今回はかつてファミコン購入と同時に買ったソフトの中の1つ、「五目ならべ 連珠」についてゲーム内容、思い出、攻略などを書いていきたいと思います。
1983年発売ということなので、約38年前ですね。
記事を書く前に久しぶりに対局してみましたが、上級でコンピュータ相手に4勝2敗でした。
何とか勝ち越せて良かったですが、昔と比べてやや衰えを感じましたね(笑)
ゲーム内容
まあいわゆる一般的な五目並べのゲームですが、連珠なので黒番の三三・四四・長連が禁手になるなどのルールがあります。
コンピュータ相手の1人用と、人間同士が対局する2人用が用意されています。
人間と対局といってもその当時はオンライン対局などはなかったので、テレビの前に2人並んで座って対局することになります。
対局を開始すると、初手から3手目までの石の配置は基本珠型からランダムに選ばれますので、実際には4手目(白)から打つことになります。
そして黒白交互に手番を変えながら6戦して、その勝敗を競います。
コンピュータと対局する時は初級、中級、上級から選べますが、各レベルの違いについては下記のようになっています。
なおコンピュータの思考ルーチンについては、初級だから手を抜くとかそういうことはなく、初級でも上級でも基本的に同じ強さです。
初級
初級ではコンピュータが三や四を作った時に該当箇所を点滅させて教えてくれます。
そして時間制限はありません。
中級
中級ではコンピュータが三や四を作った時でも該当箇所が点滅せず、自分で見つけ出さなければいけないので若干難易度が上がります。
今でもたまに三三とかを見落としますね(笑)
中級も時間制限はありません。
上級
上級では中級の内容に加えて時間制限があります。
持ち時間は90秒で、残り20秒を切ると一手20秒からの秒読みになります。
秒読みといっても残り時間は画面上に表示されており、音は時報みたいな感じですけど(笑)
コンピュータは常にほぼノータイムで打ってくるので、コンピュータが考えている時にこちらも考えるというようなことはできません。
時間に追われると、当然焦りまくってミスをしやすくなります(笑)
思い出
このソフトもポパイと同じくファミコン購入と同時に買ったので、やや思い入れがあります。
カセットはポパイの緑色に対して真っ黒なシルエットで、一見ゲームカセットとは思えぬシブさですね(笑)
対局中はBGMもなくどちらかというと地味な印象のゲームですけど、オープニングの音楽はけっこう好きです。
あとは6連勝した時に流れるエンディングの音楽がいつもと変わるので、それを聞くとちょっと気持ち良かったりします。
でも既にドンキーコングやドンキーコングJR.が発売されていた中で、当時小学生だった自分がそれらを押しのけてこのソフトを欲しがる理由はないので、たぶん親父が選んだのだと思いますけどね、その辺は覚えてないです(笑)
それでもポパイをプレイする傍らこのソフトも遊んでいたので、いつの間にかコンピュータ相手に6連勝できるくらいまでは上達しました。
それから大人になってハンゲームの存在を知って、五目並べのカテゴリーもあったので、個人部屋を作っていろんな人と対局して教えてもらってましたね。
先ほど久しぶりにログインしてみたら、残念ながら五目並べはなくなっているみたいですけどね。
まあ昔から人が少なかったので仕方ないですけど。
でもその中にもやっぱりめちゃくちゃ強い人はいましたね。
自分は一応永世名人のランクまではいきましたけど、その上のランクの人にはコテンパンにやられていました。
攻略
さてこのゲームの攻略についてですが、基本的に五目並べ、とりわけ連珠がちょっと強い人なら特に何もしなくても勝てるレベルです(笑)
コンピュータはめちゃくちゃ強いというわけではなく、程よい強さに調整されています。
コンピュータの打ち方
コンピュータは、勝ち(四三や四四など)になるまでは次のような優先順で打ってきます。
- 三を作る
- 飛び三を作る
- 四を作る
- 急所を止めてくる
四を連発し始めたら、もう攻め手に困っているという印象です。
非常にオーソドックスな打ち方で、一見して何を狙っているか分からないような手はほとんど打ってきません。
こちらが黒の時に、わざと禁手(三三や四四)を誘導するような打ち方もしてきません。
三の止め方は何が何でも防御という感じではなく、自分が後で攻撃しやすくなる方に石を置いて止めるようです。
それを踏まえた上で、あくまで個人的な考えになりますが、攻める時と守る時の打ち方のコツを書いておきます。
攻め方
攻める時はとにかくできるだけ三を連続で作って、四三が作れるラインを早く見つけ出すのがポイントですね。
三も四も両方作れる時は、三の方を優先して作っていくのがいいと思います。
三が続かなくなった時は、攻めが続くようなら一度四を作ってもいいですし、四は作らず二が2つ3つできる場所に石を置いてもいいと思います。
常に四三のチャンスを伺うために、四はできるだけ多く残しておきたいですからね。
飛び三は普通に止められるとそこで終わってしまうので、どうしても打ちたいとき以外はできるだけ作らないようにします。
守り方
守る時は自分の勝ちが見えていない限りは、相手の攻めが続きそうな方を全力で止めます(笑)
飛び三を止める時は端ではなく、真ん中をビシッと止めておけばもう安心です。
そうやって辛抱強く対応していると、そのうちコンピュータは攻めあぐねて防御に回りますので、そのタイミングを見計らって一気呵成に攻めかかります。
このゲームで6連勝したいだけなら、こういう感じで打っていればいつかはできると思います。
対人戦では
ハンゲームでは強い人とそれこそ何十局、何百局と対局しましたが、そういう人は例外なく防御がものすごく上手いので、こちらの攻めがなかなか繋がりません。
有名な防御方法として、桂馬打ちというのがあります。
これは将棋の桂馬の駒の動きのように石を打って防御していくやり方ですが、これをやられると縦も横も斜めも全て四で止まってしまうので最初にやられた時は意味が分からず苦労しました。
桂馬打ちに気付いたら先に桂馬に打ってしまうのが有効らしいですけど、今でもちょっと苦手ですね。
あとはもうひたすら読み比べで、どちらが早く勝ちを見つけられるかにかかってきます。
でもホントに強い人には何局やっても勝てませんでしたけど。
ということで、対人戦の対策はひたすら練習あるのみです(笑)
このゲームはWiiUでも対局できるようなので、興味のある方はダウンロードして対局してみてください、暇つぶしにはなりますよ。