「機動戦士ガンダム ギレンの野望」は1998年4月9日にバンダイから発売されました。
かなりマニアックな戦略シミュレーションゲームです。
最近になってまたやってみましたが、けっこうハマりますね。
特に面白いと思ったのが、キャラ人気に頼っていないことです。
ジオン軍でプレイしましたが、ラストのジャブローでアムロがジムキャノンに乗っていましたからね。
あっという間に撃墜されてしまいました…。
ちなみにその時は本拠地を守っているガンダムにセイラが乗っていました。
そのおかげでシャアとの会話を見ることができましたが…。
このゲームは完成度が高いので、ガンダムファン以外の人にもぜひ一度やってみてほしいですね。
ということで、今回は機動戦士ガンダム ギレンの野望(セガサターン)の攻略(ジオン軍)を書いていきます。
必要な兵器
概要
兵器は大きく分けて基礎・MS・MAの3種類があります。
- 基礎:艦船・戦闘機など
- MS:モビルスーツ
- MA:モビルアーマー
それぞれに開発レベルがあり、予算を投入することでレベル16まで上げられます。
レベルが上がると、より強力な兵器が開発できるようになります。
予算の投入金額は1ターンごとに大・中・小から選べます。
それぞれの投入金額でアップするスキルは次の通りです。
- 大:33%
- 中:25%
- 小:15%
スキルが100%になると、次のレベルに上がります。
あまり急ぐと資金難になってしまうので、つぎ込む予算は「中」で良いと思います。
基礎開発
必要な兵器はザンジバルのみなので、レベル7まで上げます。
レベル7になったら、それ以上予算を投入しなくてもOKです。
トリントン・ハワイ・ベルファストは海に囲まれているので、ドムがたどり着けません。
ザンジバルはそれらの重要拠点にドムを運ぶのに必須です。
MSは最大6機まで搭載できます。
最大6隻まで作れるので、トリントン攻略までに最低4隻は作っておきたいですね。
ちなみにそれらの重要拠点には、水陸両用MS(ズゴックなど)であればたどり着けます。
しかし、今回は最小限の開発でクリアすることを考えるので水陸両用MSは開発しません。
MS開発
必要な兵器はドムとリックドムのみなので、レベル9まで上げます。
レベル9になったら、それ以上予算を投入しなくてもOKです。
序盤は連邦も弱いので、最初から作れるザクⅡC型で十分戦えます。
武装はB(ザクバズーカ)の方が若干強いので、武装変更するのを忘れてはいけませんけどね。
しかし、連邦がジムを投入し始めたらもうザクⅡC型では戦えなくなります。
ジムが出てくるのは早くても30ターン以降です。
毎ターン予算「中」を投入しておけば32ターンでレベル9になるので、ギリギリ間に合います。
開発レベルが9になったら、すぐにドムを開発します。
ドムの開発が終わった次のターンにザクⅡRD4が開発できるようになるので、それも開発します。
ザクⅡRD4の開発が終わった次のターンにリックドムが開発できるようになります。
用途としては、ドムは地上用・リックドムは宇宙用です。(ザクⅡC型は両方)
ドムは手持ちの資金・資源と相談しながら、徐々にザクⅡC型と入れ替えていきます。
ドムも最後の方は性能負けしますが、パイロットの質と物量でカバーできるレベルです。
リックドムはルナ2攻略戦で使います。
その前に、ソロモン奇襲と言っておきながらア・バオア・クーに奇襲されるシナリオもありますが。
それに備えて、念のためにリックドムはア・バオア・クーに集結させておきます。
ということで、結論としてモビルスーツはザクⅡC型・ドム・リックドムだけで十分です。
無駄な開発費用を使う必要はありません。
MA開発
全くする必要はありません。
予算投入もゼロでOKです。
戦略
ルナ2をガトルで囲う
これは序盤にルナ2の周囲をガトルで囲ってしまう作戦です。
連邦がルナ2から出撃できないようにするのが目的です。
連邦はちょくちょくルナ2から出撃してきますが、いちいち相手するのは面倒くさいですからね。
ガトルはやられ役のようなジオンの宇宙用の小型攻撃機です。
ハッキリ言って雑魚ですが、安いのが取り柄です。
ルナ2を囲むのにガトル12機が必要ですが、地球攻略に集中できるのでやる価値は十分あります。
ルナ2の攻略が終わったらガトルを回収して処分すればOKです。
ドップを囮に使う
ドップはガトルと同じようなやられ役の地上用の戦闘機です。
しかし、これがハワイの重要拠点攻略で役に立ちます。
ハワイはマップのほとんどが海で、真ん中の小さい島に本拠地があります。
島まではザンジバルでドムを運ぶしかありませんが、ザンジバルの移動後にドムは発進できません。
先にザンジバルを陸地に移動させて、次のターンにドムを発進させる必要があります。
しかし、連邦もバカではありません。
