やきゅつく(セガサターン)は、1998年2月19日にセガから発売されました。
プロ野球チームのオーナーとなって、30年間球団を経営するシミュレーションゲームです。
このゲームでは、初期のチームはどこも激よわです。
なので、手っ取り早くチームを強くするには大胆なトレードを敢行するしかありません。
この記事では、トレードの使い方を1年目と5年目以降に分けて解説します。
トレードのルール
まず、トレードについて軽くおさらいしておきます。
トレード交渉できる期間は2~8月です。
トレードを申し込んでから相手球団からの返事があるまでに2月は1.5週、3~8月は3週間かかります。
トレード申し込み中は、他のトレード申し込みはできません。
トレードは最大3対3までの交渉が可能で、もちろん1対2、2対3などの交渉も可能です。
ただし、トレード成立時にどちらかのチームの選手枠(投手14人、野手14人)がオーバーする条件では申し込めません。
当然ながら、トレードは決裂することもあります。
なお、他球団からトレードを申し込まれる時もありますがその時は即答しなければいけません。
評価値をチェックする方法
個々の選手には、評価値というものがあります。
評価値が高いほど優れた選手です。
評価値は常に変動しており、同じ選手でも年齢やその時の能力で数値が変わります。
相手球団は、トレードを承諾するか拒否するかの判断基準に評価値を使います。
なので、こちらから出す選手の評価値の方が高ければトレードは成立しやすくなります。
評価値は隠れパラメータなので、通常では確認できません。
しかし、下記の方法で評価値をチェックできます。
- トレードを申し込まれた時
評価値をチェックしたい選手(複数でも可)を選び、スタート+XYZを押しながら「うけない」を選びCボタンを押す。次に、スタート+LRを押しながら「うける」を選びCボタンを押す。資金のところの数字が変わり、左側に自分のチームの選手、右側に相手チームの選手の評価値の合計が表示される。 - トレードを申し込む時
評価値をチェックしたい選手(複数でも可)を選び、スタート+XYZを押しながら「やめる」を選びCボタンを押す。次に、スタート+LRを押しながら「申込」を選びCボタンを押す。資金のところの数字が変わり、左側に自分のチームの選手、右側に相手チームの選手の評価値の合計が表示される。
トレードを申し込む時は必ず評価値を比較して、最低でも同じくらいの評価値になるようにします。
相手球団に不利な交渉を仕掛けても、断られる可能性大です。(要は時間の無駄)
1年目のトレード戦略
26歳以上は全てトレード
チームを早く強くしたければ、トレードを駆使して、5年後を見据えたチーム作りをしていきます。
そのため、5年後に30歳を超える選手は必要ありません。(要は若返りをはかる)
なので、26歳以上の選手は全員トレードに出します。
26歳以上の選手のデメリットは、次の2つです。
- 練習設備がショボいので育てられない
- 能力の割に年俸が高い
ゲーム開始時は練習設備がショボすぎるので、選手がほとんど成長しません。
なので、26歳以上の選手は成長しないままベテランになってしまう可能性大です。
あと、ベテラン選手の年俸は能力の割に高過ぎます。
特にファイターズの落合は、45歳で衰えまくっているのに年俸1億8000万円です。
初期資金が10億円しかない中で、落合1人にそんな大金を支払う余裕はありません。
トレードで狙う選手
26歳以上の選手をトレードに出すのはいいとして、問題はどの選手と交換するかです。
これは、当然ながらこれから成長する将来有望な若手選手を狙います。
若手選手を獲得するメリットは、次の3つです。
- 育てる時間がたっぷりある
- 年俸が安い
- 評価値が低いのでトレードが成功しやすい
最初は練習設備もショボいですが、数年経つとある程度整ってきます。
そうなれば、選手を効率良く育てられるようになります。
あと、入団して間もない若手選手は年俸が安いので貧乏球団には助かります。
浮いたお金で練習設備を購入すれば、選手も早く成長するので一石二鳥です。
また、若手選手は成長する前なら評価値も低めです。
その方がトレードも成功しやすくなるので、こちらにとっては好都合です。
狙い目の投手
1年目のトレードで狙いたい投手のリストは、次になります。
表1:1年目に狙い目の投手
氏名 | 年齢(歳) | ポジション | 利き腕 | 在籍年数(年目) | 年俸(万円) | チーム |
矢野 諭 | 20 | 投手 | 右投 | 2 | 500 | ファイターズ |
石井 弘寿 | 21 | 投手 | 左投 | 3 | 500 | スワローズ |
横山 道哉 | 21 | 投手 | 右投 | 3 | 500 | ベイスターズ |
小野 仁 | 22 | 投手 | 左投 | 2 | 1200 | ジャイアンツ |
横山 竜士 | 22 | 投手 | 右投 | 4 | 500 | カープ |
福盛 和男 | 22 | 投手 | 右投 | 4 | 500 | ベイスターズ |
黒田 博樹 | 23 | 投手 | 右投 | 2 | 1200 | カープ |
戸叶 尚 | 23 | 投手 | 右投 | 6 | 1200 | ベイスターズ |
田中 由基 | 23 | 投手 | 左投 | 5 | 500 | カープ |
