Zガンダムは面白いですよね。
あの独特の暗さ、陰謀、感情のぶつかり合いがたまりません。
そのZガンダムのラスボスとも言えるのが、パプテマス・シロッコ。
彼は「木星帰りの男」として登場し、その戦闘スタイルやカリスマ性は、視聴者に強烈な印象を残しました。
この記事では、そんなシロッコの戦闘シーンを、登場から最期まで1話ずつ丁寧に振り返っていきます。
私自身が実際に見て感じたことをそのまま書いています。
ですので、少し主観も入っていますが、それも含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。
第10話「再会」
記念すべきシロッコの初登場。
彼はメッサーラに乗って、モビルアーマーの姿で現れます。
いきなり百式とガンダムMk-IIの間に突っ込むという、ド派手な登場。
シャアはメッサーラのスピードに驚き、カミーユが「モビルアーマーのように見えた」と言っても「モビルアーマー?」と首を傾げるほど。
Uターンして再び突撃してくるメッサーラ。
シャアがメガ・バズーカ・ランチャーを構えますが、シロッコのプレッシャーに押されて狙いが定まりません。
カミーユのビームライフルも軽々とかわし、逆にテンプテーションに命中させて悠々と去っていくシロッコ。
シャアが「姑息な!」と叫んでランチャーを撃つも、やっぱり当たらず。
初登場から、シロッコはシャアとカミーユに圧倒的な存在感を見せつけました。
第11話「大気圏突入」
この回では、エウーゴの大気圏突入を阻止する任務を受けたシロッコ。
出撃前からティターンズのモビルスーツをバカにするなど、自由奔放。
メッサーラ単独で出撃すると、あっという間にサラミスを撃沈。
「堕ちろ、カトンボ」という有名なセリフとともに、ネモとジムを一瞬で撃破。
エマ機の前でも2機同時に撃墜するなど、強さをこれでもかと見せつけます。
さらに変形して接近し、「ウワッハッハッ」と笑いながら「堕ちろ!」とビームサーベルでエマ機の右腕を切断。
その後カミーユとの戦闘になるものの、まだ余裕の表情。
しかし、遅れて到着したシャアの百式に追い回され、形勢が逆転。
「このプレッシャー、何だ?」と驚きながら撤退します。
この勝負はシャアに軍配が上がりました。
第32話「謎のモビルスーツ」
この話では、シロッコはドゴス・ギアの艦長として登場。
モビルスーツには乗らないものの、存在感は健在です。
シャアがメガ・バズーカ・ランチャーでドゴス・ギアを狙いますが、シロッコの“気配”のようなものに圧倒され、照準がブレます。
「なんだ、このプレッシャーは…」と戸惑うシャアの様子が印象的。
結局、4発中2発が命中しますが、致命傷には至らず。
シロッコは艦長としての貫禄を見せ、またしても精神的に勝利したような印象を与えました。
第46話「シロッコ立つ」
今回は、ハマーン、シロッコ、ジャミトフの三者会談後のエピソード。
ジ・Oでグワダンに乗り込んだシロッコは、シャアの乱入に乗じてジャミトフを暗殺。
その後、ハマーンのキュベレイとの戦闘へ突入します。
シロッコはサラとレコアを引き連れて、3対1でハマーンに挑む形。
ファンネルの動きに最初は戸惑いますが、目を閉じて集中すると見えるようになり、「見えた!」とファンネルを撃ち落とします。
ハマーンも「やつがこれほどの男とは!」と驚きを隠せません。
プレッシャーの応酬で両者が動けなくなる膠着状態に。
そこに現れたカツが発砲し、サラがシロッコを庇って戦死。
怒りに震えたシロッコはカツを狙うも、レコアが妨害して失敗。
そこへシャアのビームが飛び、シロッコはレコアと共に撤退します。
シロッコとハマーンの力は拮抗していましたが、若干ハマーンの方が優勢に見えました。
第49話「生命散って」
シロッコはジ・Oで出撃し、コロニーレーザーへ。
ハマーンのキュベレイと交戦中、シャアの百式がメガ・バズーカ・ランチャーでガザCを多数撃破します。
第2射を試みるも、ファンネルの集中砲火を受けて砲は破壊されます。
その後、ジ・Oを見つけたシャアが「…ジ・Oか」と呟き、対決が始まる気配が高まります。
ただし、この回では戦闘が大きく動くことはなく、次話へと続きます。
最終話「宇宙を駆ける」
シロッコとカミーユの最終決戦。
ジ・Oでコロニーレーザーの内部に突入し、破壊を開始するシロッコ。
そこへシャアが百式で登場し、「死にに来たか、シャア!」と挑発。
ジ・Oは百式を押し倒し、キュベレイが百式の右腕を切断。
さらに「貴様のようなニュータイプのなり損ないは粛清される運命なのだ!」という名セリフも飛び出します。
シャアは居住区に退避し、最終決戦はカミーユとの一騎打ちへ。
「勝てると思うなよ、小僧!」とサーベルで斬り合うも、カミーユのオカルト的な精神攻撃によりジ・Oは突如動かなくなります。
「動け、ジ・O!なぜ動かん!」と叫ぶシロッコ。
そのままZガンダムに体ごと貫かれ、「貴様の心も一緒に連れて行く…」と呟きながら絶命。
シロッコの最期はあまりにあっけなく、それがまた印象に残ります。
まとめ:カリスマであり狂気でもあった男、シロッコ
パプテマス・シロッコは、Zガンダムという作品の中で最も強烈なキャラクターの一人でした。
技術者であり、操縦者であり、そして政治家でもある。
その多面性が、Zガンダム後半のストーリーを大きく動かしました。
登場から最期までを振り返ると、まさに「狂気をまとったカリスマ」という言葉がぴったりです。
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