完全同居なら実家FIREしない|親の隣の別宅で暮らす生活の実態

住宅街で隣り合って建つ2軒の日本家屋と駐車スペースに停まる乗用車 FIRE生活

実家でFIRE生活を送るのは実際のところどうなのか、気になっている人は多い。

生活費を削って早期退職できるなら、実家を活用するのが一番手っ取り早いという考え方もある。

一方で、親と同居したくないから、賃貸で1人暮らしをするほうが気楽だという意見もある。

この記事では、実家でのFIRE生活が実際のところどうなのかについて考えていく。

完全同居なら実家FIREしていない

敷地内で通路を挟んで独立して建つ母屋と別宅の玄関周り

世間で実家FIREというと、親と同じ家で暮らす完全同居をイメージする人が多いと思う。

けど、俺は親と同じ屋根の下で暮らしているわけではない。

住んでいるのは、親が持っていた隣の空き家だ。

それがラッキーだった。

俺は元々の性格として、自分のテリトリーに他人が入ってくるのが耐えられない。

仮に結婚していたとしても、2世帯住宅すら受け入れられないと思う。

だから、同居しか選択肢がなかったら、実家FIREなんてしていない。

隣の家を使える環境があったからこそ、俺は実家FIREできている。

 

家賃と車代が浮くのは大きい

自宅敷地内の駐車場に停められたコンパクトカーと玄関口に置かれた車の鍵

実家FIREのメリットは、やっぱり家賃と車代がかからないことだ。

会社を辞める前に親父に家賃を取るか確認したけど、幸いなことに「いらない」と言われた。

もし家賃を払うことになっていたら、4000万円程度の資産でFIREなんてできていない。

あと2000~3000万円くらいは余計に資産が必要だったはずだ。

車についても実家の車を使わせてもらっている。

敷地に停めているから駐車場代もかからないし、維持費の負担もほとんどない。

車を買うときに少しお金を出した程度で済んでいる。

家賃と車の維持費がゼロになるのは、普通のFIREにはないメリットだと思う。

注意点:親の車を運転する際は、任意保険の運転者限定や年齢条件から外れていないか確認が必要です。

 

親との距離感はトントン

コンパクトカーの運転席で親の買い物の出発を待つ男性

親がすぐ隣に住んでいる環境は、いい面も面倒な面もある。

賃貸で1人暮らしをしていたら、誰とも話さずに1日が終わることもあると思う。

けど、隣に親がいれば何かしら毎日のように会話はある。

孤独感を味わわずに済むのは、実家FIREのいいところかもしれない。

その代わり、高齢になった親のドライバー役を頼まれることは多い。

父親の用事や母親の買い物など、出かけるときは俺が運転することになる。

多少面倒くさいときはあるけど、足代わりを引き受けることでバランスが取れている気がする。

別に仲が悪いわけでもないし、トータルで見ればプラマイゼロだ。

 

生活費や光熱費は自分で払う

食卓の上に置かれた自炊の和食と整理された家計管理のノート

俺は親の隣の家に住んでいるけど、家計は親ときっちり分けている。

役所で世帯分離をしているので、公的には単身世帯の扱いだ。

だから、税金や国民健康保険料は、すべて自分1人分の金額を自分で納めている。

ネット代や光熱費は、親から請求された金額をそのまま渡している。

食事についても親に頼らず、別宅の部屋で適当に自分で用意している。

たまに親と外食に行くこともあるけど、そういうときもきっちり自分の分だけ精算する。

浮いているのは家賃と車代くらいで、生活費そのものは普通のFIRE民と変わらない。

豆知識:住民票の世帯分離を行うと、単身世帯として国民健康保険料の軽減判定を受けられる場合があります。

 

まとめ:別宅と家計の自立で成り立つ

別宅のリビングで窓の外を眺めながら穏やかに過ごす男性

この記事では、実家でのFIRE生活が実際のところどうなのかについて考えてきた。

俺の場合は完全同居ではなく、隣の家で1人暮らしをさせてもらっている。

実家FIREの1番のメリットは、やっぱり家賃と車代が浮くことだと思う。

親との関係は面倒くさいところもあるけど、今のところまあまあ良好だ。

今思えば、FIREできたのは環境に恵まれたおかげのような気がしないではない……。