【セガサターンが起動しない】読み込まない原因と自分でできる修理方法

セガサターンの電源は入るのに、ゲームが起動しない――そんな経験はありませんか？

CDは回っているのに画面が変わらず、もう故障かと諦めそうになりますよね。

私もまさに同じ状況に直面しましたが、意外と簡単な方法で復活させることができました。

この記事では、誰でもできるセガサターンの修理方法をわかりやすく紹介します。

セガサターンが起動しない主な原因とは？

セガサターンの起動不良は、長年の使用や保管状態によって内部パーツのズレや劣化が起きていることが主な原因です。

特に多いのは、CDを読み取るためのレンズやモーター部の微妙なズレです。

こうしたズレは、見た目にはわからなくても、CDを正確に読み込む妨げになります。

その結果、以下のような状態になることがあります。

つまり、セガサターンの本体そのものが完全に壊れているわけではなく、「読み取り位置のズレ」によるトラブルが非常に多いということです。

セガ公式修理は終了済み｜今できる2つの対処法

セガは2007年9月にセガサターンの公式修理サービスを終了しました。

Dreamcast、セガサターンなどの弊社製ゲーム機の修理サービスは、2007年9月をもって終了しております。（出典：セガ公式サイト）

現在は以下の2つの方法しかありません。

とはいえ、業者に頼むと数千円〜数万円の費用がかかる場合もあります。

少しでも節約したいなら、自分で修理に挑戦してみる価値はあります。

自分で修理できるセガサターンの症状とは？

では、どういった症状であれば「自分で直す」ことができるのでしょうか？

以下のようなケースは、簡単な調整で改善する可能性があります。

これらの症状は、「黄色いネジ」による読み取り角度や高さの微調整で復活することがよくあります。

修理に出す前に、まずは試してみる価値があります。

修理に必要な道具と手順の流れ

修理に必要な道具は細くて長いプラスドライバーだけです。

修理の手順は以下の通りです。

修理後の確認方法と失敗した場合の対処法

調整が終わったら、CDを入れてゲームが起動するか確認します。

起動音が「ギュッ、ギュッ」とスムーズなら、読み取りに成功しています。

逆に、「カラカラ」と空回りするような音がしたら、再度黄色いネジを微調整します。

それでも直らない場合は、別の原因（レンズの寿命や基板の故障など）が考えられます。

セガサターン本体が直らないときの対処法

どうしても直らない場合は、他の修理方法を探すか、本体を買い替えるしかありません。

新品はすでに市場に出回っていないため、中古品を探すことになります。

フリマアプリやネットオークションなどで、「動作品」と明記されたものを探しましょう。

実際に探す際は、以下のようなワードで検索すると見つけやすいです。

まとめ：セガサターンの起動不良は自分で直せるかも

ゲームが起動しない原因は、本体の故障ではなくレンズのズレである場合が多くあります。

ドライバー1本でできる「黄色いネジの調整」で改善するケースも多く、試す価値は十分です。

修理に失敗しても、中古で状態の良い本体を手に入れる選択肢もあります。

まずは簡単な対処法から試して、もう一度ゲームの世界を楽しみましょう。

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自力で修理が難しければ、中古の動作品を探すのが近道です。

ネットなら状態の良い本体がすぐ見つかり、店舗を探し回る手間もありません。

修理済みや動作確認済みの出品を選べば安心です。

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※ 本記事の修理方法は自己責任で行ってください。万一の破損・事故等について筆者は責任を負いかねます。