投資の出口戦略は毎月4%ルールで取り崩すのが良いと思う

 
投資をしていてもっとこうしておけば良かったと思うこと
2024年から新NISAが始まりました。 なので、インデックス投資もほんの少しだけ注目され始めています。 自分の周囲でも、投資を始めた人がいます。 まあ、資産形成するのであれば始めるのは全然アリだとは思います。 とは言え、絶対にお金が増えるとは言い切れないのが辛いところですけどね。 しかし、適当に投資を始めてはあとから後悔することになるかもしれません。 ということで、今回は「投資をしていてもっとこうしておけば良かったと思うこと」を書いていきます。 もっと早く始めれば良かった インデックス投資を始めたのは2017年なので、もう7年ほど経ちました。 しかし、今思えばもっと早く始めたかったですね。 当時の日経平均は2万円ほどだったので、現在よりはだいぶ安かったですが…。 しかし、2008年頃の日経平均はなんと8000円前後でしたからね。 その時から始めていれば、今頃はどうなっていたことか…。 ただ、今にして思えば投資信託を始めるチャンスはあったんですよね。 確か2004年頃でしたが、母親に勧められて投資信託を200万円ほど買いました。 その時にいろいろ調べれば良かったのですが、当時は「投資信

2024年から新NISAが始まりました。

なので、インデックス投資もほんの少しだけ注目され始めています。

自分の周囲でも、投資を始めた人がいます。

まあ、資産形成するのであれば始めるのは全然アリだとは思います。

とは言え、絶対にお金が増えるとは言い切れないのが辛いところですけどね。

ただ、投資でお金が増えたとしても出口戦略をしっかり考えておかなければいけません。

ということで、今回は「投資の出口戦略は毎月4%ルールで取り崩すのが良いと思う」を書いていきます。

投資の4%ルール

投資の出口戦略として、よく言われているものに4%ルールというものがあります。

ただ、一口に4%ルールと言ってもパッと思い付くだけで2種類の方法があります。

毎年同じ金額を取り崩す方法

まず思い付くのは、毎年同じ金額を取り崩す方法です。

例えば1億円の資産で出口戦略を始めるとすると、1億円の4%は400万円になります。

なので、そのままずっと毎年400万円取り崩していくという方法です。

資産はその時々の相場で増えたり減ったりしますが、取り崩す金額は変えません。

この方法のメリットは、収入が安定していることですね。

資産が増えようが減ろうが、毎年400万円取り崩し続けますので…。

一方で、デメリットとしては相場によっては資産が枯渇してしまう可能性があるということです。

ずっと資産が減り続ければ、いつかはなくなってしまうかもしれません。

毎年資産の4%の金額を取り崩す方法

もう1つ思い付くのは、毎年資産の4%の金額を取り崩す方法です。

例えば1億円の資産で出口戦略を始めるとすると、1年目は4%の400万円を取り崩します。

ここまでは、先ほどと同じです。

しかし、2年目以降はその時の資産の4%を取り崩すようにします。

2年目に資産が1億1000万円に増えれば440万円、9000万円に減れば360万円を取り崩します。

3年目以降もずっと同じです。

この方法のメリットは、いつまで経っても資産がなくならないことですね。

仮に資産が1000万円に減ったとしても、40万円しか取り崩さないので資産が枯渇しません。

一方で、デメリットとしては収入が安定しないことでしょうか。

いくら枯渇しないからと言って、40万円しか取り崩せないのでは生活そのものに支障をきたします。

出口戦略

実際に、自分が資産を取り崩す時はどのようにするか考えてみます。

金額を固定するのは怖い

個人的には、取り崩す金額を固定してしまうのはやはり怖いですね。

資産が毎年右肩上がりで増えてくれればいいのですが、思い通りになるはずがありません。

確かに過去20年のデータでは、インデックス投資の利回りは年率6%以上あります。

しかし、これはあくまで平均です。

実際にチャートを見ると、上下にめちゃくちゃブレまくっていますからね。

最低でも毎年4%以上の利回りがあれば良いのですが、そんなことは全く期待できません。

暴落が来れば、1年で50%ほど下がることもあります。

そうでない時でも、普通に1年で5%くらい下がることはざらにあります。

確かに資産が1億円の時なら400万円取り崩せますが、8000万円に減っている時はどうでしょう?

