五目ならべ 連珠(ファミコン)の攻略|ルールとCOM対策

五目ならべ 連珠(ファミコン)のタイトル画面 ファミコン

五目ならべ 連珠(ファミコン)は、1983年8月27日に任天堂から発売されました。

見た目は地味ですが、ルールを理解していくと驚くほど奥が深くておもしろい一本です。

特に、黒番の禁手ルールや基本珠型などは、普通の五目並べとは一味違います。

私も最初はナメてかかりましたが、気づけばCOM相手に真剣勝負していました。

今回はそんな「五目ならべ 連珠」のルールや特徴、そして攻略のコツを紹介します。

ゲームの概要

五目ならべ 連珠(ファミコン)の疎星で対局開始した場面

ファミコンが発売されたのは同年の7月15日なので、約1ヶ月半遅れての発売です。

ちなみに、同時に発売されたのは麻雀です。

かなり初期から、なかなか渋いカセットを2本出していますね。

まあ、そんなことはどうでもいいですが。

ゲームの内容は、普通の五目並べではなく連珠です。

ゲームモードは1人用と2人用があり、どちらも先後を入れ替えながら6回対局して勝敗を決します。

盤上が石で一杯になっても決着がつかない場合は、引き分け再試合です。

なお、6連勝するといつもと違うファンファーレが聴けます。

COMのレベルは、初級・中級・上級から選べます。

各レベルの違いは、下記のようになります。

  • 初級
    COMに三以上ができた時に点滅。制限時間なし。
  • 中級
    COMに三以上ができても点滅せず。制限時間なし。
  • 上級
    COMに三以上ができても点滅せず。持ち時間は90秒で、20秒を切ると一手20秒の秒読み。

中級以上は三以上ができても教えてくれないので、集中していないと見落としてしまいます。

上級は時間に追われるので、さらに大変です。

 

連珠のルール

五目ならべ 連珠(ファミコン)の初級を4勝2敗で勝利した場面

連珠は、普通の五目並べとは若干ルールが違います。

👉 連珠基本ルール

五目並べとの1番の違いは、黒番の三三、四四、長連(6個以上並べること)が禁手になることです。

五目並べは、黒番が有利ですからね。

黒番に縛りを設けることで、白番と対等になるよう工夫されています。

五目並べとのもう1つの違いは、対局が基本珠型から始まることです。

👉 基本珠型の一覧

基本珠型は全部で26種類あり、それぞれに「花月」「疎星」など名前が付けられています。

このゲームでは、珠型はランダムで選ばれます。

3手目までは自動で石が置かれるので、実際に打ち始めるのは4手目(白番)からです。

 

COMの打ち方

五目ならべ 連珠(ファミコン)の水月で黒が四・三で勝利した場面

このゲームのCOMは、めちゃくちゃ強いわけではありません。

かと言って、めちゃくちゃ弱くもありません。

程よい強さに調整されています。

COMの打ち方は、初級でも上級でも同じです。

レベルの差は、先ほど書いた条件の差のみです。

 

COMの攻め方

COMは、だいたい下記の優先順位で攻めてきます。

  1. 一手勝ちがある場合はとどめを刺す
  2. 白番で三三が作れる時は作る
  3. 三を作る
  4. 飛び三を作る
  5. 四を作る(飛び四も含む)

まず、一手勝ちがある場合はとどめを刺してきます。

これを見逃すことは100%ありません。

次に、白番で三三が作れる時は三三を作ります。

三三は四で止めない限り負け確定なので、三三を作られると黒は相当苦しくなります。

勝ちもなく、三三も作れない場合は、三を作ってきます。

三を伸ばす方向は、基本的に攻めがつながる方です。

ただし、こちらの三か四を未然に消せる場合はそちらを優先して三を伸ばしてきます。

三が作れなくなると、次は飛び三を作ってきます。

それもなくなると、四以上を作ってきます。

四を連発し始めると、COMは苦しくなってきたと言えるでしょう。

四以上がなくなると、COMの攻めは終了です。

こちらの三や四を消しに来るか、攻めの布石を打ちます。

なお、白番の時の禁手ハメは一切してきません。

禁手に誘導するデモプレイが流れる時もありますが、実戦ではやってきません。

 

COMの守り方

COMは、こちらが三を作ると自分の攻めにつながりそうな方を止めてきます。

なので、防御は若干甘いような気がします。

ただし、次にこちらの一手勝ちがある場合は必ずそちらを止めてきます。

その見落としは100%ありません。

飛び三については、基本的に真ん中を止めてきます。

端で止めるのは、真ん中に打てない(打つと禁手になる)時だけです。

 

攻略方法

五目ならべ 連珠(ファミコン)の金星で黒が三・三で禁手負けした場面

強い相手と打つ

連珠が強くなるためには、練習するしかありません。

しかし、このゲームで練習していても限界があります。

私は以前、上級でもほとんど6連勝できたくらいの腕前でした。

なので、連珠にはけっこう自信がありました。

しかし、ネット(ハンゲーム)で対戦してみると上には上がいました。

それはもう、コテンパンにやられましたね。

しかし、そこで鍛えられたおかげで、以前より強くなりました。

今はハンゲームに五目並べはないようですが、下記にアプリがあるのでそちらで練習すれば良いでしょう。

👉 公益社団法人日本連珠社|対局アプリ

また、スーパーファミコンを持っているなら、下記のカセットがおすすめです。

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ファミコンよりは確実に強く、禁手への誘導も普通にやってきます。

 

桂馬打ちを覚える

五目並べの有名な戦法として、桂馬打ちがあります。

👉 桂馬の網作戦

これは、将棋の桂馬が跳ねる位置に石を打っていく戦法です。

上の画像の白番のような打ち方ですね。

このように打つと、相手の縦横斜めが全て四で止まるので負けません。

自分も最初にやられた時は、意味が分からずボロ負けしました…。

桂馬打ちの対策としては、先に桂馬の位置に石を置きます。

そうすれば桂馬の形が崩れるので、桂馬打ちを仕掛けられた時はすぐに崩しましょう。

ちなみに、ファミコンのCOMに桂馬打ちを仕掛けるとしばらくの間は気付きません。

しかし、気付いた時に対策してきます。

なので、完全に有効というわけではありません。

 

まとめ:練習するしかない

ファミコンの連珠の強さは、まあまあといった感じです。

なので、初心者が練習するにはちょうど良いレベルだと思います。

最初は、四三の完成形をイメージしながら三を連続で作っていく練習をするのが良いですね。

ファミコンで勝てるようになったら、ネットで挑戦しましょう。

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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は任天堂株式会社に帰属します。