つみたてNISAの非課税保有期間20年はまだ先だが、一般NISAの5年は今まさに毎年のように終わりを迎えている。
俺自身も一般NISAで運用していたため、今年非課税期間が終わる旧NISAの解約法について考えて実行してきた。
新NISAの枠が空いているなら、今年終わる分は特定口座よりも優先して使うのが基本だよね。
非課税のうちに使い切るのが一番無駄がないからだ。
今年の枠を埋める順位

今年の新NISA枠が収入と貯金、そして臨時収入だけで埋まらないのであれば、手持ちの資産から取り崩すことになる。
その場合、特定口座の資産よりも、その年で非課税期間が終わる旧NISAを優先して使うようにしている。
理由は単純で、そのまま翌年を迎えると特定口座に払い出され、その後の利益に税金がかかるようになってしまうからだ。
それなら特定口座の資産は温存し、完全な非課税のうちに旧NISAを使ってしまおうというわけだ。
余った旧NISAの扱い

来年使うなら年末に売る
今年の枠に使ってもまだ今年終わる旧NISAが余る場合は、翌年の新NISAで使うために年末に売って現金化してしまう。
右肩上がりの相場を想定するなら、一番期待値が高くなるのが年末だからだ。
年末ギリギリに売って年初一発目で新NISAに入れれば、投資できないタイムラグも1週間か2週間で済むしね。
ただ、翌年の新NISAも収入や預貯金で賄えるなら、そのまま特定口座に払い出しすればいいというわけだ。
翌々年の枠は考慮しない
じゃあ翌々年の新NISAで使うかもしれない場合はどうなんだって話だけど、そこまでは考える必要はないと思う。
翌々年のために年末に現金化しても、投資するまで1年以上資金を寝かせることになるからだ。
その機会損失のほうが痛いから、それならおとなしく特定口座へ払い出ししたほうがいい。
手元の資金状況に合わせて、翌々年のことまでは無理に考慮しないのが無難だよね。
資金が足りない場合

特定口座を先に取り崩す
今年の枠を埋める際、今年終わる旧NISAを使い切ってもまだ枠が埋まらない場合は、次に特定口座の資産を取り崩す。
翌年以降に非課税期間が終わる旧NISAよりも、特定口座の資産を優先して使うのが基本だよね。
翌年以降に終わる旧NISAはまだ非課税メリットが残っているため、課税口座である特定口座から先に取り崩したほうがいい。
期間が残る旧NISAも売る
収入、今年終わる旧NISA、特定口座と使っても新NISAの枠が埋まらない場合は、来年以降に終わる旧NISAも前倒しで取り崩す。
非課税枠から非課税枠へ移すだけだから税制的な損はないし、一度移せばそこからまたずっと非課税になる。
たとえば、いま評価額10万円の旧NISA資産があるとする。
これを年末まで待って15万円に増えてから解約し新NISAに入れると、簿価で15万円分の枠を消費してしまう。
しかし、いま10万円で解約して新NISAに入れれば、消費する枠は10万円で済む。
年末に15万円に増えるのは同じだが、使った枠は5万円少ない。
枠の消費が5万円少ないということは、その分だけ追加で非課税投資ができるというわけだ。
だからこそ、早く移せば簿価の節約になり、むしろ早く移したほうが無駄がない。
枠が空いているなら躊躇なく移してしまうのが俺の考えだよね。
まとめ:旧NISAの解約法

今年終わる旧NISAは、非課税のうちに使い切るため今年の枠の不足分に最優先で充てていく。
余った分は翌年の新NISA枠に使うため年末に現金化し、年初にドカッと新NISAに入れるのが効率的だ。
翌年以降の枠が収入で賄えたり、翌々年以降に使う予定なら、機会損失を避けるため特定口座へ払い出しする。
資金が足りない場合は特定口座から使い、それでも足りなければ期間が残っている旧NISAも前倒しで取り崩すのが俺のやり方だよね。