「エアーマネジメント2」は、1993年4月2日に光栄から発売されました。
航空会社を経営するというシミュレーションゲームです。
このゲームでは、いかに効率的にスロット取得するかが攻略の鍵です。
スロットとは、簡単に言えば飛行場を使う権利のことです。
スロットを取得していなければ、どれだけ航空機を持っていても飛行場を使えません。
仮に東京⇔大阪で14便飛ばす時は、東京にも大阪にも14スロット持っている必要があります。
どちらかが10スロットしかなければ、飛ばせる便も10便になってしまいます。
このゲームは、航空機をたくさん飛ばさなければ勝てません。
なので、いかに素早く必要なスロット数を確保できるかが勝負の分かれ目です。
ということで、今回はエアーマネジメント2(スーパーファミコン)の攻略①(スロット取得)を書いていきます。
都市の種類
このゲームでは、全部で89の都市が登場します。
89の都市は、本社・支社を作れる32都市(大都市)とそうでない57都市(小都市)の2種類に分かれます。
この2種類の都市は、1回で交渉できるスロット数が決まる条件が違います。
これを知っているかどうかで、ゲームの進め方が大きく変わってきます。
ここは相当重要なところです。
ゲーム上のマップでは、大都市は緑色・小都市は水色で表示されています。
大都市でのスロット交渉
必要なスロット数
本社・支社とそれ以外で異なります。
本社・支社
本社・支社のある大都市には、エリア内の路線+エリア間の路線が接続されます。
エリア内は最大4路線、エリア間は最大6路線ほど接続することになると思います。
なので、最大で10路線くらいになる可能性があります。
1路線で必要なスロット数は最大14なので、10路線になると140スロットが必要になります。
しかし、ライバル会社もいるので自分だけが独占できるわけではありません。
だいたい取得できるスロット数は100前後になると思います。
なので、最大140スロットを目標に取れるだけ取っていくしかありません。
都市では、余っているスロットが少なくなると拡張工事をしてくれることがあります。
拡張工事が終わったら、すかさずスロット交渉しましょう。
最終的に余ったスロットは返すこともできます。
それ以外
大都市は、本社・支社以外にもエリア内で本社・支社と接続する都市としても利用できます。
その場合は、14スロットしか取得する必要はありません。
大都市では取ろうと思えばそれ以上取れますが、それ以上持っていても使い道がありません。
スロットは保有しているだけで、ほんのわずかですが経費がかかります。
不要なスロットはさっさと返却しましょう。
1回で交渉できるスロット数
スロット交渉する時に、5スロットしか交渉できずにイライラした経験は誰でもあると思います。
その理由が分からないと、もっとイライラするんですよね。
しかし、このゲームでは適当に交渉できるスロット数を決めているわけではありません。
ちゃんとした法則があります。
結論から言うと、大都市で1回で交渉できるスロット数はエリア間の旅客数の順位によって決まります。
- エリア間の旅客数1位 → 14スロット
- エリア間の旅客数2位 → 11スロット
- エリア間の旅客数3位 → 8スロット
- エリア間の旅客数4位 → 5スロット
ちなみにエリア間に路線が1本もない場合は5スロットしか交渉できません。
また、14スロット交渉中に旅客数が2位に陥落した場合は結果的に11スロットしか取得できません。
たまに交渉員ががっかりした顔で報告してくるのは、これが原因です。
エリア間の旅客数は3ヶ月に1回グラフで表示されるので、しっかり確認しておきましょう。
小都市でのスロット交渉
必要なスロット数
小都市はエリア内で本社・支社と接続するだけなので、14スロットしか取得する必要はありません。
小都市の場合は大都市とは違い、最大でも14スロットしか取得できません。
なので、大都市のように取り過ぎるということはありません。
ただ、小都市は全体のスロット数が少ないので人気のある都市は14スロット取れない時もあります。
早い者勝ちなので、ヤバそうな時は早めに取っておきましょう。
1回で交渉できるスロット数
大都市では、エリア間の旅客数の順位で1回で交渉できるスロット数が決まっています。
小都市はどうなのかと言うと、大都市とは違います。
結論から言うと、小都市で1回で交渉できるスロット数はエリア内の旅客数の順位によって決まります。
- エリア内の旅客数1位 → 14スロット
- エリア内の旅客数2位 → 11スロット
- エリア内の旅客数3位 → 8スロット
- エリア内の旅客数4位 → 5スロット
ちなみにエリア内に路線が1本もない場合は5スロットしか交渉できません。
また、14スロット交渉中に旅客数が2位に陥落した場合は結果的に11スロットしか取得できません。
各エリアの旅客数は3ヶ月に1回グラフで表示されるので、しっかり確認しておきましょう。
スロット交渉にかかる期間
スロット交渉にかかる期間は、どの都市でも同じというわけではありません。
交渉員の能力と都市との友好度によって決まります。
都市の友好度は「高」「中」「低」があり、国と国の関係によって決まっています。
当然ながら、友好度が高いほど早く交渉できます。
また、交渉員は4人いますが全員が同じ能力というわけではありません。
交渉員は上2人が優秀、下2人が普通です。
当然ながら、優秀な方が早く交渉できます。
それらを踏まえてまとめると次のようになります。
- 本社・支社(友好度高):3ヶ月
- 本社・支社(友好度中):6ヶ月
- 本社・支社(友好度低):優秀6ヶ月、普通9ヶ月
- それ以外(友好度高):6ヶ月
- それ以外(友好度中):優秀6ヶ月、普通9ヶ月
- それ以外(友好度低):優秀9ヶ月、普通12ヶ月
友好度が低い都市ほど交渉員の能力差が出ることが分かります。
ターンの始めに交渉員にさせる仕事をリストアップして、効率が良くなるように割り振りましょう。
まとめ
今回は、エアーマネジメント2(スーパーファミコン)の攻略①(スロット取得)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 都市の種類
本社・支社を作れる32都市(大都市)とそうでない57都市(小都市)の2種類。 - 大都市でのスロット交渉
必要なスロット数:本社・支社とそれ以外で異なります。
本社・支社→最大140スロットを目標に取れるだけ取っていく。
それ以外→14スロットしか取得する必要はありません。
1回で交渉できるスロット数:エリア間の旅客数の順位によって決まります。
・エリア間の旅客数1位 → 14スロット
・エリア間の旅客数2位 → 11スロット
・エリア間の旅客数3位 → 8スロット
・エリア間の旅客数4位 → 5スロット - 小都市でのスロット交渉
必要なスロット数:14スロットしか取得する必要はありません。
1回で交渉できるスロット数:エリア内の旅客数の順位によって決まります。
・エリア内の旅客数1位 → 14スロット
・エリア内の旅客数2位 → 11スロット
・エリア内の旅客数3位 → 8スロット
・エリア内の旅客数4位 → 5スロット - スロット交渉にかかる期間
交渉員の能力と都市との友好度によって決まります。
・本社・支社(友好度高):3ヶ月
・本社・支社(友好度中):6ヶ月
・本社・支社(友好度低):優秀6ヶ月、普通9ヶ月
・それ以外(友好度高):6ヶ月
・それ以外(友好度中):優秀6ヶ月、普通9ヶ月
・それ以外(友好度低):優秀9ヶ月、普通12ヶ月
ということで、今回は終わりにします。