前回は、ザ・タワー(セガサターン)の攻略①(ビルの設備・施設)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- ビルの骨格となる設備
ロビー:1階・15階・30階・45階・60階・75階がロビー階と決まっています。
住人の移動設備の乗り継ぎに使われます。
ルーフ:ビルの屋根。
エレベーター:1番重要な設備。
スタンダードエレベーター→どのフロアにも止まれます。
特大エレベーター→地下(B1~B6)とロビー階に止まれます。
サービスエレベーター→ビルの従業員専用のエレベーター。
階段・エスカレーター:近くのフロアへの移動に使われる設備。
階段→どこにでも設置できます。
エスカレーター→商業施設(ショップまたはレストラン)の前にしか設置できません。 - 一般的な施設
オフィス:住人は平日の朝に出社して夜に退社。
住宅:父親と子供は仕事・学校に行き、母親はショッピングに出かけます。
ツイン客室・スイート客室:宿泊客は夕方チェックインして翌朝チェックアウト。
午後はルームキーパーがベッドメイクに入ります。
レストラン:住人・一般客が、昼食・夕食などに利用。
閉店後は従業員がゴミ回収場へゴミ捨てに行きます。
ショップ:昼間に住人・一般客が来店。 - 公共施設
パーキング:オフィスの住人とスイート客が利用。
ゴミ回収場:レストランのゴミを捨てるための施設。
セコムルーム:一部屋に6人の警備員が待機。
メンテナンスルーム:一部屋に6人のルームキーパーが待機。
医療室:体調の悪い住人が訪れる施設。 - 都市機能
映画館:それなりに集客してくれます。
イベントホール:パーティーや催し物の会場に利用されます。
駅・船着き場:1回の乗降で大量の人が押し寄せます。
地下鉄駅→ビジネス都市と商業都市で設置できます。
モノレール駅→国際空港都市で設置できます。
船着き場→リゾート都市で設置できます。
大聖堂:ここで結婚式が開かれると、ビルに「Tower」の称号が与えられます。
ということで、今回はザ・タワー(セガサターン)の攻略②(移動設備・ビルのレイアウト)を書いていきます。
住人の特性
移動設備を効率的に設置するには、まず住人の特性を理解する必要があります。
ストレス
住人が感じるストレスには、移動ストレスと環境ストレスがあります。
- 移動ストレス
移動にかかる時間や歩くことによる疲労で発生するストレス。
エレベーターが遠い、エレベーターの待ち時間が長い、階段の利用など。
ただし、特大エレベーターへの横移動ではストレスを感じません。 - 環境ストレス
騒音や不便さによって発生するストレス。
医療室や駐車場がない、テナントがうるさい、テナント料が高いなど。
ストレスが極限に達すると、住人はビルから出て行ってしまいます。
行動パターン
住人の行動パターンは4つあります。
- 最寄りの移動設備を使う
- エレベーターの乗り継ぎはロビー階で1回だけ
- エスカレーターは5回、階段は2回まで連続で乗り継ぐ
- 目的の施設は最寄りのスカイロビーと1Fで探す
これらの特性を十分に理解した上で、ビルのレイアウトを作っていく必要があります。
移動設備の設置
エレベーター
エレベーターは、スタンダード・特大・サービスの3種類があります。
1つのビルにはエレベーターの種類に関係なく24基まで設置可能です。(カゴは1基につき6個まで)
スタンダードエレベーター
スタンダードエレベーターは「ロビー階以外⇔ロビー階」への移動に使われます。
ロビーは全部で6フロアあるので、ロビー1つに対して2基ずつで合計12基割り当てます。
本当はもっと多くしたいところですが、他のエレベーターが足りなくなってしまいます。
問題はどのように設置するかですが、当然ながら最寄りのロビーとつなぐのが1番効率的です。
なので、ロビー階の上下7フロアを2基のエレベーターで担当させます。
