ハローワークで失業保険を受給するには、月に2回以上の「求職活動実績」が必要です。
でも、退職してしばらくのんびりしたいという人にとって、「働く気がないのに活動実績ってどうすれば…?」と戸惑うこともあります。
実際、私もそうでした。
そんな中で気づいたのが、職業相談がいちばん簡単に実績を作れる方法だということ。
この記事では、私が3回職業相談をしたリアルな体験談を交えて、その方法とコツをご紹介します。
ハローワークの職業相談はこう進む
ハローワークの職業相談は、予約不要。受付で「職業相談したい」と伝えれば案内されます。
必要な持ち物:
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
窓口では担当者と1対1のやり取り。希望職種を伝えると求人リストを印刷してくれます。
最後に重要なのが、求職活動の証明となるハンコをもらうこと。
これで1回分の実績になります。
- 予約不要で気軽に参加できる
- 所要時間は10分程度
- 「求人リストください→検討します」で十分
私の職業相談体験談(3回分)
1回目:緊張の初相談
正直な話、「求職活動」と聞いてビビってました。
「働く気がないのにバレたらどうしよう…」と。
受付で番号札をもらって10分ほど待つと、年配の男性担当者が対応してくれました。
自分「よろしくお願いします。前と同じような職種って何か出てますか?」
担当者「ちょっと検索してみますね…(カチャカチャ)…はい、条件に近い求人を印刷しますね」
(印刷待ちの静寂)
担当者「こちらが一覧です。けっこうありますね」
自分「ええ…多いですね。ちょっと迷います…とりあえず持ち帰って検討してもいいですか?」
担当者「もちろんです。では、こちらに押印しておきますね」
あっけなさすぎて拍子抜けしました。
所要時間は10分ほど、聞いたのはそれだけ。
2回目:自己紹介さえ忘れなければOK
今回は若めの女性担当。
少し事務的でサクサク進む印象。
自分「こんにちは、○○です。今日も求人の相談を…」
担当者「こんにちは。何かご希望の職種はありますか?」
自分「うーん、今って求人が多い業種ってあります?」
担当者「警備業とかは比較的多いですね。警備で出してみましょうか?」
自分「はい、お願いします」
(数秒後)
担当者「こちらが一覧です。ご確認ください」
自分「ありがとうございます、持ち帰って検討してみます」
担当者「では印鑑押しますね。お疲れさまでした」
名乗らないと聞き返されるので、最初に自己紹介しておくのがポイントです。
3回目:認定日前日の駆け込み相談
この日は認定日の前日。ギリギリでした。
対応してくれたのは、また別の優しそうなおじいさん。
自分「○○と申します。今日も職業相談でお願いします」
担当者「はいはい、では早速求人を…あ、もう印鑑押しておきましょうか?」
自分「え、あ、ありがとうございます。でも一応相談も…親の介護があるので週3日ぐらいしか働けなくて…」
担当者「なるほど、ではそういう条件で出してみますね」
(印刷)
担当者「こちらが一覧です。前より少し減ってますね」
自分「やっぱりそうですか。観光地ですもんね」
担当者「観光客が戻ればまた増えると思いますよ。では、ゆっくりご検討ください」
自分「ありがとうございました」
さすがに3回目になると慣れてきました。
- 「希望条件+リスト希望」が定番の流れ
- 実績目当てでも会話はちゃんと交わす
- 持ち帰り検討で終了!
相談時に使えるフレーズ例
「何を話せばいいの?」という人のために、実際に使えるフレーズをまとめました:
- 「○○の職種で働きたいのですが…」
- 「家庭の事情で残業が難しいのですが…」
- 「車通勤できる求人はありますか?」
このあたりの質問をすれば、担当者は求人リストを出してくれます。
最後は「家で検討します」でOKです。
ハローワーク以外でも探しておこう
「そろそろ働くか…」と思ったら、ハローワークだけでは少し物足りないかもしれません。
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ハローワークにない求人も多く、条件検索・スカウトなどネットならではの機能が充実しています。
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- 条件検索やスカウトなど機能が充実
- 無料登録で手軽に使える
まとめ:まずはハローワークで1歩踏み出そう
「働く気がないのに求職活動…」と思っていた私でも、ハローワークでの職業相談は拍子抜けするほど簡単でした。
短時間で実績を作れますし、慣れてくると相談もスムーズ。
もちろん、本気で転職を目指すなら、民間サービスも活用して選択肢を広げるのがベストです。
求人探しの選択肢を広げよう|リクナビNEXTに登録しよう
職業相談の流れをつかんだら、次はもっと自分に合った求人を探すチャンスです。
「リクナビNEXT」に登録して、新しい可能性を広げてみましょう。
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※ 記事内の体験談は筆者の実際の経験をもとに構成しています。転職サービスの利用はご自身の判断で行ってください。