提督の決断2は、なかなか面白いですよね。
今でもたまにやりたくなります。
ただ、最初に米軍の戦艦8隻を相手にしなければいけないと思うとなかなか躊躇しますが(笑)
このゲームは戦略を考えるのも面白いですが、毎月の大本営会議も面白いですよね。
会議で自分の意見を押し通すのは、なかなか大変です。
ということで、今回は提督の決断2の攻略(大本営会議)を書いていきます。
大本営会議の概要
参加メンバーは、総理大臣、参謀総長、外務大臣、大蔵大臣、軍令部総長(プレイヤー)の5名です。
米国でプレイする時も、名称は違いますが同じようなメンツです。
プレイヤーが操作する軍令部総長は、簡単に言えば海軍のトップです。
対する陸軍のトップは参謀総長ですが、海軍に協力する気などはさらさらありません。
100%陸軍のことしか考えていないので、軍令部総長とは意見が真っ向から対立します。
総理大臣の東條英機も陸軍出身なので、どちらかと言うと陸軍寄りです。
大蔵大臣、外務大臣は中立でしょうか。
議題は、外交方針、作戦目標、予算配分、物資配分、兵員配分の5つです。
自分の案を出し合い、15分議論したのち多数決を取って方針を決めます。
各議題でいかに自分の意見を押し通すかが、大本営会議の面白いところですね。
会議の進め方
大本営会議は、総理大臣の議事進行で進められます。
1つの議題につき15分間が割り当てられており、会議の進め方は次のような流れになります。
- 1人ずつ自分の案を発表
- 総理大臣→参謀総長→軍令部総長→大蔵大臣→外務大臣…の順にカードを切っていく
- 誰かがカードを切るたびに1分消費
- 時間切れになったら多数決を取る
持ちカードを1枚切ると、カードが1枚補充されます。
補充されるカードはランダムです。
切りたいカードがなければ、カードを1枚捨てて補充することも可能です。
その時は、無言で1分間消費します。
カードの枚数
持ちカードの枚数は、メンバーによって違います。
当然ながら、持ちカードが多い方が有利です。
ゲーム開始時点での持ちカードの枚数は、次のようになっています。
- 総理大臣:7枚
- 参謀総長:6枚
- 軍令部総長:6枚
- 大蔵大臣:3枚
- 外務大臣:2枚
カードの枚数は固定ではなく、評価によって増減していきます。
軍令部総長の場合は、作戦目標の達成状況が評価に大きく影響します。
なので、海軍の作戦目標は簡単な目標にしておきます。(東京・呉の維持など)
逆に、陸軍の作戦目標は達成不可能な目標にしておくと良いでしょう。
そうすることで自分のカードを増やせ、参謀総長のカードを減らせます。
カードの種類
カードは、全部で8種類あります。
- 発言
自分の案を発表する時に使います。 - 説得
相手の案を引っ込めさせる時に使います。 - 直談判
相手に自分の案に賛同するよう迫る時に使います。 - 裏取引
全員に自分の案に賛同するよう迫る時に使います。 - 拒否
説得、直談判、裏取引を拒否する時に使います。 - 振り
誰かに話を振る時に使います。(振った相手の順番になる) - 延長
時間延長を提案する時に使います。 - 時間稼ぎ
時間稼ぎをする時に使います。
どのカードが配られるかは、ランダムで決まります。
多数決で勝つ条件
会議では、時間切れになった時点で残っている全ての案で多数決を取ります。
残っている案の数ごとの勝つ条件は、下記になります。
- 1案:その案で決定
- 2案:3人賛成で勝ち
- 3案:3人賛成で勝ち
- 4案:2人賛成で勝ち
- 5案:議会に送られる
5案残った場合は議会に送られ、議会では5つの案のうちいずれかを採決します。
これを見ると、自分の案を押し通すには基本的に3人の賛成が必要です。
なので、自分以外の2人を味方に付けることを考えます。
狙い目は、当然ながら持ちカードが少ない大蔵大臣と外務大臣です。
大本営会議の攻略
強大な米軍に立ち向かうには、海軍の強化が必須です。
なので、大本営会議ではできるだけ海軍の意見を押し通す必要があります。
そのためには、カードの使い方をいろいろ考えなければいけません。
まあ、いくら考えても思い通りにいかないこともありますが…。
説得カードの使い方
説得カードは、どちらかと言うと外務大臣や大蔵大臣より総理大臣か参謀総長に使いたいですね。
説得に成功すると相手の案がなくなるので、相手はもう一度自分の案を発表する必要があります。
しかし、発言カードを持っていなければ自分の案を発表できません。
また、発言カードを持っていたとしても発表するだけで1ターン使います。
さらに、自分の案を発表していない状態では説得、直談判、裏取引ができません。
なので、説得に成功すればこちらが圧倒的に有利です。
拒否カードを持っていれば当然拒否されますが、その場合でも拒否カードを1枚減らせます。
直談判カードの使い方
直談判カードは、どちらかと言うと総理大臣や参謀総長より大蔵大臣か外務大臣に使いたいですね。
直談判の拒否には、拒否カードが必要です。
しかし、大蔵大臣と外務大臣は持ちカードが少ないので拒否カードを持っていない可能性が十分あります。
その場合は、自分の意見に賛同することになります。
大蔵大臣と外務大臣を味方にできれば、3票入りますからね。
多数決では絶対勝てます。
裏取引カードの使い方
カードの中で1番破壊力があるのは、間違いなく裏取引カードです。
裏取引カードを使うのは、直談判カードを全員に使うのと同じ効果がありますからね。
運良く手に入れば、その議題で勝てる確率はかなり高くなります。
ただし、使うタイミングには注意が必要です。
残り時間が多い時に使ってしまうと、なんだかんだでひっくり返されるリスクがあります。
かと言って、出し渋っていると時間切れになるリスクもあります。
残り5分くらいで使えればベストでしょうか。
注意点としては、裏取引カードを使う前に「説得」や「直談判」を食らわないことです。
そうなると、自分の案がなくなってしまいます。
なので、拒否カードは切らさないようにしましょう。(と言っても運ですが)
延長と時間稼ぎを上手く使う
会議では、時間延長と時間稼ぎができます。
時間延長と時間稼ぎの有効な使い方は、下記になります。
- 微妙または負けそうな場合は時間延長
- 勝てそうな場合は時間稼ぎ
延長カードを使えば最大10分の時間延長ができるので、その間に良いカードが来るのを祈るしかありません。
来なければ、何回でも延長して粘ります。
逆に勝てそうな場合は、逃げ切りを狙います。
時間稼ぎカードを使えば5分くらい消費できるので、とっとと議題を終わらせましょう。
とりあえず、こんなところでしょうか。