【ミシシッピー殺人事件】事件解明の難しさについて詳しく解説

このゲーム最大の敵は、助手ワトソンかもしれません。

ゲーム内容

ミシシッピー殺人事件は、1986年10月31日にジャレコから発売されました。

ジャレコと言えば、真っ先に思い浮かぶのは何と言っても燃えろ!!プロ野球です。

発売前はものすごい前評判でしたからね。

発売してからの評価はここでは書きませんが…。

ちなみに燃えろ!!プロ野球は、1987年6月26日に発売されました。

なので、ミシシッピー殺人事件はそれより少し前に発売されたことになります。

ジャンル的には、一応アクションアドベンチャーゲームです。

ゲーム開始すると、ミシシッピー川を航行するデルタ・プリンセス号の3号室から始まります。

プレイヤーが操作する主人公チャールズは、助手ワトソンと共にニューオーリンズに向かっていましたが…。

さて、これからどうなるのでしょうか?

まだ事件も何も起こっていない時からゲームは既に始まっています。

ちなみに時期は「6月のある日」なんだそうです。

これを答えられる人は、ミシシッピー殺人事件マニアと言っても良いでしょう。

登場人物

このゲームの登場人物は、チャールズとワトソンを除くと全部で8人です。

  • ブラウン
    4号室で死体となっている人。
    自殺なのか他殺なのか、ここで死んだのか死んでから運ばれたのか…。
    とにかく謎ばかりです。
  • ネルソン
    船長室にいます。
    この船の船長で、この船では唯一まともそうな人。
  • ディジー
    8号室にいますが、若いお嬢さんです。
    事件とあまり関係なさそうな気もしますが、実際のところはどうなんでしょうか?
  • テーラー
    20号室にいるオシャレな若いお姉さんです。
    売春婦との噂も?
  • カーター
    9号室にいる判事です。
    普段はあまり存在感のないおじさんです。
  • ヘレン
    23号室にいる未亡人のおばさん。
    お金持ちですが高飛車です。
  • ウィリアム
    15号室にいる慈善家。
    しかし実際は毎朝罪もない野鳥を撃ち殺している偽善者。
    チャールズの顔を見るとすぐに寄付をしろと言ってきます。
  • ヘンリー
    この船の船員です。
    一応27号室に部屋があります。
    殺されたブラウンの息子とのことですが、殺されても悲しんでいないように見えます。

果たしてこの中に犯人がいるのでしょうか…?

ちなみにポートピア連続殺人事件のように、犯人はチャールズではないということだけ言っておきます。

もしそうだったら面白かったのですが…。

事件解明を困難にする要素

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このゲームの事件解明を困難にしているのは、何も事件だけではありません…。

チャールズの足が遅すぎる

このゲームでは、自分でチャールズを操作します。

それはまあいいのですが、とにかくチャールズの歩くスピードが遅すぎます。

イライラすること間違いなしです。

屋上の船長室から最下階のヘンリーの部屋まで移動するのは、考えただけでもイヤになります。

なので、調べたいことがあっても「時間がかかるからやめよう」というふうになってしまいます。

スーパーマリオのように、Bダッシュができれば良かったのですけどね。

まあ中年太りのワトソンにはこのくらいのスピードがちょうどいいと思いますが…。

ワトソンがうざい

ワトソンは、チャールズを動かすと背後霊のように後ろを付いてきます。

それもまあまあうざいのですが、もっとうざいのは事件解明には全く役に立たないことです。

常に一緒にいますが、推理を手伝うどころか少しのアドバイスもしてくれません。

しかも、チャールズが罠で殺されかけている時にも全く助けようとしません。

そして「この高さから落ちては先生は…。もし最初からやり直すことができたら…」とほざくだけなのです。

とにかく傍にいるだけでイライラしますので、事件解明の邪魔以外の何物でもありません。

文字が読みにくい

このゲームでは、誰かと会話する時などは画面の下半分に文字が流れます。

文字はひらがなとカタカナだけで、漢字は1つもありません。

まあファミコンなので、それは仕方ないでしょう。

ポートピア連続殺人事件もそうでしたから。

しかし、このゲームではなぜか変なフォントが使われています。

そのせいで、文章が読みにくくて仕方ありません。

ポートピアは普通に読みやすかったので、別に同じフォントで良かったのでは?

アドベンチャーゲームで文字が読みにくいのは致命的です。

そう言えば、燃えろ!!プロ野球も選手の名前が読みにくかったような気がしますが…。

メモは1人につき3つまで

事件解明のためには、いろいろな人に話を聞かなければいけません。

しかも1回ではなく、進展があるたびに何回でも聞かなければいけません。

このゲームでも、いろんな人にいろんなことを聞きながらゲームを進めていきます。

ですが、助手ワトソンはなぜか乗客1人に対してメモを3つまでしか残しません。

4つ以上メモさせると、古い順にどんどん上書きしてしまいます。

消えてしまったメモは、二度と戻ってきません。

ワトソンにひとこと言いたい。

「手抜きしないで全部残しておけ」と。

全部残していても解決するのは難しいのに、メモを上書きされてはさらに難しくなります…。

他の客が非協力的

チャールズがタダで捜査しているのに、この船の乗客は全く協力的ではありません。

聞き込みで部屋を訪ねても怒鳴られたり、「出ていって下さい」と不審者のように扱われたりします。

まあこちらも勝手に机を漁ったりしていますので、分からなくもありませんが…。

それはまだいいとして、もっとひどいのは同じ質問に二度と答えてくれないことです。

冷たく「もう言いました」と言い返され、何度聞いてもそれしか言わなくなります。

乗客にひとこと言いたい。

「お前ら、もっと事件解明に協力しろ」と。

ちなみにワトソンにこの発言をメモらせると、ご丁寧に「もう言いました」とメモります。

詰んでいても気付かない

このような感じで、全てがハッキリしないままゲームは進行していきます。

ポートピアのように、何かのトリガーで次の場面に行けるというようなことはありません。

なので、事件解明に必要なメモを取れているのか取れていないのかもよく分かりません。

メモを取っていないせいで、このまま続けても事件解明は不可能な状態に陥っていることすらあります。

それがやっていても全然分からないのです。

ワトソンか誰かが「これ以上やっても解けないからあきらめろ」とでも言ってくれればいいんですけどね。

誰も言ってくれないので、詰んでいるかどうかすらよく分からないのです。

何しろゲームオーバーになるのは犯人を間違えた時とチャールズが罠で死んだ時だけですから。

音楽はいい

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あまりボロクソに言っていても仕方ありませんので、このゲームの良いところを紹介します。

それは音楽です。

廊下を歩いている時の音楽もいいですし、誰かの船室を訪問した時の音楽もいい感じです。

乗客ごとに音楽が違っていて、それがまた乗客の雰囲気を上手く表現しておりどれもいい感じなのです。

というわけで、このゲームはアドベンチャーゲームとしてではなく音ゲーとして評価したいですね。

音楽だけでも1度聞いてみてはいかがでしょうか?

ということで、今回は終わりにします。