インデックス投資は、誰でも簡単にできる投資方法です。
自分も2017年から始めています。
インデックス投資は、特定口座だけではなく新NISA口座でもできます。
新NISA口座ではつみたて投資枠と成長投資枠がありますが、それぞれ微妙に使い方が異なります。
ということで、今回は新NISA口座の成長投資枠の使い方を書いていきます。
成長投資枠は使いやすい
成長投資枠は、つみたて投資枠より使いやすいですね。
その理由としては、下記になります。
- 株式も債券もリートも買える
- 積立設定しなくても良い
個人的には、つみたて投資枠をなくして全部成長投資枠にしてほしいんですけどね。
誰が考えたのか知りませんが、いつもややこしい制度を作りますよね。
株式も債券もリートも買える
つみたて投資枠では、ほとんど株式とバランスファンドしか買えません。
一方で、成長投資枠では株式も債券もリートも買えます。(もちろんバランスファンドも)
それでも特定口座よりは、買える投資信託の本数は少ないですけどね。
SBI証券の特定口座では2500本以上の投資信託が買えますが、成長投資枠では1350本ほどしか買えません。
なので、約半分の本数になっています。
全部を詳しく見たわけではないのでよく知りませんが、一応厳選されているとのことです。
なので、俗に言うぼったくりのクソファンドは取り除かれているのでしょう。
積立設定しなくても良い
成長投資枠では、投資信託の購入時に積立設定する必要がありません。
なので、買いたい時に買いたい金額だけ買いたい投資信託が買えます。(年間投資枠の240万円以内なら)
成長投資枠でも積立設定はできるので、積立したい人はすれば良いと思いますが。
個人的にはノーセルリバランスしながら買いたいので、積立設定しなくも良いのは助かります。
債券とリートを優先で買う
成長投資枠では株式・債券・リートが買えますが、つみたて投資枠ではほぼ株式しか買えません。
なので、株式はつみたて投資枠優先で買う方が良いと思います。
つみたて投資枠で600万円投資しなければ、1800万円の非課税保有限度額が全部使えませんからね。(成長投資枠は1200万円しか投資できない)
成長投資枠では、自分のポートフォリオに従って債券とリートを優先で買えば良いと思います。
株式はつみたて投資枠の補填で買う
ただ、つみたて投資枠は年間120万円までしか投資できません。
一方で、成長投資枠では年間240万円まで投資できます。
なので、つみたて投資枠だけではポートフォリオ通りに株式が買えない人もいると思います。
そういう人は、成長投資枠でも株式を買っていけば良いと思います。
要は、株式の購入については成長投資枠をつみたて投資枠の補填で使うイメージですね。
個人的な成長投資枠の使い方
個人的な成長投資枠の使い方は、下記になります。
- 毎月20万円を投資する
- ノーセルリバランスしながら買う
ノーセルリバランスとは、売らずに買うことでリバランスする方法です。
簡単に言えば、ポートフォリオの中で割合の減った資産を多めに買うことで割合を増やします。
逆に、割合の増えた資産は少なめに買って(または買わずに)割合を減らします。
毎月20万円を投資する
成長投資枠の年間投資上限金額は240万円です。
これを12ヶ月で割ると、20万円/月になります。
なので、毎月20万円を投資しています。
成長投資枠では年初に一括で240万円を投資することもできますが、それはしません。
理由は単に気分的なもので、個人的には時間分散する方が安心できるからです。
右肩上がりを想定するならば、年初一括購入の方が儲かりやすいのは分かっているんですけどね。
性格的なものなのか、一括購入は今まで1回もしたことがありません。
ノーセルリバランスしながら買う
成長投資枠では、買いたい時に買いたい金額だけ買いたい投資信託が買えます。
なので、毎回ノーセルリバランスしながら買っています。
iDeCo口座とつみたて投資枠では積立で購入しているので、成長投資枠でポートフォリオの割合に戻すようなイメージです。
購入時にノーセルリバランスをするのは、けっこう良いと思うんですけどね。
積立もドルコスト平均法で買えるので、悪くはないと思います。
ただ、高い時は購入する口数を減らせると言っても高い時に同じ金額を投資するのは性に合いません。
「高いのが分かっているなら、買う金額を減らせばいいじゃん」というのが個人的な考えです。
ノーセルリバランスしながら買うことで、それができます。
まあ、どちらの買い方も一長一短ありますけどね。