新NISAの投資資金の調達法|効率的な資産移行の優先順位

複数のコインが規則正しく積み上げられた机の上の風景 NISA

一度投資してしまえば非課税保有期間が無期限という新NISAは、とにかく1日でも早く枠を埋めて長期の複利効果を享受するのが最強の戦略だ。

年間360万円、生涯で1800万円という枠はかなり大きいけれど、資金を早く多く投入してあとは寝て待つスタイルが一番効率的だしね。

ただ、それだけの資金をどうやって調達し、どの順番で充当していくかという優先順位はしっかり整理しておきたい。

最優先は毎月の給与から捻出

給与明細の入った無地の封筒と植物の鉢植えが置かれた机

資金調達のルートとして、まず最優先にすべきなのは毎月の給与収入からの捻出だ。

生活費や必要な支出を差し引いた後の余剰資金を、真っ先に新NISAの買い付けに回すのが最も健全な基本スタンスになる。

毎月のフローから出せる分をしっかり枠に充てていくことで、手持ちのストック資産を無駄に減らさずに済むしね。

 

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ボーナス余剰分も新NISAへ

小さな木箱に丁寧に物を納める日本人女性の手元

毎月の給料だけではカバーしきれない分を補う存在として、ボーナスなどの定期的な臨時収入も積極的に活用したい。

もちろん全額を投資に回す必要はなくて、旅行や大きな買い物など必要な分だけを取り置いたうえで、残りの余剰分をすべて新NISAに投入する形だ。

ボーナス月を活用すれば毎月の積立額以上の資金を一気に枠へ流し込めるから、資金調達のスピードがぐっと上がる。

 

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臨時収入があれば迷わず投入

少しだけ開かれた引き出しの中に置かれた金色のコイン

毎月の給料やボーナス以外にも、予想外の臨時収入が入ることがあれば迷わず新NISAの枠埋めに充てるべきだ。

例えば相続でまとまった現金が入ったときや、めったにないけれど宝くじが当たったときみたいなシチュエーションで、使い道が決まっていないお金をなんとなく銀行口座に置いたままにしておいたり、無駄に使ってしまうのが一番もったいないからね。

 

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余剰預金を新NISAへ投入

預金通帳と計算機が置かれた清潔なテーブル

フローからの捻出に加えて、次に手を付けるべきなのは銀行に眠っている既存の預金だ。

最近は多少金利が上がってきたとはいえ、銀行預金に置いておくだけでは大した利息はつかないし、新NISAで運用するほうがはるかに効率がいい。

ただし、預金をすっからかんにするのはリスクが高すぎるから、最低100万円程度は生活防衛資金として絶対に銀行に残しておくルールにしている。

万が一の病気や突然の出費に備える現金だけは確保したうえで、それを超える余剰な預金については全額新NISAへ振り向けていくのが正しい順番だよね。

豆知識:生活防衛資金の目安は、会社員なら生活費の3〜6か月分、自営業なら1年分程度が一般的です。

 

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非課税期間が終わる旧NISAは売る

大きな木の器と小さな陶器にそれぞれ別の種類の果物を分けて入れる手元

収入、預貯金で新NISA枠が埋まらなければ、その年で非課税期間が終わる旧NISAを売って投資資金にする。

その理由は簡単で、年内に売らなければ特定口座に払い出しされるから。

そうなると、利益に対して20.315%の税金がかかってしまう。

それならば、特定口座よりもこちらを優先して新NISAの投資資金に充てるべきだと俺は思う。

翌年の新NISA枠で使いたい場合であっても、俺なら年末に売ってしまうな。

売った分を年初に成長投資枠に突っ込めば、投資していない期間も1~2週間で済むからね。

さすがに翌々年まで使わないのであれば、特定口座に払い出す方がいいと思うけど。

1年間以上も寝かせるくらいなら、特定口座で運用しておく方がずっとマシだからね。

 

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特定口座は売却して組み替える

色の異なる複数の液体がバランスよく配合されたフラスコ

非課税期間が終わる旧NISAまで投入してもまだ枠が余る場合、次に売却すべきなのは特定口座で保有している投資信託だ。

特定口座で投資信託を持っている人は限られるかもしれないけれど、もし保有しているなら躊躇なく売って新NISAへ組み替えたほうがいい。

特定口座は利益に対して20.315%の税金がかかるけれど、そもそも右肩上がりを想定して買っている投資信託なら、保有し続けて資産が増えれば増えるほど将来払う税金額(絶対額)も膨らんでいく計算になる。

それなら含み益に対して今税金を払ってでも、一刻も早く売却して新NISAへ資産を移したほうがいい。

新NISAなら買った瞬間からその後の値上がり益がすべて非課税になるわけだから、トータルで見た節税効果は圧倒的だ。

特定口座をすっからかんにしてでも、NISA枠へ引っ越す価値は十分にあると思っている。

 

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翌年以降の旧NISAも売却する

大きな木の器と小さな陶器にそれぞれ別の種類の果物を分けて入れる手元

特定口座まで投入してもまだ枠が余る場合、翌年以降に非課税期間が終わる旧NISAについても売ってしまう。

非課税保有期間には上限があるから、いずれ特定口座に払い出すか売るしかなくなるからね。

旧NISAは非課税期間ギリギリまで持っておく方がいいという考えもあるけれど、俺は新NISAの枠が空いているのであれば、むしろ早く売って買い直した方がいいと思う。

右肩上がりを想定するのであれば、時間が経てば経つほど評価額が増えていくことになるからね。

新NISAで買い直すときに、それだけ投資金額(簿価)が大きくなってしまうということだ。

それならば、簿価が小さいうちに買い直して評価額が増えていくのを眺めていた方がいいというのが俺の考えだ。

ちなみにiDeCoは60歳まで引き出せないから、資金調達の選択肢からは外して考える必要がある。

注意点:旧NISAから新NISAへ直接資産を移管(ロールオーバー)することはできないため、必ず一度売却が必要です。

 

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まとめ:最速で投入し複利を待つ

大切な植物の鉢植えを両手でしっかりと包み込むように守る日本人男性

新NISAの資金調達は、毎月の給与やボーナス、臨時収入といったフローの余剰分を最優先で充てるのが基本だ。

そのうえで100万円の生活防衛資金を残した余剰預金、さらには特定口座や旧NISAの投資信託を売却して資金をかき集めるのが最も効率的なルートになる。

一度投資してしまえば非課税期間は無期限なんだから、できるだけ早く多く資金を投入して、あとは寝て待つのが運用の成果を最大化させる一番の近道だ。