旧NISAの非課税期間が終わる時の対処方法

 

自分は旧NISAの一般NISAの方で、商品を保有しています。

その中で、2020年に買った商品は2024年の年末で非課税期間が終わってしまいます。

なので、どう処理するかそろそろ決めなければいけません。

最初はそのまま放っておいて特定口座に移管させようと思っていましたが、それだけがベストとも言い切れませんね。

ということで、今回は旧NISAの非課税期間が終わる時の対処方法について書いていきます。

同じ商品を特定口座で保有する場合

旧NISAの非課税期間が終わってもそのまま特定口座で同じ商品を保有する場合は、特に何もしなくて良い。

非課税期間が終われば、そのまま特定口座の方に移管される。

ただ、移管のタイミングで売却して買い直すので旧NISAで保有していた時と口数と取得単価は変わる。

その結果、含み益が出ていた場合は評価損益が減ったように見える。

しかし、含み益の分も買い直しているので実際は損得なし。

逆に含み損が出ている場合は増えたように見えるが、同じ理由でこちらも損得なし。

違う商品を特定口座で買い直す場合

旧NISAで保有していた商品を違う商品に買い替える時は、その商品を非課税期間中に売却する。

特定口座に移管されてから売却すると、利益に対して20.315%の税金がかかるので損。

売却するタイミングは、右肩上がりで増えることを想定するなら非課税期間ギリギリで売却する方がお得。

ただ、非課税で受け取るには非課税期間内に受渡ししなければいけないので12月中旬くらいに売る方が無難。

受渡しは、約定してから数日後なので注意が必要。

立て替えるだけの資金がある場合は売却と同時に、なければ受渡し後に違う商品を買えば良い。

同じ年の新NISAに移す場合

旧NISAの商品を同じ年の新NISAに移す場合は、いつ売却して買い直しても良い。

どちらで保有しようが損得はないので、あえて非課税期間ギリギリまで待つ必要もない。

なので、できる時にやっておくのがおススメ。

そのタイミングで商品を変えても問題なし。

次の年の新NISAに移す場合

旧NISAの商品を次の年の新NISAに移す場合は、非課税期間中に売却する。

売却するタイミングは、右肩上がりで増えることを想定するなら非課税期間ギリギリで売却する方がお得。

そして、1月になったら新NISAで買い直す。

そのタイミングで商品を変えても問題ない。

旧NISAの非課税期間が終わっても新NISAへは自動的に移管されないので、注意が必要。

投資せずに使う場合

非課税期間が終わったら投資せずにそのお金を使いたいという場合は、非課税期間中に売却する。

売却するタイミングは、右肩上がりで増えることを想定するなら非課税期間ギリギリで売却する方がお得。

売却したお金は、とりあえず銀行預金でもしておく。

そして、使うタイミングで銀行から引き出す。

 

そんな感じでしょうか?

ということで、今回は終わりにします。