具体的に言えば、ロビー階の上7フロアに1基・下7フロアに1基割り当てます。
30Fのロビーなら、30~37Fまでで1基・23~30Fまでで1基割り当てます。
23Fの住人は一度30Fに上がるので一見非効率的ですが、15Fに降りるよりはロビー階が近くなります。
特大エレベーター
特大エレベーターは「1F~B6⇔スカイロビー」への移動に使われます。
スカイロビーは全部で5フロアあるので、スカイロビー1つに対して2基ずつで合計10基割り当てます。
問題はどのように設置するかですが、当然ながら各スカイロビーに直結させるのが1番効率的です。
75Fに移動するのに何度も停止していたら、住人はイライラしてしまいます。
それよりもノンストップで75Fまで移動する方がいいに決まっています。
問題は2基の割振りですが、1F⇔スカイロビーに1基・B1~6⇔スカイロビーに1基割り当てます。
1Fはビルの入口ですからね。
1Fからスカイロビーに移動する住人や一般客はたくさんいるので、1基丸々割り当てます。
B1~6からスカイロビーに移動する住人や一般客もいるので、もう1基はそこに割り当てます。
サービスエレベーター
サービスエレベーターは「レストラン⇔ゴミ回収場」への移動に使います。
ルームキーパーも使えますが、エレベーターを使わせると非効率的なので使わせません。
レストランをどの階に置くかにもよりますが、2基あれば十分でしょう。
エレベーターの設定
エレベーターは、個別に動作の設定ができます。
- 曜日・時間帯ごとのカゴの動き
平日・休日の時間帯ごとに各階停止・下り急行・上り急行が設定できる。 - 標準待機階
カゴを待機させる階の設定。
6個について個別で設定できる。 - 停止・非停止階
通過させたい階がある場合に設定する。 - 待機機対応の条件
住人がボタンを押したときに、何フロア以上離れていれば他のカゴに任せるかの設定。 - ロビー階出発の間隔
住人が乗ってから出発するまでの時間の設定。
0秒・30秒・60秒・90秒で設定可能。
定員に達すると時間前でも出発する。
どの設定も一長一短あるのでハッキリ言って好みです。
個人的にはいろいろ試して最終的に「各階停止」に落ち着きました。
階段・エスカレーター
階段・エスカレーターは、両方合わせて64個まで設置可能です。
住人をロビー階に移動させる
階段(エスカレーター)は「ロビー上下2フロア⇔ロビー階」への移動に使います。
そうすると、1ヶ所につき4個必要です。
ロビーは全部で6フロアあるので、ロビー1つに対して2ヶ所ずつで合計8個割り当てます。
そこで問題になるのがスタンダードエレベーターとの兼ね合いです。
ここは、少しでもスタンダードエレベーターの負荷を減らす方向で考えます。
ということで、ロビー階の上下2フロアは階段(エスカレーター)の担当とします。
スタンダードエレベーターは停止させません。
そうすることで、スタンダードエレベーターの負荷を減らせます。
ルームキーパーに使わせる
ルームキーパーの移動には、階段を使わせた方が効率的です。
サービスエレベーターを使わせるのは待つ時間が無駄になります。
余っている階段は、メンテナンスルームとホテル客室をつなぐのに使えば良いでしょう。
エスカレーター設置の裏技
エスカレーターは、ショップとレストランの前にしか設置できません。
しかし、次の裏技を使えばショップとレストランの前以外でも設置できます。
- エスカレーターを設置する場所の施設を壊す
- レストランを設置する
- エスカレーターを設置する
- レストランを壊す
- 他の施設を設置する
ビルのレイアウト
注意点
ビルのレイアウト作成における注意点としては、次のようなことがあります。
同じフロアに違う施設を並べると、静かな方の施設にいる住人から必ず苦情が来ます。
音がうるさい施設の順番は「ショップ>オフィス>ホテル>住宅」です。
苦情が来なくなる距離まで離せば大丈夫ですが、それでは非効率的です。
