ミシシッピー殺人事件(ファミコン)の紹介|難しすぎる理由

ミシシッピー殺人事件(ファミコン)のタイトル画面 ファミコン

ミシシッピー殺人事件(ファミコン)は、1986年10月31日にジャレコから発売されました。

探偵チャールズを操作して、船で起こった殺人事件を解決するアクションアドベンチャーゲームです。

パッと見は面白そうですが、発売直後に買って後悔しましたね。

システムが理不尽過ぎて、数十年経った今でも自力では解けません(笑)

この記事では、このゲームがとてつもなく難しい理由を6個紹介します。

チャールズの歩くスピードが遅い

ミシシッピー殺人(ファミコン)でチャールズが歩いている様子

このゲームではチャールズを操作しますが、チャールズの歩くスピードが遅すぎます。

どのくらい遅いかと言うと、屋上から1番下の階に行くだけでもイライラするほどです。

いろんなところを歩き回らなければいけないゲームで、これは致命的です。

せめて1.5倍速くらいなら良かったのですが…。

もしくは、スーパーマリオのようにBダッシュ機能でもあれば良かったのですけどね。

とにかくどこに行くにもトロ過ぎて、イライラすること間違いなしです。

 

ワトソンが役に立たない

ミシシッピー殺人(ファミコン)でチャールズにナイフが刺さった様子

ワトソンは、チャールズの助手です。

チャールズを動かすと、背後霊のように後ろを付いてきます。

それだけでも十分うざいのですが、もっとうざいのは事件を解決するのに全く役に立たないことです。

推理を手伝うどころか、ヒントも一切くれません。

「たまには助手らしいこともしてくれよ」と言いたくなります。

 

罠にかかっても助けない

ワトソンは、チャールズが死にそうになっても一切助けようとしません。

チャールズが落とし穴に落ちても「この床は誰かの罠だったんだ…。この高さから落ちたのでは先生は…。」などとほざくだけです。

チャールズの頭にナイフが刺さった時も「先生が誰かの仕掛けに引っ掛かって死んでしまうとは…。」とほざいています。

「助手なら助けろよ」と思いますが、自分は後ろに隠れて罠を回避します。

 

フォントが読みにくい

ミシシッピー殺人(ファミコン)でヘンリーと話している様子

このゲームで使われているフォントは、とにかく読みづらいです。

もう読むだけで疲れるので、文章の内容が頭に入ってきません。

アドベンチャーゲームで、これは致命的ですよね。

漢字が使われていないことも理由の1つですが、それはファミコンゲームならどれも同じです。

それでも、ポートピア連続殺人事件のフォントは読みやすかったですけどね。

ぶっちゃけ「同じフォントを使えば良かったのでは?」と思います。(メーカーは違いますが)

 

メモが上書きされる

ミシシッピー殺人(ファミコン)でヘレンと話している様子

このゲームでは、いろいろな人に話を聞かなければいけません。

しかも、何回も聞かなければいけません。

そのたびにメモるのは、捜査の常識です。

メモは、他の乗客から新たな証言を引き出すのにも役立ちます。

しかし、助手ワトソンは乗客1人に対してなぜかメモを3つまでしか残しません。

4つ以上メモさせると、1番古いメモに上書きしてしまいます。

そして、消されたメモは二度と見ることができません…。

「おいおい、捜査が終わっていないのに勝手に消すんじゃねーよ」と言いたいですね。

 

乗客が非協力的

ミシシッピー殺人(ファミコン)でディジーと話している様子

自分が乗っている船で殺人事件が発生しているにもかかわらず、この船の乗客は捜査に非協力的です。

部屋を訪ねても「出ていけ」だの「勝手に入るな」などと、罵られたりします。

まあ、こちらも勝手に机を漁ったりしているので、どっちもどっちですけどね。

しかし、もっとひどいことがあります。

それは、この船の乗客が同じ質問には二度と答えてくれないことです。

同じ質問をすると「もう言いました」と言われます。

「いやいや、もう1回言えよ」と言いたいですね。

しかし、そんな乗客がマシに思えるほどアホなのは助手ワトソンです。

「もう言いました」をメモらせると、ご丁寧に「もう言いました」とメモります。

3つまでしかメモに残せないのに、少しは頭を使えよ…。

 

詰んでいても分からない

ミシシッピー殺人(ファミコン)でゲームオーバーになった場面

このゲームは、重要な証言をメモし忘れるとその時点で詰んでしまいます。

しかし、誰も詰んでいることを教えてくれません。

なので、そのあとも延々とクリアできないゲームを続ける羽目になります。

唯一ゲームオーバーになったのがハッキリ分かるのは、チャールズが罠で死んだ時だけです。

それ以外は、詰んでいてもゲームは永遠に続きます。

手詰まりになった時に、誰かが教えてくれればいいんですけどね…。

 

まとめ:「音ゲー」として遊ぶしかない

このゲームは、とにかく難しいです。

謎解きもそうですが、それ以上にシステムが悪すぎてやる気がなくなります。

ただ、音楽だけはめちゃくちゃ良いですね。

なので、音楽を聞くためだけにたまにやりたくなります。

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