ザ・タワーでは、いかにビルの住人を素早く1階または地下まで運べるかが勝負です。
移動に時間がかかると住人はストレスが溜まり、最悪の場合はビルから出ていってしまいます。
そうならないためにも、効率的にエレベーターや階段などを設置しなければいけません。
しかし、住人の特性や移動設備の特徴をしっかり理解しておかなければ上手くいきません。
ということで、今回はザ・タワーで効率良く住人を移動させるための攻略方法について解説します。
住人の特性
住人を効率良く移動させるには、住人の特性を知っておく必要があります。
ストレスの感じ方
住人は、次のような時にストレスを感じます。
- 移動によるストレス
移動にかかる時間や歩くことによる疲労で発生するストレス。
エレベーターが遠い、エレベーターの待ち時間が長い、階段を使うなど。
ただし、特大エレベーターへの横移動ではストレスを感じません。 - 環境によるストレス
騒音や不便さによって発生するストレス。
医療室や駐車場がない、周囲のテナントがうるさい、テナント料が高いなど。
ストレスが極限に達すると、住人はビルから出て行ってしまいます。
行動パターン
住人には、いくつかの行動パターンがあります。
- 最寄りの移動設備を使う
遠くのエレベーターより近くの階段を使う。 - エレベーターの乗り継ぎは1回だけ
乗り継ぐのはロビー階だけ。 - エスカレーターは5回、階段は2回まで連続で乗り継ぐ
1Fからエスカレーターなら6Fまで、階段なら3Fまで移動できる。 - 目的の施設は最寄りのスカイロビーと1Fで探す
まず最寄りのスカイロビーで探して、ない場合は1Fで探す。
これらの特性を十分に理解した上で、ビルのレイアウトを作っていく必要があります。
ビルのレイアウト
ビルのレイアウトは、基本的にロビーとロビーの間を1つのブロックとして考えていきます。
例えば、15F~30F・30F~45Fで考えるようなイメージですね。
レイアウト作成における注意点としては、次のようなことがあります。
同じフロアに違う施設を横に並べると、静かな方の施設にいる住人から苦情が来ます。
音がうるさい施設の順番は次のようになります。
ショップ>オフィス>ホテル>分譲マンション
同じフロアに設置する場合は苦情が来なくなる距離まで離す必要があるので非効率的です。
違う施設を上下の階に設置するのは問題ありません。
施設を集中させる方法
まず1つ考えられるのは、ロビーとロビーの間を1つの施設で固める方法です。
例えば、次のような感じです。
- B1~B6:レストラン・ショップ・映画館・医療室・パーキング・ゴミ回収場など
- 1F:ロビー
- 1F~30F:オフィス
- 31F~45F:ツイン客室
- 46F~60F:スイート客室
- 61F~75F:分譲マンション
- 76F~80F:イベントホール、大聖堂、自宅
下の階層にオフィス・ホテルを固め、61F以上はセレブたちが住むタワーマンションという感じでしょうか。
このように作るとレイアウトはキレイですが、ある大きな問題が発生します。
それは、特定の時間帯にエレベーターが大混雑するということです。
同じ行動パターンの住人が同じ階層に固まるので、どうしてもそうなります。
当然ながら住人のストレスがMAXになり、空きテナントもポツポツ出てきます。
施設を分散させる方法
もう1つ考えられるのは、ロビーとロビーの間にいろいろな施設を混在させる方法です。
15Fから30Fまでを例にとると、次のような感じですね。
- 15F:スカイロビー
- 16~19F:オフィス
- 20~23F:ツイン客室
- 24~26F:スイート客室
- 27~29F:住宅
- 30F:スカイロビー
レイアウトはあまりキレイじゃありませんが、エレベーターの混雑は緩和されます。
いろいろな行動パターンの人がいますからね。
移動設備の設置方法
エレベーター
エレベーターには、スタンダード・特大・サービスの3種類があります。
1つのビルに、エレベーターの種類に関係なく24基まで設置可能です。(カゴは1基につき6個まで)
スタンダードエレベーター
地下6階地上80階のビルを建てた場合、ロビーごとにブロック分けすると次のようになります。
スタンダードエレベーターの役割は、ブロック内の住人を素早くロビー階へ運ぶことです。(その逆も)
そのためには、最寄りのロビーに運ぶのが効率的です。
なので、ロビーから上下7フロアにエレベーターを設置します。
例えば30Fのロビーを例にとると、30F~37F、30F~23Fのような感じです。
27Fの住人が30Fに上がるのは少し変な感じもしますが、15Fに下りるより30Fの方が近いですからね。
ロビーは6ヶ所あるので、スタンダードエレベーターは全部で12基必要になります。
