ファミコンの迷作ソフト、ミシシッピー殺人事件のゲーム内容や思い出など

今回はファミコン全盛期にジャレコという会社から発売されたアドベンチャーゲーム、「ミシシッピー殺人事件」について、そのゲーム内容や思い出などを書いていきたいと思います。

ジャレコは「燃えろ!!プロ野球」という、野球ゲームとしては当時画期的なグラフィック(ゲームバランスはクソだった)で非常にヒットしたゲームも販売していた会社で、そこそこ有名でしたね。

話は戻って「ミシシッピー殺人事件」は1986年に発売されましたが、その操作性の悪さと理不尽なゲーム内容から、今ではごく一部のマニアックなファンの間では愛すべきクソゲーとして認知されています。

もちろんこの記事を書こうと思った時点で、自分もその中の一人であることは間違いない事実ですが。

記事を書く前に久しぶりにプレイしてみましたが、相変わらず音楽だけはいいですね。

ゲームの方は歩くのが遅過ぎてイライラするので、すぐに辞めてしまいましたけど(笑)

ミシシッピー殺人事件 – Wikipedia

今更FCクソゲー解説攻略 ♯5 ミシシッピー殺人事件 – YouTube

ゲーム内容

探偵チャールズとなって、ミシシッピー川を航行する船内で起きた殺人事件を解決するゲームです。

チャールズとその助手ワトソンは、たまたまこの船に乗ってセントルイスからニューオリンズへ向かっていたのですが、ある船室で死体を発見してしまったことで、この事件の原因究明をすることになります。

いわゆるアドベンチャーゲームですが「ポートピア連続殺人事件」や「さんまの名探偵」のようにコマンドを操作するタイプではなく、実際にチャールズを操作して、その後を付いてくるワトソンと共に船内を移動するアクションアドベンチャータイプです。

船には船長を含め計10人くらいが乗船しており、大事な証言を聞き出してメモをしたり、歩き回って証拠品となるアイテムを見つけ出したりして殺人犯を突き止めます。

登場人物

ブラウン

4号室で殺された人。

死体で発見された時の顔はラーメンマンに似ている。

ネルソン

この船の船長で、この船では唯一まともそうな大人。

ディジー

8号室にいますが、可愛らしい若い女性です。

事件とはあんまり関係なさそうですが、実際のところはどうなんでしょうね?

テーラー

20号室にいるオシャレな感じの若いお姉さんですけど、売春婦との噂も?

カーター

9号室にいる判事ですが、普段はあんまり存在感のないジジイ。

ヘレン

23号室にいる未亡人のおばさん。

お金持ちのようですが、高飛車。

ウィリアム

15号室にいる慈善家。

でも実態は毎朝罪もない野鳥を撃ち殺し、チャールズの顔を見るとすぐに寄付をしろと言ってくる偽善者。

ヘンリー

この船の船員で、一応27号室に部屋があります。

ブラウンの息子ですけど、殺されても全く悲しんでいないような…?

思い出

このゲームは誕生日プレゼントとして買ってもらったのですが、なぜか誕生日と関係のない兄弟も同時にソフトを買ってもらい、そちらの方が面白かったため、このソフトを選んだことをものすごく後悔した記憶があります(笑)

兄弟が何を買ってもらったかは今となっては曖昧ですが、確かファミコン史上に残る名作シューティングゲームである「グラディウス」だったような気がします。

チャールズの足が遅い

このゲームの印象としてまず一番に思い浮かぶのは、とにかくチャールズの歩くスピードが遅いということです(笑)

歩く姿勢が良いのは大変けっこうなことですが、もう少しだけ早歩きをしてくれるとこちらの精神衛生上もいいんですけどね。

船内は一番上の階に船長室、その下2階に渡って船室が30くらいありけっこう広いので、この移動スピードだとどこに行くにしても時間がかかり、ストレス満載になること間違いなしです。

ワトソンがうざい

チャールズは助手としてワトソンという小さくて小太りな男を連れていますが、これがチャールズを動かす度にのそのそ後を付いてきて非常にうっとうしいです。

また、助手というからには推理をする際に何かアドバイスをしてくれるのかと思いきや、そういうことは一切なく、ハッキリ言って事件解明については何の役にも立ちません

チャールズが落とし穴に落ちた時も「この床は誰かの罠だったんだ!この高さから落ちては先生は…。もし最初からやり直すことができたら…」などとほざいているだけで助けようともしませんからね(笑)