個人的には、資産が減っている時に同じ金額を取り崩すことはできないと思います。

資産が8000万円に減った時は、大人しく8000万円の4%を取り崩す方が性に合っています。

取り崩せる金額は減ってしまいますが、資産がなくなるという恐怖よりはずっとマシです。

毎年資産の4%の金額を取り崩すのもイマイチ

毎年取り崩す金額を固定するよりは、毎年資産の4%を取り崩す方がいいと思います。

しかし、それがベストかと言われるとまだ不安です。

1月の時点で9000万円あったとしても、12月に8000万円に減っている可能性もありますからね。

なので、1年単位で取り崩すのはまだまだ危険であるような気がします。

1月に4%取り崩した直後に暴落が来たりしたら、精神的にかなりダメージを受けそうです。

毎月4%ルールで取り崩したい

そういうことを避けるためにも、できるだけ短いスパンで取り崩す方がいいと思います。

となると、1番しっくり来るのはやはり毎月ですね。

積立を1ヶ月単位でやっていたのであれば、取り崩しも1ヶ月単位でやるのは自然なことです。

なので、年利4%の月利を計算します。

年利4%の月利は、エクセルの計算式では次のようになります。

1.04^(1/12) - 1 = 0.00327…(%)

1.04は年利4%という意味なので、年利5%で計算する時は1.05にします。

計算結果は0.00327…%なので、毎月資産にこの値を掛けた金額を取り崩せばOKです。

そうすれば、暴落が来てもすぐに対応できます。

個人的には今のところ「これがベターかな?」と思っています。

お金に困るのは避けたい

実際のところ、4%ルールでは死ぬまでにお金を使い切れない可能性が高いと思っています。

インデックス投資の利回りは、過去20年で6%以上ありますからね。

毎年4%取り崩して6%増えるのであれば、単純計算では増えていきます。

極端なことを言ってしまえば、死ぬ時に1番お金持ちになっている可能性大です。

しかし、個人的にはそれでいいと思っています。

当然ながら、理想は死ぬ時に資産ゼロにすることです。

ただ、自分がいつ死ぬかなんて分かりませんからね…。

無理にお金を使い切ろうとすると、目に見えて資産が減ってきます。

それがとてつもなくイヤですね。

それくらいなら、お金を余らせたまま死んだ方が幸せだと思います。

その方が、遺産相続する人たちも喜ぶと思いますし(笑)

お金関係の良いサイト

お金関係で、個人的に良いと思うサイトを箇条書きしていきます。

個人的に良いと思う銀行1つだけです。

  • 楽天銀行
    楽天証券との口座連携(マネーブリッジ)で金利アップ。銀行は楽天銀行だけで十分。

個人的に良いと思うクレジットカードは3つです。

  1. 楽天カード
    普段使い。基本は楽天ペイにチャージして使う。楽天ポイントが貯まる。年会費無料。
  2. 三井住友カード(NL)
    SBI証券のクレカ積立で使える。年会費無料。クレカ積立以外で年間10万円利用しないとクレカ積立のポイントがもらえないので10万円だけ使う。
  3. PayPayカード
    国民年金納付で1%のポイント還元があるので、その時だけ使う。年会費無料。

個人的に良いと思う証券会社は3つです。

  1. 松井証券
    iDeCoの商品ラインナップが優秀。iDeCo口座は松井証券で作るのがベスト。
  2. SBI証券
    投信マイレージでポイントが貯まる。新NISA口座と特定口座はSBI証券で作るのがベスト。
  3. 楽天証券
    マネーブリッジで楽天銀行の金利アップ。楽天銀行との連携だけしておく。

個人的に良いと思うポイントサイトは2つです。

  1. モッピー
    口座開設やクレジットカードの申し込みに必須。
  2. ハピタス
    口座開設やクレジットカードの申し込みに必須。

その他、便利だと思うサイトは下記です。

お金関係のAmazonランキングは下記です。

ということで、今回は終わりにします。