将来もらえる年金の額って、誰しも一度は不安になりますよね。
私自身、50代になって「本当に老後に足りるのか?」と感じ始めたのがきっかけで、真剣に年金について調べ始めました。
とはいえ、年金の仕組みは難しくて、情報もバラバラ。
そこで出会ったのが「ねんきんネット」という日本年金機構の公式サービスでした。
このサービス、正直もっと早く知っておきたかったと思っています。
自分の年金記録が確認できて、将来の年金額の見込みまでスマホでチェックできる。
今の時代、これを使わないのはもったいないと本気で感じたほどです。
この記事では、「ねんきんネット」でできることや使い方を、同世代の方にもわかりやすく解説していきます。
ねんきんネットとは?できることと利用方法を解説
ねんきんネットは、日本年金機構が提供するオンラインサービスです。
自分の年金記録や、将来もらえる年金の見込額をスマホやパソコンからいつでも確認できます。
登録は完全無料。
マイナンバーカードをお持ちの方は「マイナポータル」経由で簡単に利用可能。
カードがない場合でも、ユーザーIDを郵送で取得すれば問題なく使えます。
- 登録無料で誰でも利用可能
- スマホからも簡単にアクセスできる
- マイナンバーがあれば即時利用可
自分の年金記録をいつでも確認できる
(引用:ねんきんネットより)
ねんきんネットでは、20歳以降に納付した年金の記録を月単位で確認できます。
「国年(国民年金)」「厚年(厚生年金)」という略称で、どの制度にいつ加入していたかが一目でわかります。
- 月ごとの納付履歴が確認できる
- 制度名と納付状況が一覧で表示される
- 記録漏れがあれば早期に対応できる
年金記録を制度ごとに詳しくチェック
(引用:ねんきんネットより)
ねんきんネットでは、制度別に年金加入の詳細情報を確認できます。
特に重要なのが、「国民年金」と「厚生年金」の内訳です。
国民年金の記録
納付状況が「納付」「未納」「付加」と表示され、加入月数や未納月数も確認できます。
「付加」とは、通常の保険料に400円上乗せして支払うことで、将来の年金を増やす制度です。
厚生年金の記録
勤務していた会社ごとの加入情報や、標準報酬月額・賞与額が表示されます。
これらの情報は、将来の年金額を決める基準になるため非常に重要です。
- 国民年金と厚生年金の記録を別々に確認できる
- 標準報酬額で将来の年金額が変わる
- 会社ごとの履歴で自分の職歴も振り返れる
年金を増やせる可能性をチェックしよう
ねんきんネットでは、過去の未納期間が表示され、今から納め直す(=追納)ことができるか確認できます。
追納とは、納付し忘れた保険料を後から払うこと。
基本的には納付期限の2年以内であれば可能です。
- 未納期間があるかすぐに分かる
- 追納すれば将来の年金が増える可能性あり
- 追納には期限がある
将来の年金額を自分で試算できる
(引用:ねんきんネットより)
ねんきんネットでは、将来受け取る年金額の「見込み」を自分で試算できます。
選べる方法は以下の3つ。
かんたん試算
現在の働き方が60歳まで続いた場合を仮定して、自動で年金額を表示。
詳細条件での試算
今後の収入、勤務年数、未納の追納予定などを入力して、よりリアルな見込額を算出できます。
試算結果の保存と比較
保存は最大5件まで可能。
年齢別の受給額をグラフで見比べることもできます。
- 年金見込額がシミュレーションできる
- 詳細な条件入力で精度を高められる
- 複数のシナリオを比較・保存できる
まとめ:年金の不安はねんきんネットで解決
ねんきんネットは、老後の年金に対する不安を「見える化」してくれる心強いツールです。
加入状況の確認から見込額の試算、未納分の追納チェックまで、これ一つで完結します。
50代の今からでも遅くありません。
「知らないまま放置」ではなく、早めに状況を把握することが老後の安心につながります。
ねんきんネットを使って、未来の自分に備えましょう。
ねんきんネット登録で老後の不安を今すぐ軽減
ねんきんネットは、将来の年金受給に向けて「今できること」を明確にしてくれる便利なサービスです。
登録は無料、しかもスマホからでも手軽に使えるので、年金について何も始めていない方こそ、最初の一歩に最適です。
私も使ってみて、「もっと早く使えばよかった」と実感しました。
まずは記録の確認だけでも大丈夫。小さな一歩が、将来の安心を大きく変えます。
※ マイナンバーカードをお持ちでない方は、郵送でのID発行に数日かかる場合があります。