インデックス投資で使う口座の優先順位について、俺の考えを整理しておこう。
世間じゃ猫も杓子も新NISA、まるで新NISAさえやっておけば大正解みたいな雰囲気があるが、正直ちょっと冷めた目で見ている。
口座の優先順位をつけるうえで一番重要なのは、世間のブームに乗ることじゃなく、まったく同じ商品に投資して最終的に取り崩したときどれだけ多く手元に戻ってくるかということだ。
思考停止で新NISAだけに飛びつくのではなく、自分の所得状況に合わせて賢く使い分けていくのが筋というものだ。
検討すべき口座は3つ

普通の人がインデックス投資で使える口座は特定口座、新NISA口座、iDeCo口座の3つだ。
企業型DCなどの制度もあるが、会社によってできる環境が限られるためここでは除外して考える。
この3つの仕組みやメリットはそれぞれ全く異なる。
自分の状況においてどの口座から資金を投入すべきか、しっかり優先順位をつけることが重要だ。
所得があるならiDeCo

毎年決まった所得があるなら、迷わずiDeCo口座を最優先で使うべきだ。
投資した金額が全額所得控除になるため、即座に確実な節税効果が得られるのが最大の理由だね。
特に月6万2000円まで拠出できるなら年間で74万円以上が所得控除になるわけで、こうなると新NISAよりも圧倒的にお得だ。
60歳まで引き出せない点も途中で無駄遣いするのを防げるため老後資金づくりとしてはむしろメリットだし、節税できた分を新NISA等へ再投資すれば新NISA単体以上の効果を狙える。
ただし俺のように所得がない人間にとっては節税メリットが皆無なので、やる価値は全くない。
万人のメインは新NISA

万人におすすめできるメインの口座は間違いなく新NISA口座だ。
1度投資してしまえば、どれだけ利益が出ようが永遠に税金がかからない点が圧倒的な強みだね。
生涯枠1800万円、年間枠360万円という制限はあるが、相場が右肩上がりであることを想定するならできるだけ早いペースで埋めるのが合理的だ。
早い段階で資金を投入するほど、将来の含み益を非課税のまま最大化できるわけだからね。
あふれた資金は特定口座へ

新NISA等の非課税枠を使い切ってもなお資金が余るなら、特定口座で運用すればいい。
利益に対して20.315%の税金は取られてしまうが、全く増えない銀行預金に放置しておくよりははるかに賢い選択だ。
口座の種類は「源泉徴収あり」を選んでおけば、売却時の税金が自動で差し引かれて面倒な確定申告の手間を完全に省くことができる。
あえて源泉徴収なしを選ぶ理由もないし、余計な手間やリスクを避けるためにも源泉徴収あり一択で問題ない。
まとめ:手元に戻る金を最大化する

使っていく口座の優先順位は、自分の所得状況や資金の多さによって自ずと決まってくる。
世間の新NISA一辺倒な風潮に流されず、所得があるならiDeCoの節税枠をフル活用して取り崩したときに手元に戻ってくる金を最大化するのが賢い方法だ。
あふれた資金は特定口座の源泉徴収ありで運用し、確定申告の手間を省きながら効率よく資産を増やしていこう。
自分が納得できる優先順位を整理し、賢く口座を使い分けていくのが一番だと思っている。