iDeCo出口戦略の葛藤|退職控除枠を超える場合の受け取り方

窓の外を見つめながら考え込む男性 年金・保険

iDeCoの出口戦略について考えているけれど、1つだけ確実な事実がある。

それは、受け取るその時点の話で言えば、退職所得控除の枠内に収めて全額を非課税で受け取れるなら、それが間違いなく一番得だということだ。

ただ、枠を超えてしまった場合にどう受け取るのが正解かについては、絶対的な正解なんて存在しないし、正直どうするのが一番いいかはその人の状況による。

明確な答えがないからこそ、自分の状況に合わせて現実的な落としどころを探るしかないんだよね。

退職控除の枠超えはほぼ確定

デスクに座り腕を組んで深く考え込む男性

俺は会社を辞めてからiDeCoを始めたので、60歳までの加入期間11年に対する退職所得控除の440万円の枠はすべて使える。

しかし、受け取りまであと7年ほどある現時点で、すでにiDeCoの残高は570万円に達している。

加入してから約4年の間、掛金を毎月6万7000円にしていたからだ。

さらに、最近の相場が予想以上に良かったことも影響している。

これ以上はみ出させないために、掛金は最低の5000円まで下げたが、60歳時点での受け取り見込み額は利回り6%としてざっくり918万円になる計算だ。

どうあがいても枠をはみ出すことはほぼ確定している状況というわけだ。

👉 退職金を受け取ったとき(退職所得)|国税庁

 

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一時金受取時の税率の壁

デスクに置かれた書類を見つめる男性

ここでポイントになるのが、一時金で受け取った際の所得税の計算だ。

退職所得控除が440万円の場合、受け取り額が約830万円を超えると、計算に使う税率が10%に上がる。

さらに約1100万円を超えてしまうと、課税所得に掛ける税率自体が20%に跳ね上がり、そこから控除額を引く計算に切り替わる。

要するに、1100万円の壁を越えると、一気に税金が増えていくペースが早くなるということだ。

👉 退職金と税|国税庁

 

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1100万円まで粘るべきか

顎に手を当ててモニターを見つめる男性

俺の着地見込みの918万円なら税率は10%のゾーンに収まるけれど、1100万円になりそうなときまで待ってから一時金で受け取るという考えもある。

税率が20%に上がるギリギリまで、iDeCo内で非課税運用を引っ張るという一例だ。

受け取り額が増えれば引かれる住民税も高くなるけれど、一時金なら翌年の社会保険料には影響しない

そこまで考慮すると、1100万円までiDeCo内で寝かせたほうが特定口座で運用するより得になるような気もする。

でも、そうすると1100万円に到達するまで毎月口座管理手数料を取られ続けることになるんだよね。

 

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早く自由なお金にしたい葛藤

コーヒーカップを持ちながら微笑む男性

それに、iDeCoは60歳までずっと資金拘束されて自由にできなかったお金だ。

だからこそ、ギリギリまで粘るより、とっとと受け取って自分の自由なお金にしたいという思いもある。

あと7年もすれば新NISAの枠は完全に使い切っているはずだから、60歳で受け取ったら行き先は特定口座になる。

だからといってどうするのが正解なのかは、やっぱりよくわからないんだよね。

注意点:特定口座(源泉徴収なし)で利益を確定申告すると、翌年の社会保険料が上がるリスクがあります。

 

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まとめ:出口戦略はとにかく悩ましい

オフィスチェアに寄りかかりリラックスしつつ考え事をする男性

ギリギリまでiDeCoで粘るのか、さっさと精算して特定口座に移すのか、トータルでどちらが得なのかは本当によくわからない。

税率の壁や手数料、そして自由に使えるお金にしたいという感情まで絡んでくるから、どれが最適解かなんて正直俺にはわからない

さらに一時金と年金の併用という選択肢もあることを考えると、結局のところ悩ましいという結論にしかならない。

絶対の正解がない出口戦略だからこそ、いざその時が来るまで、このどうしようもない葛藤は続きそうだ。