特大エレベーター
特大エレベーターの役割は、スカイロビー階の住人を素早く1Fまたは地下へ運ぶことです。(その逆も)
そのためには、1F・地下⇔スカイロビー階を直結するのが効率的です。
特大エレベーターは初速が遅いので、全てのスカイロビーに停止させると時間がかかります。
ビルは1Fの利用客が圧倒的に多いので、1F専用と地下専用に分けるとさらに効率的です。
例えば30Fのロビーを例にとると、30F⇔1F、30F⇔B1~B6のような感じです。
これで外出する住人も地下に行く住人も最速で運べます。
スカイロビーは5ヶ所あるので、特大エレベーターは全部で10基必要になります。
サービスエレベーター
サービスエレベーターの役割は、レストランの従業員とルームキーパーを移動させることです。
エレベーターは24基までしか設置できないので、残りは2基になります。
使い道としては、レストランのあるフロア⇔ごみ収集場を直結するくらいでしょうか。
ルームキーパーはエレベーターで移動させるより、階段かエスカレーターで移動させた方が効率的です。
サービスエレベーターが2基も必要なければ、1F~B6にもう1基スタンダードエレベーターが欲しいですね。
ビルの住人が増えてくると大混雑します。
エレベーターの設定
エレベーターは、個別に動かし方の設定ができます。
- 曜日・時間帯ごとのカゴの動き
平日・休日の時間帯ごとに各階停止・下り急行・上り急行が設定できる。
どれにしても一長一短あり。 - 標準待機階
カゴを待機させる階を設定する。
6個について個別で設定できる。 - 停止・非停止階
通過させたい階がある場合に設定する。 - 待機機対応の条件
住人がボタンを押したときに、何フロア以上離れていれば他のカゴに任せるかを設定する。 - ロビー階出発の間隔
住人が乗ってから出発するまでの時間を設定する。
0秒・30秒・60秒・90秒で設定可能。
定員に達すると出発する。
これはハッキリ言って好みなので、どの設定にしても大差ありません。
階段・エスカレーター
階段・エスカレーターは、両方合わせて64個まで設置可能です。
使い道は次の2つです。
- 住人をロビー階に移動させる
- ルームキーパーに使わせる
住人をロビー階に移動させる
ロビー階に近い住人は、エレベーターを待つより階段を使う方が早くロビー階にたどり着けます。
階段は待ち時間がありませんので。
なので、ロビー階の上下2フロアの住人は階段を利用させるのも1つの方法です。
その時は、階段のあるフロアにエレベーターを停止させない設定にします。
そうすることにより、エレベーターも担当する階が少なくなり一石二鳥です。
ルームキーパーに使わせる
ルームキーパーの移動にサービスエレベーターを使わせると、待ち時間が長すぎて作業が滞ります。
メンテナンスルームから客室までを階段で繋げる方が効率的です。
エスカレーター設置の裏技
エスカレーターは、通常ではショップとレストランの前にしか設置できません。
しかし、裏技を使えばエスカレーターはどこにでも設置できます。
- エスカレーターを設置する場所の施設を壊す
- レストランを設置する
- エスカレーターを設置する
- レストランを壊す
- 他の施設を設置する
まとめ
今回はザ・タワーで効率良く住人を移動させるための攻略方法について解説しました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 住人の特性
住人が感じるストレスは次の2つ。
移動ストレス:移動による時間と疲労のストレス。
環境ストレス:騒音、賃料が高いなどのストレス。
住人の行動パターンは次の4つ。
1.最寄りの移動設備を使う
2.エレベーターの乗り継ぎは1回だけ
3.エスカレーターは5回、階段は2回まで連続で乗り継ぐ
4.目的の施設は最寄りのスカイロビーと1Fで探す - ビルのレイアウト
施設を集中させる方法:見た目はキレイだが特定の時間にエレベーターが大混雑する。
施設を分散させる方法:いろいろな施設を入れることでエレベーターの混雑を緩和させる。 - 移動設備の設置方法
スタンダードエレベーター:住人をロビー階に移動させる。ロビー階から上下に使う。
特大エレベーター:住人をロビー階から1階または地下に移動させる。ロビー階と直結させて使う。
サービスエレベーター:レストランとごみ収集場を直結。
階段・エスカレーター:ロビー階の上下2フロアで使う。ルームキーパーの移動にも使う。
複雑ですが、ハマると面白いゲームです。
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ということで、今回は終わりにします。