違う施設を真上や真下に設置するのは問題ありません。
施設を集中させる方法
ビルのレイアウトは、基本的にロビー間を1つのブロックとして考えていきます。
例えば、15F~30F・30F~45Fで考えるようなイメージですね。
まず1つ考えられるのは、ロビーとロビーの間を1つの施設で固める方法です。
例えば、次のような感じです。
- B1~B6
レストラン・ショップ・映画館・医療室・パーキング・ゴミ回収場など - 1F~30F
オフィス - 31F~45F
ツイン客室 - 46F~60F
スイート客室 - 61F~75F
住宅 - 76F~80F
イベントホール・大聖堂・自宅
下の階層にオフィス・ホテルを固め、61F以上はセレブたちが住むタワーマンションという感じでしょうか。
ただ、このレイアウトには非常に大きな問題があります。
レイアウトはキレイですが、特定の時間帯にエレベーターが大混雑してしまいます。
同じ行動パターンの住人が同じ階層に固まるので、どうしてもそうなります。
当然ながら住人のストレスがMAXになり、空きテナントも出てきます。
施設を分散させる方法
もう1つ考えられるのは、ロビー間にいろいろな施設を混在させる方法です。
スタンダードエレベーターが担当するフロアで分割すると、さらに2分割できます。
15Fから30Fまでを例にとると、次のような感じですね。
- 15F
スカイロビー - 16・17F
オフィス - 18・19F
ツイン客室 - 20・21F
スイート客室 - 22・23F
住宅 - 24・25F
スイート客室 - 26・27F
ツイン客室 - 28・29F
オフィス - 30F
スカイロビー
レイアウトはあまりキレイではありませんが、エレベーターの混雑は緩和されます。
まとめ
今回は、ザ・タワー(セガサターン)の攻略②(移動設備・ビルのレイアウト)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- 住人の特性
住人のストレス:移動ストレスと環境ストレスがあります。
ストレスが極限に達すると、住人はビルから出て行ってしまいます。
行動パターン:住人の行動パターンは4つ。
・最寄りの移動設備を使う
・エレベーターの乗り継ぎはロビー階で1回だけ
・エスカレーターは5回、階段は2回まで連続で乗り継ぐ
・目的の施設は最寄りのスカイロビーと1Fで探す - 移動設備の設置
エレベーター:種類に関係なく24基まで設置可能。
スタンダードエレベーター→最寄りのロビーにつなぐのが1番効率的。
ロビー階の上7フロアに1基・下7フロアに1基割り当てます。
特大エレベーター→各スカイロビーに直結させるのが1番効率的。
1F⇔スカイロビーに1基・B1~6⇔スカイロビーに1基割り当てます。
サービスエレベーター→「レストラン⇔ゴミ回収場」への移動に使います。
エレベーターの設定→どの設定も一長一短あるのでハッキリ言って好み。
階段・エスカレーター:両方合わせて64個まで設置可能。
住人をロビー階に移動させる→ロビー階の上下2フロアは階段(エスカレーター)の担当とします。
ルームキーパーに使わせる→サービスエレベーターを使わせるのは待つ時間が無駄。
エスカレーター設置の裏技→ショップとレストランの前以外でも設置できます。
1.エスカレーターを設置する場所の施設を壊す
2.レストランを設置する
3.エスカレーターを設置する
4.レストランを壊す
5.他の施設を設置する - ビルのレイアウト
注意点:同じフロアには1種類の施設しか設置しない。
違う施設を並べると、静かな方の施設にいる住人から必ず苦情が来ます。
施設を集中させる方法:特定の時間帯にエレベーターが大混雑してしまいます。
住人のストレスがMAXになり、空きテナントも出てきます。
施設を分散させる方法:エレベーターの混雑は緩和されます。
ということで、今回は終わりにします。