文字が読みにくい

誰かと会話する時などは画面の下に文字がダダダーッと表示されるのですが、字が全てひらがなとカタカナになっており、漢字が一つもありません。

おまけに変なフォントが使われているので文章が非常に読みづらく、それがこの事件解明を一層困難にしています(笑)

「ポートピア連続殺人事件」も全てひらがなとカタカナでしたけど、そんなストレスはなかったんですけどね。

あと乗客の中には、他の乗客のことを聞くと「あの ばいしゅんふが!」と口汚く罵る輩もおり、当時の自分にはその言葉の意味が理解できず、しつこく聞いて両親を困らせていたようです。

でも音楽はいい

まあハッキリ言ってこのゲームは操作性や字の読みにくさ、ゲームシステムなどについてはクソゲーの域に達していますが、バックに流れる音楽だけはなかなかオシャレです。

廊下を歩き回っている時の音楽は今でも鮮明に覚えていますし、各船室を訪問した時の音楽もその人の持つ雰囲気によく合っていて、どれもなかなかいい感じです。

アドベンチャーゲームではなく音ゲーにしておけば、もっと評価が高くなったかもしれないのに残念ですね(笑)

攻略

まず最初に言っておきますが、ゲームをクリアしたいだけなら他のサイトを探すことをおススメします。

個人的には過去に攻略サイトを見ながら一度クリアしただけなので、攻略法など知る由もありません(笑)

今となっては犯人が誰だったかもよく覚えていませんけど、このゲームではそんなことはどうでもいいんです。

それよりも、自分がゲームをしていて理不尽だと思った点、難しかった点について少し詳しく書いていきたいと思います。

メモは一人3つまで

事件解明のためには当然いろんな人にいろんな話を聞かなければいけないのですが、この小太りの助手ワトソンは、なぜか乗客一人に付きメモを3つまでしか残しません。

常識的に考えると捜査中のメモは全て残しておくべきだと思うのですが、この助手は4つ以上メモをさせるとなぜか過去のメモを古い順にどんどん消していき、残っているのは常に最新の3つだけになります。

なので後々のことを考えるとメモを残すことに慎重になり、重要な証言でもメモを取るのを躊躇して失敗することが多々起こります。

話は変わりますが、このゲームが発売された頃「捜査ブック」と称して専用のメモ帳みたいなものが売られていましたね。

登場人物ごとに証言をメモできる欄がたくさんあって、何か聞く度に全部メモできるようになってました。

自分もそれを買って一所懸命書いていたんですけどね、全く事件解明に役立つ様子はありませんでした(笑)

他の客が非協力的

人が殺されているというのに、この船の乗客は皆、基本的に捜査にあまり協力的ではありません。

船室を訪ねると「勝手に何をしているんだ!」と怒られたり、「ここは私の部屋ですよ。出ていって下さい」などと冷たくあしらわれることも普通です。

さらに同じ質問を繰り返すと「もう言いました」と返され、同じ証言は二度としてくれません

重要な証言をメモし忘れた時などは、もうここであっけなく詰んでしまいます。

このゲームでは乗客とも無能な助手ワトソンとも戦いながら、事件解明をする必要があります(笑)

いつ詰んだのかも分からない

こんなよく分からない感じでゲームは進行していくのですが、捜査を進展させるためには他の乗客から取ったメモを違う誰かに見せて、また新たな証言を取るということも必要になってきます。

しかしどのメモを誰に見せれば捜査が進展するのかがさっぱり分からず、重要な証言をメモし忘れても誰も何も言ってくれないため、捜査が順調にいっているのか、あるいはもう既に行き詰っているのかが全く分かりません。

何しろゲームオーバーになるのはチャールズが死んだ時(落とし穴に落ちた時と飛んできたナイフが額に突き刺さった時)だけですからね(笑)

こんな不親切なゲームを自力で解いた人はホントに凄いと思います。

クソゲーマニアならぜひ一度はプレイすべきです!

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