと思いますが…。
ぶっちゃけ1時間以上かかる会議など時間の無駄だと思います。
自分の会社では100くらいの建設現場を管理していましたが、毎週必ず進捗会議をしていました。
参加者は関係者全員。
会議の中身はというと、信じられないことに100くらいある現場1つ1つの進捗確認。
まだ始まってもいない現場からもう終わっている現場も含めて全部やっていました。
これがサクサク進めばまだいいのですが、担当者が質問に答えられないのでしょっちゅう滞ります。
その都度確認するのを待つので、会議の日はそれだけでほぼ1日潰れていました。
会議が終わるのはいつも夜なので、終わったあとはクタクタで何もできません。
そのため、会議のせいで進捗が遅れるという本末転倒状態になっていました。
これでは何のための会議なのか全く分かりませんね。
おそらく会議を主催する元請の課長様の目標に「毎週進捗会議を実施する」と書かれていたのでしょう。
毎週会議さえしておけば「達成率100%」と書けますからね。
それで「評価A」をもらってさらに偉くなっていくのでしょう。
そんなのに偉くなられたら、忙しい下請にとっては迷惑以外の何物でもありませんけどね。
長い会議になると、最初の方に言われたことなど誰1人覚えていません。
時間外手当を稼ぐための残業
時間外手当を稼ぐための残業も無駄ですね。
残業を全て否定するつもりなどさらさらありませんが。
昼間一生懸命仕事して、それでも終わらないため残業するのは全然OKです。
むしろ「是非やってください」とお願いしたくなります。
しかしそうではなく、時間外手当が目当てとしか思えない社員と派遣社員が多すぎます。
そういう社員は例外なく、朝から夕方まではダラダラ仕事しています。
それが夕方過ぎになると、なぜか急に忙しそうに働き始めるのです。
そして自分が帰ろうと決めていた時間になると、ピタリと仕事をやめて帰っていきます。
自分は社長でないので、そんなのに払うお金がもったいないとかはあまり思いませんが…。
ただ、そうやって時間外手当のために会社にいる時間がもったいないと思います。
しかし、今のシステムでは仕事の早い人より遅い人の方が時間外手当で給料高くなるんですよね。
全て成果報酬にして、時間外手当などなくしてしまえば良いのに。
全ての飲み会
会社の飲み会も無駄の極致ですね。
完全に自由参加ならいいのですが、自由となっていても断りにくいものがほとんどですからね。
これは日常的な飲み会はもちろん、忘年会・懇親会・送別会・歓迎会なども全て含みます。
「送別会や歓迎会くらいやってもいいだろう」と思うかもしれませんが、それもダメです。
飲み会が嫌いな人からしたら、そういう飲み会が1番断りにくくて質が悪いんですよ。
「断ったら失礼になるかも」と思ってしまいますからね。
そんな会はわざわざ会社で出欠を取らずに、やりたい人たちが個別でやればいいだけの話です。
自分も会社の飲み会には渋々参加していましたが、いつも超絶につまらなかったですね。
覚えているのは誰と誰がケンカしたとかそんなことばかりです。
上司から含蓄のあるありがたい話などされた記憶がありません。
「転勤の時に誰々がハンカチをくれた」という下劣な話は何回もされたので今でも覚えていますが。
そんなくだらないものに夜の貴重な時間を2時間も3時間も取られるのは全くバカらしいことです。
会費も4000~5000円ほど取られますからね。
まとめ
今回は、会社を辞めてから考えると非常に無駄だったと思うことを書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 長い通勤時間
移動中は基本的に何もできません。
往復1時間半なら年間240日で360時間、360時間は日に直すと15日。
つまり、1年のうち15日間は電車やバスの中で何もせずボーっとしているということ。 - 長い会議
要点だけ押さえて少人数で短時間やるなら効果的。
1時間以上かかる会議など時間の無駄。
会議のせいで進捗が遅れるという本末転倒状態。
長い会議になると、最初の方に言われたことなど誰1人覚えていません。 - 時間外手当を稼ぐための残業
昼間一生懸命仕事して、それでも終わらないため残業するのは全然OK。
時間外手当が目当てとしか思えない社員と派遣社員が多すぎ。
夕方過ぎになると、なぜか急に忙しそうに働き始める。
時間外手当のために会社にいる時間がもったいない。
全て成果報酬にして、時間外手当などなくしてしまえば良い。 - 全ての飲み会
日常的な飲み会はもちろん、忘年会・懇親会・送別会・歓迎会なども全て。
わざわざ会社で出欠を取らずに、やりたい人たちが個別でやればいい。
覚えているのは誰と誰がケンカしたとかそんなことばかり。
そんなくだらないものに夜の貴重な時間を2時間も3時間も取られるのは全くバカらしい。
ということで、今回は終わりにします。