【2024年版】国民年金保険料をお得に納付する方法

自分の年金を管理するにはねんきんネットが非常に便利
年金保険料の納付は、国民の義務です。 ただ、年金は納付していてもいくら受給できるのかは知らないという人もいると思います。 しかし、年金の受給額が分からなければ老後の生活設計はできません。 自分が想像していたよりも受給額が少なかった、ということもあり得ますからね。 そこで慌てても、もう手遅れです。 そういうことにならないように、自分の年金受給見込額くらいは知っておいた方が良いと思います。 ということで、今回は「自分の年金を管理するにはねんきんネットが非常に便利」を書いていきます。 ねんきんネットとは? ねんきんネットは、自分の年金記録をネットで確認できる便利なサイトです。 過去の年金記録の確認、将来の年金受給見込額の試算などができます。 年金を納付しているなら登録必須のサイトだと個人的には思います。 ねんきんネットの詳しい説明については、下記に書いてあります。 「ねんきんネット」とは? ねんきんネットの登録方法 ねんきんネットの登録方法は、2種類あります。 マイナポータルからの登録 ねんきんネットのユーザID取得 マイナポータルからの登録には、マイナンバーカードとメールアドレスが必要です

自営業や無職の人は、毎月国民年金保険料を納付しなければいけません。

しかし、毎月1万6000円以上になるのでなかなか痛い出費です。

なので、少しでもお得な方法で納付したいですよね。

個人的にも、少しでもお得になる方法をいろいろ考えています。

ということで、今回は「【2024年版】国民年金保険料をお得に納付する方法」を書いていきます。

2年前納する

国民年金の保険料は年々変化しますが、令和6年度は1万6980円/月です。

国民年金保険料

ただ、前納(前倒しで納付)することにより少し割引されます。

国民年金保険料の前納

前納には、2年前納・1年前納・6ヶ月前納・当月末振替(早割)の4種類があります。

その中では、2年前納の割引額が1番多くなります。

なので、国民年金保険料は2年前納で納付します。

就職などで途中で厚生年金保険に切り替わった場合は還付請求できるので、特に心配はいりません。

2年前納での割引額

2年前納の納付方法は、3種類あります。

  1. 口座振替
  2. 現金
  3. クレジットカード

割引額は口座振替が1番多く、現金とクレジットカードはやや少なめになっています。

国民年金保険料の納付ではスマートフォンアプリも使えますが、前納では現在のところ対応していません。

口座振替の割引額

2年前納について、口座振替での割引額は下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
口座振替 39万7290円 16590 なし 16590

割引額は1万6590円となり、3種類の納付方法の中で1番多くなります。

ただ、口座振替ではポイント還元はありません。

よって、口座振替の割引額は1万6590円となります。

現金の割引額

2年前納について、現金での割引額は下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
現金 39万8590円 15290 なし 15290

割引額は1万5290円となり、口座振替より若干少なめです。

さらに、現金ではポイント還元はありません。

よって、現金の割引額は1万5290円となります。

クレジットカードの割引額

2年前納について、クレジットカードでの割引額は下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
クレジットカード 39万8590円 15290 あり クレジットカードによる

割引額は1万5290円となり、現金での納付と同じです。

ただ、クレジットカードは納付することでポイント還元がある場合があります。

よって、カードごとの国民年金保険料の納付によるポイント還元率を調べる必要があります。

今回調査するクレジットカードは、個人的によく使っている下記の5枚です。

  1. 楽天カード
  2. 三井住友カード(NL)
  3. dカード
  4. PayPayカード
  5. イオンカード(WAON一体型)

どれも定番のカードなので、持っている人も多いと思います。

楽天カードの割引額

楽天カードは、非常に便利でお得なクレジットカードです。

楽天ペイにチャージする時に、よく使っています。

楽天カードの便利でお得な使い方

楽天カードの通常のポイント還元率は1%です。

国民年金保険料を納付する場合はどうでしょうか?

