【ミシシッピー殺人事件】事件解明をさらに難しくしている4つの理由とは?

このゲームを自力でクリアできた人は尊敬します。

ゲーム内容

ミシシッピー殺人事件は1986年に発売されましたが、その操作性の悪さと理不尽なゲーム内容から今ではごく一部のマニアックなファンの間では愛すべきクソゲーとして認知されています。

もちろん自分もその中の一人であることは間違いない事実ですが。

発売したジャレコ「燃えろ!!プロ野球」という、当時の野球ゲームとしては画期的なグラフィックで非常にヒットしたクソゲーも販売した会社です。

ゲーム内容としては、探偵チャールズとなってミシシッピー川を航行するデルタ・プリンセス号で起きた殺人事件を解明するゲームです。

一応アドベンチャーゲームですが「ポートピア連続殺人事件」や「さんまの名探偵」のようにコマンドで進めるタイプではなく、実際にチャールズを操作して船内を移動するアクションアドベンチャーです。

登場人物

このゲームの登場人物です。

  • ブラウン
    4号室で殺された人。死体で発見された時の顔はラーメンマンに似ている。
  • ネルソン
    この船の船長で、この船では唯一まともそうな大人。
  • ディジー
    8号室にいますが、可愛らしい若い女性です。事件とはあんまり関係なさそうですが、実際のところはどうなんでしょうね?
  • テーラー
    20号室にいるオシャレな感じの若いお姉さんですけど、売春婦との噂も?
  • カーター
    9号室にいる判事ですが、普段はあんまり存在感のないジジイ。
  • ヘレン
    23号室にいる未亡人のおばさん。お金持ちのようですが、高飛車。
  • ウィリアム
    15号室にいる慈善家。しかし実態は毎朝罪もない野鳥を撃ち殺し、チャールズの顔を見るとすぐに寄付をしろと言ってくる偽善者。
  • ヘンリー
    この船の船員で、一応27号室に部屋があります。
    殺されたブラウンの息子ですけど、殺されても全く悲しんでいないような…?

チャールズの足が遅い

このゲームでまず思い出すのは、とにかくチャールズの歩くスピードがめちゃくちゃ遅いということです。

この移動する気力をじわじわ奪う仕様が、このゲームの事件解明を難しくしている理由のひとつになっています。

とにかく一番上にある船長室から一番下の階にあるヘンリーの部屋に移動するだけでも、ストレス満載になること間違いなしです。

廊下を歩いていると、毎回のようにBGMが先に終わって静寂の中波の音だけになります。

事件解明のためにはあちこち歩き回る必要があるので、せめてBダッシュ機能でもつけてくれると助かったのですが。

ワトソンがうざい

チャールズは助手として、ワトソンという身長が低くて小太りな男を連れています。

これがチャールズを動かす度に、のそのそ後を付いてきて非常に鬱陶しいのです。

また助手というからには推理する際に何かアドバイスしてくれるのかと思いきや、事件解明については全く何の役にも立ちません。

さらに、チャールズが罠の落とし穴に落ちて死にかけている時でも全く助けようとはしません。

「この床は誰かの罠だったんだ!この高さから落ちては先生は…。もし最初からやり直すことができたら…」などと他人事のようにほざいているだけなのです。

文字が読みにくい

このゲームでは、誰かと会話する時などは画面の下に文字がダダダーッと表示されます。

ですが、字が全てひらがなとカタカナになっており漢字が一つもありません。

おまけに変なフォントが使われているので文章が非常に読みづらく、途中で読むのがイヤになります。

これがこのゲームの事件解明を一層難しくしている理由のひとつになっています。

おまけに乗客の中には、他の乗客のことを「あの ばいしゅんふが!」などと口汚く罵る輩もいます。

当時小学生がやるようなゲームで「そんなセリフ使ってもいいのか?」と思うこと間違いなしです。

当時の自分も「ばいしゅんふ」が理解できず、しつこく両親にその意味を聞いて困らせていたそうです。

メモは一人3つまで

事件解明のためには、当然いろんな人にいろんな話を聞かなければいけません。

ですが、助手ワトソンはなぜか乗客一人に付きメモを3つまでしか残しません。

4つ以上メモさせると古い順にどんどん消していき、残っているのは常に最新の3つだけという状態です。

なので後々のことを考えるとメモを残すことに慎重になり、重要な証言でもメモを取り逃して失敗することが多々起こります。

これがこのゲームの事件解明をさらに難しくしている理由のひとつになっています。

このゲームでは、無能な助手ワトソンとも戦いながら事件解明する必要があります。

他の客が非協力的

こっちが行きがかり上とは言え捜査しているというのに、この船のほとんどの乗客は協力的ではありません。

船室を訪ねると「勝手に何をしているんだ!」と怒られたり、「ここは私の部屋ですよ。出ていって下さい」などと冷たくあしらわれることも普通です。

さらに質問して回答がよく分からなかったのでもう一度聞こうとすると、冷たく「もう言いました」と返され二度と同じ話はしてくれません。

これがこのゲームの事件解明をもっと難しくしている理由のひとつになっています。

ワトソンはワトソンで、2回目をメモさせるとご丁寧に「もう言いました」とメモしています…。

もしその証言が重要だった時などは、ここであっけなく詰んでしまいます。

このゲームでは、非協力的な乗客とも戦いながら事件解明する必要があります。

詰んでいても気付かない

こんな感じで幾多の試練を乗り越えながらゲームは進行していきます。

このゲームで一番重要なのは乗客からの証言です。

時にはメモを他の乗客に見せて、その返事をまたメモして証拠にするということも必要になってきます。

しかし、もし事件解明に必要なメモを取り逃したとしても誰からも何も言われません。

なので、既に詰んでいたとしても気付かずにプレイを続けている可能性も大いにあるということです。

何しろ目に見えてゲームオーバーになるのは、チャールズが罠にはまって死んだ時だけですからね。

このゲームを自力でクリアできた人はホントに尊敬します。

しかしBGMだけはいい

このゲームはハッキリ言ってクソゲーだと思いますが、BGMだけはなかなかオシャレでいい感じです。

廊下を歩き回っている時のBGMもいいですし、各船室を訪問した時のBGMもいい感じです。

一人ひとりでBGMが違っていて、その人の持つ雰囲気によく合っていてどれもなかなかいい感じなのです。

アドベンチャーゲームではなく音ゲーにしておけば、もっと評価が高くなったかもしれないのに残念ですね。

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