いたスト2(スーファミ)は、1994年2月11日にエニックスから発売されました。
プレイを通して実感するのは、局面ごとに戦い方がまったく異なるという点です。
最初はとにかくお店を買い集め、中盤から株と増資で一気に差をつける――。
終盤には5倍買いを仕掛けるなど、状況を見て判断を変えていくことが求められます。
今回は、初心者でもすぐに実践できる「序盤・中盤・終盤」ごとの立ち回りを分かりやすくまとめました。
序盤の戦略
誰も進んでいないルートを選ぶ
最初のサイコロでは、誰も進んでいないルートがあればそちらを選択します。
その方がライバルがいないので、お店を買いやすくなります。
ただ、COMは進行ルートを気にしないのでガラ空きのルートがあっても普通に追いかけて来ますけどね。
その時は、あきらめるしかありません。
サイコロ順が1番の時もどうしようもないので、追いかけて来ないように祈るしかありません。
お店をたくさん買う
序盤で大事なことは、お店をたくさん買うことです。
そのためには、止まったところのお店を片っ端から買っていく必要があります。
そこで1番避けたいのは、お金が足りなくなってお店が買えなくなることです。
なので、最初のサイコロでは1番安いお店を買います。
COMは最初のサイコロで1番高いお店を買いますが、1周目の途中でお金が足りなくなってお店が買えなくなるのをよく見かけます。
サラリーを優先する
序盤の1番大きな収入源は、サラリーです。
序盤は買い物料もそれほど期待できませんし、株も持っていないので株でも儲けられません。
なので、早くマークを集めてサラリーをもらう方がお金が増えます。
サラリーの優先度が下がるのは、手持ちのお金と株が増えてからですね。
チャンスカードを一列で揃える
チャンスカードを引く時は、一列で揃えるとボーナスがもらえます。
揃える列は、縦横斜めのいずれでもOKです。
もらえるボーナスは、下記になります。
- 4枚:40G
- 5枚:50G
- 6枚:60G
- 7枚:70G
- 8枚:200G
COMは縦に並べることが多いので、こちらも縦に並べると8枚揃いやすいです。
ただ、チャンスカードは縦の列で良い列と悪い列が割とハッキリ分かれているような気もします。
なので、悪い列の時は他の列に行きたくなるんですよね…。
競売を上手く使う
買い物料が払えずお店を売る時は、銀行がお店の75%の価格で買い取ります。
そのあと銀行が競売にかけて高く売れたとしても、そのお金は全て銀行の懐に入ります。
例えば、買い物料が払えず400Gのお店を売ると銀行が300Gで買い取ります。
そのあと銀行が競売にかけて600Gで売れても、自分には1Gも入ってきません。
しかし、自分でお店を競売にかける場合は売れた金額が全額自分の懐に入ります。
600Gで売れれば、600Gがまるまる自分の懐に入ることになります。
しかも、誰も買わなくても銀行が100%の価格で買い取るので損はしません。
なので、止まるとヤバいお店がある時はサイコロを振る前に自分でお店を競売にかけるのも1つの方法です。
もちろんサイコロ運に賭けるのも1つの方法ですけどね。
競売にかけると自分のお店が減ってしまうので、悩ましいところです。
中盤の戦略
積極的にお店を交換する
中盤になると空いているお店も少なくなるので、自力で同一エリアのお店を増やすのは困難です。
そこで考えるのは、お店の交換です。
交換できるお店は、すぐにでも交換する方が良いと思います。
その理由は、自分と交換相手だけが得をするので他の2人より有利になるのは間違いないからです。
さらに、自分に有利な条件で交換すれば交換相手とも差が付くので一石三鳥です。
ただ、お店の交換は同一エリアの2軒目までにしておく方が無難です。
3軒目まで交換すると、危険なエリアになる可能性がありますからね。
株を買ってから増資する
当然ですが、お店の増資は株を買ってからにします。
どのくらいの株を買うかというと、最低でも99株は買っておきたいですね。
それくらい買っておかないと、増資しても大して儲かりません。
99株ない時は、増資をあきらめます。
配当をもらう
このゲームでは、そのエリアの株を持っていると誰かが買い物した時に配当をもらえます。
もらえる配当の額は、下記のようになります。
- 1株保有:買い物料×4%の配当
- 2株保有:買い物料×8%の配当
- 3株保有:買い物料×12%の配当
- 4株保有:買い物料×16%の配当
- 5株以上保有:買い物料×20%の配当
なので、一度買った株は必ず5株残して売るようにします。
ただ、複数のプレーヤーが同じ株を持っている時は保有割合で山分けになります。
終盤の戦略
5倍買いをする
ゲームを有利に進めるためにお店交換は有効ですが、同一エリアの3軒目や4軒目の交換は危険です。
増資限度額が一気に増え、増資されると買い物料がバカ高くなってしまいます。
なので、基本的に3軒目以降は5倍買いで無理やり買っていきます。
狙うお店は、2軒または3軒持っているエリアのできるだけ安いお店です。
ただ、狙ったお店にピタリと止まれる機会はなかなかありません。
なので、狙ったお店に止まった時は多少無理してでも買うようにします。
あとは株を買って増資しまくれば、勝ちに近づくことは間違いなしです。
10株売りをする
株は一度に10株以上売ると値下がりします。
それを利用して、お金を減らしたいプレーヤーがたくさん持っている株をわざと10株売って損をさせることができます。
この技は、負けそうになった時に有効です。
ただ、自分も損をするのであまり好きな技ではありませんが…。
まとめ:いたストに必勝法はない
いたスト2では、各局面での判断ミスがそのまま敗因になります。
どこでお金を使い、どこで守るかのバランス感覚が重要です。
そのためにも、序盤・中盤・終盤ごとの戦い方を知っておくことが大きな武器になります。
必勝法はありませんが、いくらサイコロの出目が悪くても、最下位だけは避けたいものです。
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