暴落時は速やかに節約モードに移行して積立投資を続けるに限る

暴落時の節約と投資を象徴するコイン瓶と下落チャートの写真風イメージ インデックス投資

インデックス投資をしていると、避けて通れないのが暴落です。

私もコロナショック、植田ショック、石破ショック、トランプショックに遭遇しましたが、なんとか乗り切って現在に至っています。

その経験を踏まえて、この記事では、暴落時にやるべきこと・やってはいけないことを書いていきます。

暴落を経験したことがない人や、暴落時の心構えを知りたい人におすすめの記事です。

暴落時にやらなければいけないこと

暴落時に生活費の見直しをしている女性と下落するグラフのイラスト

暴落時にやることは、非常にシンプルです。

支出を抑えながらも、淡々と投資を続けます。

基本的にはそれだけですね。

嵐はいつか過ぎ去るので、慌てず騒がず、静かにそれを待ちます。

 

節約モードへ移行する

暴落した時や下落が続いている時は、速やかに節約モードへ移行します。

これは当然で、資産がどんどん減っている時にいつも通りにお金を使うなんてただのアホですからね。

嵐が過ぎ去るまでは無駄使いをできるだけ避け、質素な生活を送るように心がけます。

インデックス投資家なら、暴落や下落を何回か経験すると自動的にスイッチが入るようになるでしょう。

 

積立はいつも通りに続ける

節約スイッチが入って節約モードへ移行しても、インデックス投資までやめてはいけません。

これまで通り、増額も減額もせずに淡々と投資を続けます。

暴落時に投資をやめるのは、ドルコスト平均法をまったく理解していないと言っても過言ではありません。

ドルコスト平均法は、基準価格が高いときは少ない口数を、低いときは多くの口数を買える理にかなった投資方法です。

暴落時こそ真価を発揮するのに、そこで投資をやめるのは愚の骨頂です。

豆知識:ドルコスト平均法は「下落時により多く買える」という特徴を持ち、実は暴落時こそその本領が発揮されます。

 

暴落時にやってはいけないこと

暴落時のニュースとSNSに不安を感じる男性のイラスト

暴落した時は、節約しながら淡々と投資を続けるだけで良いと思います。

しかし、どうしても不安になるのでいつもと違う行動をやりがちです。

そして、その行動はほとんどの場合、裏目に出ます。

暴落時にやってはいけないことは、とりあえず下記のようなことでしょうか。

 

投資信託を焦って売る

暴落すると、毎日のように投資信託の基準価格が下がっていきます。

そうなると「今日売る方が被害が少なくて済むのではないか?」と思ってしまいます。

しかし、そこで慌てて売ってしまうのは愚の骨頂です。

過去の暴落を見ても必ず回復しているので、今回も回復する可能性が大です。

基準価格が下がっている時にわざわざ売るのは、自分から損をしにいっているようなものです。

 

底値狙いで買い増しする

世の中には「暴落時はバーゲンセールなので買い時だ」と言う人がいます。

確かにそうなのでしょうが、そもそも今が安いのかどうかなんて誰にも分かりません。

それが分からないから、安い時も高い時もコツコツ積立投資をしているのです。

なので、個人的には買い増しなどする必要はないと思います。

そもそも買い増ししてからさらに下がると、精神的なダメージが大きいですからね。

素人は暴落時もいつも通りに積立投資を続ける、これに尽きます。

注意点:暴落時の買い増しは「最安値を狙いたくなる誘惑」を生みやすく、下がり続ける局面では心理的に追い詰められるリスクがあります。

 

テレビ報道をうのみにする

少し暴落しただけでも、テレビのニュースは大げさに報道します。

植田ショック(?)の時も「ブラックマンデー以来の下げ幅」などと騒いでいました。

解説者や専門家とやらも、ここぞとばかりに騒ぎ立てます。

しかし、テレビなんて普段から見当違いな情報ばかり発信していますからね。

そんなものは、いちいち信じる価値がありません。

暴落した時はテレビを見ない、これに限ります。

ちなみに、私の部屋にはテレビは置いてありません。

 

SNSの煽り情報に流される

SNSでもテレビと同じくらい、クソ情報が飛び交っています。

クソ情報は普段からも飛び交っていますが、暴落するとさらにひどくなります。

「NISA損切り」などという意味不明なワードがトレンドに上がったりもします。

そんなものは、見るだけ時間の無駄です。

暴落した時はSNSを見ない、これに限ります。

もしくは、他の人が大騒ぎして売却報告をしているのを楽しみながら高みの見物をしていましょう。

 

毎日証券口座を開く

暴落した日に証券口座を見るのは、恐怖でしかありません。

1日にして、数%の資産が減っていますからね。

ただ、どのくらい減ったか気になるので見てしまう人もいると思います。

しかし、減っていることが分かっている時にわざわざ証券口座など見る必要はありません。

見ても落ち込むだけです。

暴落した時は証券口座を見ない、これに限ります。

 

まとめ:暴落時に取るべき行動はシンプル

この記事では、暴落時にやらなくてはいけないこととやってはいけないことを書きました。

暴落に直面したときは、節約モードに移行して投資を淡々と続けるのが良策です。

慌てて売買したり、テレビやSNSの煽り情報に惑わされてはいけません。

最初に暴落した時はどうしても焦りますが、そのうちだんだん慣れてきます。

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