(出典:筆者調べ)
正直、誰を取っても将来はエース級になってくれます。
その中でも、横山道哉は球史に残る選手と言われるほど成長するので1番のおすすめです。
早く強いチームを作るなら、絶対に獲得した方が良いと思います。
狙い目の野手
1年目のトレードで狙いたい野手のリストは、次になります。
表2:1年目に狙い目の野手
氏名 | 年齢(歳) | ポジション | 利き腕 | 在籍年数(年目) | 年俸(万円) | チーム |
岩村 明憲 | 19 | 内野手 | 左打 | 2 | 500 | スワローズ |
中村 豊 | 25 | 外野手 | 右打 | 3 | 1200 | ファイターズ |
西浦 克拓 | 24 | 内野手 | 右打 | 6 | 500 | ファイターズ |
今岡 誠 | 24 | 内野手 | 右打 | 2 | 1200 | タイガース |
佐竹 学 | 24 | 内野手 | 右打 | 2 | 800 | ブルーウェーブ |
荒木 雅博 | 21 | 内野手 | 右打 | 3 | 500 | ドラゴンズ |
大村 直之 | 22 | 外野手 | 左打 | 5 | 1200 | バファローズ |
清水 将海 | 23 | 捕手 | 右打 | 2 | 1200 | マリーンズ |
福浦 和也 | 23 | 内野手 | 左打 | 5 | 500 | マリーンズ |
(出典:筆者調べ)
特に、岩村、中村、西浦の3人は打撃を鍛えれば3割30本が期待できます。
できれば3人とも獲得したいですね。
複数トレードを使う
選手の評価値は、年齢が上がるほど下がっていきます。
なので、若手選手より評価値が低いベテランもざらにいます。
その時は、2対1や3対2のトレードを申し込みます。
個々の評価値が低くても、評価値を足せば欲しい若手選手より評価値が高くなる可能性大です。
いわゆる「質より量」という作戦です。
ただし、トレード成立後に選手枠(投手14人、野手14人)をオーバーするトレードは申し込めません。
その点は、注意する必要があります。
実践例
参考までに、私が1年目に成立させたトレードを記載しておきます。
- 対ファイターズ
若田部(29)吉田(32)ロペス(34) ⇔ 矢野(20)西浦(24)
柳田(29)湯上谷(32) ⇔ 中村(25)
- 対ベイスターズ
工藤(35)長冨(37) ⇔ 横山(21) - 対ジャイアンツ
武田(33)木村(33) ⇔ 小野(22) - 対タイガース
田之上(27)山崎(32)村松(26) ⇔ 井上(23)今岡(24) - 対カープ
吉永(29) ⇔ 黒田(23) - 対ブルーウェーブ
浜名(29)若井(35) ⇔ 谷(25) - 対ヤクルト
大道(29)秋山(36) ⇔ 岩村(19)
※元チームはホークス。()内は年齢。
評価値の合計は、一応こちらが10以上上回るように配慮しました。
運が良かったのかもしれませんが、全部1回でトレード成立しました。
減った選手はドラフト会議で補充する
評価値の低い選手を数攻めでトレードに出すと、選手の数が減ってしまいます。
その穴埋めには、ドラフト会議を使います。
選手保有枠の投手14人、野手14人が埋まるまでの数年間、選手を獲得し続けます。
獲得する選手のランク(S~E)は高い方が良いですが、そこまでこだわる必要はありません。
それよりも、選手枠を埋めることが最優先です。
一度選手枠が埋まってしまえば、ドラフト会議の役目はそれで終わりです。
あとは1対1のトレードで入れ替えていくので、基本的に選手の数の増減はなくなります。
ただ、選手を獲得しなくてもドラフト会議には毎年参加します。
その理由は、トレードで獲得する選手をチェックするためです。
5年目以降のトレード戦略
1年目に25歳以下のチームを作ると、4年目まではトレードなしで戦えます。
しかし、5年目になると若かった選手もそろそろベテランになってきます。
そうなると徐々に評価値が下がっていくので、評価値が下がる前にトレードに出していきます。
代わりに獲得する相手選手の優先順位は、下記の通りです。
- 入団2年目の選手
- 同じポジションの選手
- 入団時のランクが高い選手
- 年齢が若い選手
入団2年目の選手を狙う理由は、単純に入団1年目の選手はトレードで獲得できないからです。
入団2年目の選手の中で、できるだけ同じポジションでランクが高い若手を狙います。
要は、一昨年のドラフトの目玉選手を獲るようなイメージです。
そのためにも、ドラフト会議で各球団が獲得した選手をメモっておくことが重要です。
31歳になった選手と入団2年目の選手を1対1のトレードで交換していけば、トレードだけで選手が若返ります。
これを延々繰り返していけば、もう安泰です。
まとめ:トレードで若返らせる
チームを手っ取り早く強くしたいなら、1年目はトレードしまくる方が良いです。
まだ成長していない有望な若手を根こそぎ獲得しましょう。
5年目以降は、30歳を超えたベテランを若手と交換していきます。
能力がピークのベテランは、評価値で若手に負けないので、らくらく交換できます。
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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は株式会社セガに帰属します。