ザンジバルを陸地に移動させた直後のターンで、MSに囲まれてボコボコにされてしまいます。
その時に役立つのがドップです。
ザンジバルを陸地に移動させた時に、ザンジバルと連邦のMSの間にドップを並べます。
スタック(部隊を重ねること)にする必要はなく、1部隊ずつでかまいません。
当然その直後のターンでドップはやられますが、連邦のMSはザンジバルに近寄れません。
なので、次のターンにドムは問題なく発進できるというわけです。
要は囮ですね。
役に立ったのはハワイだけですが。
ジムスナイパー2対策
連邦で1番厄介なMSは間違いなくジムスナイパー2です。
射撃がものすごく強く、対峙した瞬間にドムの耐久がガリガリ削られていきます。
最初に戦った時にノリスのドム+ドム6機が一瞬で消滅したのは衝撃的でした。
ドムにシャアを乗せようがランバ・ラルを乗せようが関係ありません。
まともに戦ってはあっという間にやられます。
しかも量産タイプなので1部隊3機、スタックを組まれると最大で3部隊9機になります。
そうなると脅威なので、MS戦は避け宇宙ではグワジンで遠隔攻撃する方が効果的です。
キシリア、デラーズくらいを乗せておけば1回の攻撃で2~3発当たるので、1~2機くらいは削れます。
ルナ2攻略作戦でのグワジンはジムスナイパー2専用兵器と言ってもいいくらいです。
ただ、ザンジバルでは少し厳しいので地上ではドムで戦うしかありませんけどね。
HLV対策
HLVは兵器を宇宙から地球ヘ降ろすために使うユニットです。
兵器を3機まで搭載できますが、武器は搭載されていないので攻撃されても反撃はできません。
連邦はどれだけ撃墜されようが、しつこくジャブローから打ち上げて地球へ降下させてきます。
降ろす場所はだいたい決まっており、だいたい下記の通り。
トリントンにはなぜか降下させてきません。
最後の方はジャブローが占領されるまでオデッサ一辺倒です。
HLV1隻につき、ドムのスタック(3部隊)なら1回の攻撃で撃墜できます。(ザクⅡC型ではやや不安)
一度に最大4ユニット降下させてくるので、ドム12部隊をHLV撃墜専用に確保しておきたいですね。
撃墜し損ねてジムスナイパー2が出てきたら厄介です。
重要拠点攻略の順番
ジオンから見た重要拠点攻略の順番は下記の通りです。
- オデッサ
- ニューヨーク・カリフォルニア
- キリマンジャロ
- ペキン
- マドラス
- トリントン
- ハワイ
- ベルファスト
- ルナ2
- ジャブロー
事前に順番を知っていた方が、スムーズに準備できます。
シナリオによっては順番が変わることもあるかもしれませんが、その時はその時です。
注意するのは、北米攻略はニューヨーク・カリフォルニアの両方を占領しなければいけないことです。
最初は分からずに、カリフォルニアだけ占領して満足していました。
まとめ
今回は、機動戦士ガンダム ギレンの野望(セガサターン)の攻略(ジオン軍)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 必要な兵器
概要:兵器は大きく分けて基礎・MS・MAの3種類。
それぞれに開発レベルがあり、予算を投入することでレベル16まで上げられます。
つぎ込む予算は「中」で良い。
基礎開発:必要な兵器はザンジバルのみなので、レベル7まで上げます。
トリントン攻略までに最低4隻は作っておきたい。
MS開発:必要な兵器はドムとリックドムのみなので、レベル9まで上げます。
開発レベルが9になったら、すぐにドムを開発。
ドムの開発が終わった次のターンにザクⅡRD4が開発できるようになるので、それも開発。
ザクⅡRD4の開発が終わった次のターンにリックドムが開発できるようになります。
MA開発:全くする必要はありません。 - 戦略
ルナ2をガトルで囲う:連邦がルナ2から出撃できないようにするのが目的。
ルナ2を囲むのにガトル12機が必要。
ドップを囮に使う:ハワイの重要拠点攻略で役に立ちます。
ザンジバルを陸地に移動させた時に、ザンジバルと連邦のMSの間にドップを並べます。
直後のターンでドップはやられますが、連邦のMSはザンジバルに近寄れません。
ジムスナイパー2対策:連邦で1番厄介なMSは間違いなくジムスナイパー2。
宇宙ではグワジンで遠隔攻撃する方が効果的。
地上ではドムで戦うしかありません。
HLV対策:HLVは兵器を宇宙から地球ヘ降ろすために使うユニット。
降ろす場所はだいたい決まっており、だいたい下記の通り。
オデッサ→ニューヨーク→キリマンジャロ→ペキン→オデッサ
ドム12部隊をHLV撃墜専用に確保しておきたい。
重要拠点攻略の順番:事前に順番を知っていた方が、スムーズに準備できます。
北米攻略はニューヨーク・カリフォルニアの両方を占領しなければいけない。
ということで、今回は終わりにします。