FIRE2年目の支出激減と資産推移|国保切替と年金前納

明るいリビングでくつろぎながらノートパソコンを見る40代の日本人男性 FIRE

FIRE生活の2年目は、支出がどう変化するのか気になるところだ。

1年目と同じように、高い税金や保険料をずっと払い続けると思うかもしれない。

あるいは、前年の給料が少なくなった分だけ一気に負担が軽くなると思うかもしれない。

この記事では、FIRE2年目の支出がどう変化し、資産はどう推移したのかについて書いていく。

国保への切り替えで保険料激減

届いた書類を手に取り安堵した表情を浮かべる日本人男性

1年目に月3万5400円も取られていた健康保険だけど、俺も馬鹿ではないから結構真剣に調べた。

俺が入った「任意継続」は退職時の高い給料ベースで固定されている。

だから、放っておけば2年目も保険料が変わらない。

つまり、何もしなければ2年目も月3万5400円を延々と払い続けることになる。

そこで国民健康保険(国保)を調べてみたら、前年の所得が大きく影響することがわかった。

俺の退職した年の給与収入は5月までの約200万円で、所得はさらに少ない。

計算してみると、国保に切り替えれば年額15万円くらいまで安くなることが見込めた。

なので、4月のタイミングできっちり国保へ切り替えた。

実際の納付書が届く6月か7月頃までは少しドキドキしたけど、届いた金額は見事に計算どおり年額15万円ほどだった。

月額にならすと1万2000円~1万3000円程度だから、保険料を一気に3分の1近くまで圧縮できた。

豆知識:任意継続は2年間やめられない規定でしたが、現在は法改正によりいつでも国民健康保険へ切り替え可能です。

 

住民税激減とふるさと納税終了

コーヒーカップを持ちながら窓の外を穏やかに眺める日本人男性

1年目に30万円オーバーの請求が来た住民税も、2年目は大きく減った。

住民税の計算にも前年の所得が大きく影響する。

だから、給与が200万円しかなかった俺の住民税は激減した。

いくら払ったか正確には覚えていないけど、せいぜい数万円程度だった。

ただ、住民税が減った一方で、ふるさと納税は完全にできなくなった。

退職した1年目は所得が少なすぎて、シミュレーションしても寄付できる枠が一切なかった。

だから1年目はふるさと納税をしていない。

もちろん完全無職になった2年目も枠なんてないから、俺のふるさと納税生活は完全に終了した。

美味しいお肉やうなぎがもらえなくなったのは少し寂しいけど、払う税金自体が微々たるものになったのだから文句はない。

 

2年前納で年金の請求はゼロ

明るい玄関で空の郵便受けを見て微笑む日本人男性

国民年金については、所得にかかわらず原則として定額の保険料がかかる。

でも、2年目の俺には年金の請求が一切来なかった。

その理由は、1年目の手続きのときに年金事務所で勧められるがまま、2年分を一括で払う「2年前納」をしていたから。

1年目は無職の身でいきなり約40万円を一括で払わされて「痛すぎる……」と思っていたけど、その恩恵がここで現れた。

2年目の年金支払いは完全にゼロ。

1円も払わなくていいというのは、精神的にめちゃくちゃ気が楽だった。

 

失業保険終了で定期収入ゼロ

日差しの入る部屋でソファに深く座り読書を楽しむ日本人男性

1年目に大きな支出が続く中で、唯一計算できるキャッシュフローは失業保険だった。

でも、規定の受給回数をすべて使い切ったので、2年目は当然ながら失業保険の給付も完全にゼロになった。

もっともらいたかったけど、これは仕方がない。

ただ、ハローワークに行って神妙な顔で職業相談をする面倒くささから解放されたのはよかった。

これで手元に入ってくる定期的なお金はなくなり、いよいよ本格的に完全FIRE生活に突入した。

 

確定申告と所得税0円の現実

木製のデスクで落ち着いた様子でタブレットを操作する日本人男性

給料もなく、失業保険もなくなった2年目だけど、普段の生活自体は変えていない。

毎月の生活費はだいたい8万円で収まっていた。

副業は趣味のブログ程度で、アフィリエイトの収入が10万円くらいになった。

この程度じゃ所得税の確定申告をする必要はなかったようだけど、当時は制度をよく知らなかったから確定申告した。

でも、基礎控除だけでも課税所得がゼロになるレベルだったから、所得税はきっちり0円だった。

そんなわけで、2年目は1年目と比べると生活費以外の支出はだいぶ減った。

注意点:所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告を忘れると国保の保険料が安くならないため注意が必要です。

 

淡々と続けて資産5000万円弱へ

リラックスした空間でスマートフォンを見ながら優しく微笑む日本人男性

投資のほうはどうだったかというと、2年目も淡々と毎月30万円の投資を続けていた。

定期収入がゼロになったのに毎月30万円も投資できたのは、会社員時代に勝手に貯まっていた預金が銀行にたっぷり残っていたからだ。

波はもちろんあったけど、相場のほうも運良く絶好調だった。

含み益は1年目の終わりが200万円ほどだったものが、2年目が終わる頃には700万円近くまで膨らんでいた。

支出はだいぶ減り、投資資産はそれを遥かに上回るペースで増えていく。

気づけば資産総額は、FIRE開始時の4200万円から5000万円弱にまで増えていた。

この含み益の拡大は、FIRE生活を送るうえでめちゃくちゃ大きな心の安定につながった。

今思えば、ただただ運が良かったんだろうと思う。

 

まとめ:支出激減で軌道に乗ったFIRE2年目

晴れた日にベランダで伸びをしてリフレッシュする日本人男性

この記事では、FIRE2年目の支出がどう変化し、資産はどう推移したのかについて書いてきた。

所得が減ったことで、健康保険料は国保への切り替えで激減し、住民税も激減した。

年金はFIRE1年目に2年前納したおかげで、2年目の支払いは1円も発生しなかった。

それに加えて投資成績のほうは絶好調だったため、資産総額は2年で4200万円から5000万円弱まで増えた。

今思えば、2年目に国保に切り替えたのはファインプレーだったな……。