さて、前回は健康保険と国民年金の手続きを終わらせた話をしましたが、今回はちょっと内容がドキドキする手続きです。
「退職金」「住民税」「失業保険」…。
これらの話題は、会社員だった頃の無敵感から一気に現実に引き戻してくれるので要注意です。
では、今回も全力でお届けします!
退職金のもらい方と必要書類
私が退職した際、実は退職金を支払ってくれる相手が会社ではなく「中退共」だと知ったのは、会社を辞めてからのことでした。
ちなみに「中退共」とは「中小企業退職金共済」の略で、まあ、意味は簡単に言うと「会社の代わりに退職金をくれるシステム」です。
退職後、会社から郵送されてくる「退職金(解約手当金)請求書」を中退共に送るだけ。
その後、振込が行われるんですが、だいたい1ヶ月後くらいにはお金が振り込まれます。
必要書類:
- 退職金請求書(会社から届く)
- 住民票(マイナンバー付き)
- 身元確認書類(免許証コピーでOK)
それぞれ郵送して手続き完了。
簡単ですね!
まるで、お手紙を出すだけでご褒美がもらえるようなシステムです。
- 手続きに必要な書類はきちんと揃えておく
- 書類不備で手続きが遅れることもあるので、確認してから郵送
- 必ず振込日をチェックしておく
退職後の住民税はこう支払う
会社にいた時は天引きされていた住民税が、会社を辞めた途端、あなたの郵便受けに直撃する恐怖の納付書としてやってきます。
これ、最初は「なんだこれ!」と思いますよ。
会社を辞めると、住民税の額が前年の所得に基づいて決まります。
自分の場合、年収600万円だったので、住民税は年額32万円ほど。
はい、かなり高いですよね!
退職初年度は、この額がドカンとやってくるわけです。
でも安心してください。
支払い方法も柔軟です。
納付書が届いた後、6月、8月、10月、翌年の1月の4回に分けて支払うこともできますし、一括で払うこともできます。
ふるさと納税で住民税を軽減
ここでちょっとお得な情報。
ふるさと納税、やったことありますか?
住民税が高いな~と思っているあなた、これで少しだけ得する方法があります。
去年の寄付分が控除されるので、税金を少し減らせます。
私は黒毛和牛やうなぎ、いくらなどをいただきました。
最高!
- 寄付は早めに行う
- 控除額に上限があるので確認してから寄付
- 返礼品の内容もしっかりチェックして選ぶ
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失業保険の申請方法と注意点
さて、退職した後の大きなサポートと言えば、失業保険。
ハローワークに行って手続きする必要がありますが、思った通りすぐにもらえるわけではありません。
ハローワークで必要書類を提出し、求職活動を行う必要があります。
まあ、簡単に言うと「職探しをしている姿を見せなきゃダメだよ」ということですね。
手続きをしたからって、すぐにお金がもらえるわけではなく、求職活動をしてその結果に基づいて支給されるので、ちょっと根気が要ります。
- 求職活動の実績を積まなければならない
- ハローワークに足を運ぶ回数もある
- 失業保険を受け取るには、規定の期間を待つ必要がある
まとめ:退職後の手続き完全ガイド
退職後の手続きは少し面倒ですが、退職金は会社によって異なり、中退共に加入している場合はそこに請求します。
住民税は前年の所得で高くなるので注意。
ふるさと納税でお得に税金を控除できます。
失業保険はハローワークで手続きし、求職活動をしてから支給されます。
意外と簡単なので焦らずに進めましょう!
退職後の手続きは早めに行動を
退職後の手続きは、やるべきことが多いですが、しっかり確認して遅れないようにしましょう。
特に、退職金の請求や住民税の納付書が届くタイミングには注意が必要です。
失業保険の手続きも早めにスタートしておくと、後々楽になります。
※手続きを忘れると後で面倒なことになりがちなので、忘れずにチェックしておきましょう!