公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントに関するご案内

上記によると、国民年金保険料の納付では0.2%のポイント還元率になります。

まとめると、下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
楽天カード 39万8590円 15290 797円相当 1万6087円相当

よって、楽天カードの割引額は1万6087円相当となります。

三井住友カード(NL)の割引額

三井住友カード(NL)は、SBI証券のクレカ積立用のカードとして重宝しています。

それ以外でも、タッチ決済はかなりお得です。

三井住友カード(NL)の便利でお得な使い方

三井住友カード(NL)の通常のポイント還元率は0.5%です。

国民年金保険料を納付する場合はどうでしょうか?

FAQ詳細 -カードを利用しても、Vポイントが付かないことはありますか?

上記によると、国民年金保険料の納付ではポイント還元なしになります。

まとめると、下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
三井住友カード(NL) 39万8590円 15290 なし 1万5290円

よって、三井住友カード(NL)の割引額は1万5290円となります。

dカードの割引額

dカードは、ドコモスポーツくじでBIGを自動購入するために使っています。

ドコモスポーツくじは、キャリーオーバー時のみの自動購入ができるので便利です。

dカードの通常のポイント還元率は1%です。

国民年金保険料を納付する場合はどうでしょうか?

dカードポイントサービスに関するご注意事項 

上記によると、国民年金保険料の納付ではポイント還元なしになります。

まとめると、下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
dカード 39万8590円 15290 なし 1万5290円

よって、dカードの割引額は1万5290円となります。

PayPayカードの割引額

PayPayカードは、2022年に国民年金保険料の2年前納に使いました。

その他にも、Yahoo!ショッピングでの買い物で利用するとお得です。

PayPayカードの便利でお得な使い方

PayPayカードの通常のポイント還元率は1%です。

国民年金保険料を納付する場合はどうでしょうか?

特典付与についてのご注意事項

上記によると、国民年金保険料の納付では1%のポイント還元率になります。

まとめると、下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
PayPayカード 39万8590円 15290 3984円相当 1万9274円相当

よって、PayPayカードの割引額は1万9274円相当となります。

イオンカード(WAON一体型)の割引額

イオンカード(WAON一体型)は、イオンの買い物でWAONポイントが貯まります。

イオンでよく買い物する人にとっては、必須のカードです。

イオンカード(WAON一体型)の通常のポイント還元率は0.5%です。

国民年金保険料を納付する場合はどうでしょうか?

公共料金・税金のお支払い

上記によると、国民年金保険料の納付では0.5%のポイント還元率になります。

まとめると、下記のようになります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
イオンカード(WAON一体型) 39万8590円 15290 1992円相当 1万7282円相当

よって、イオンカード(WAON一体型)の割引額は1万7282円相当となります。

PayPayカードが1番お得

国民年金の2年前納について、いろいろな納付方法の割引額を調査しました。

調査結果をまとめると、下記になります。

納付方法 納付額 割引額 獲得ポイント 割引額+獲得ポイント
口座振替 39万7290円 1万6590円 なし 1万6590円
現金 39万8590円 1万5290円 なし 1万5290円
楽天カード 39万8590円 1万5290円 797円相当 1万6087円相当
三井住友カード(NL) 39万8590円 1万5290円 なし 1万5290円
dカード 39万8590円 1万5290円 なし 1万5290円
PayPayカード 39万8590円 1万5290円 3984円相当 1万9274円相当
イオンカード(WAON一体型) 39万8590円 1万5290円 1992円相当 1万7282円相当

その結果、今回の調査ではPayPayカードで2年前納するのが1番お得という結果になりました。

2022年にも調べましたが、その時と変わっていませんね。

クレジットカードの手続き方法

国民年金保険料をクレジットカードで納付するには、手続きが必要です。

クレジットカードでのお支払い

国民年金保険料を2年前納できる期間は、2年単位(4月~翌々年3月)となっています。

なので、年度の途中で手続きすると前納できる期間は減ってしまいます。

ただし、手続き自体はいつでもできます。

注意点は、クレジットカードの有効期限切れです。

次回の引き落としは2年後なので、それまでに有効期限が切れてしまうと引き落とされません。

PayPayカード株式会社は指定代理納付者ではないので、カードの更新時に変更届の提出が必要です。

おススメのキャッシュレス

個人的におススメのキャッシュレスは下記です。

ということで、今回は終わりにします。