改築されてしまった京都競馬場のグランドスワンの思い出

京都競馬場_パドック
 

京都競馬場は2024年に生まれ変わります。(開催の再開日は2023年4月22日)

その理由は、開設100周年を迎える2025年の記念事業の一環として整備工事をしているからです。

京都競馬場整備工事について|JRA

工事期間は2020年2月から2024年3月の4年間です。

まさに大改修ですね。

少し気になったのでどこを整備するのか調べてみたところ、次のように書かれていました。

  1. ビッグスワンの改修(内装・設備等一式改修)
  2. グランドスワンの改築

ビッグスワンの方は改修工事となっているので、内装が少し変わるだけだと思います。

それよりも、問題はグランドスワンの方です。

なんと改築されると書かれています。

改築ということは、1回壊して新しく建て直すということです。

自分はこれまで何回も京都競馬場に行っており、ほとんどA指定席で見ていましたが…。

A指定席はグランドスワンにありましたからね。

それが改築されるということは、もう二度とあの席で競馬が見られないということです。

なんだか寂しいですね。

ということで、今回は改築されてしまった京都競馬場のグランドスワンの思い出を書いていきます。

A指定席

A指定席

自分にとって京都競馬場と言えばA指定席ですね。

A指定席には相当通いましたが、なかなか快適な空間でしたよ。

A指定席で思い出すのは次のようなことですね。

  • 5階と6階があった
  • ゆとりスペースが広かった
  • レストランがあった

5階と6階があった

A指定席は5階と6階どちらでも予約できましたが、個人的には6階の方が好きでしたね。

若干見晴らしも良かったので。

ただ、どちらで席を取っても階段で自由に往来できるようになっていました。

さすが2500円ほど取っていただけあって人口密度も低く、混雑することはありませんでしたね。

もちろんトイレも快適でした。

新しいスタンドのレイアウトでは、A指定席とB指定席は4階になっています。

レイアウト

5階と6階は全て業務エリアになっていますが、ずっとそのままなんでしょうかね?

ゆとりスペースが広かった

あと思い出すのは、指定席以外のゆとりスペースが広くとられていたことです。

座り心地の良い椅子がたくさん置いてあり、1人でのんびり座れました。

他の競馬場では指定席内でもゆとりスペースの椅子が少なく、早い者勝ちになるんですけどね。

個人的には、カレーショップシルヴァーの前のスペースがお気に入りでした。

眠くなると椅子を1列独占して、横になって爆睡していたものです。

レストランがあった

あと京都競馬場では、A指定席エリア内にレストランが4つほどありました。

これはなかなか珍しいですよね。

基本的にレストランは多くの客を呼び込むため、共用部分に設置するんですけどね。

新潟競馬場や阪神競馬場はそうだったような気がしますが…。

指定席エリアには、せいぜい売店くらいしかないのが普通です。

店にとって良かったのかどうか分かりませんが、客にとってはいつも空いてて快適でした。

これも今となっては良き思い出ですね。

レストラン

自分がよく行っていたのは、もちろんA指定席エリア内のレストランです。

しかし、新しいレイアウトではどの店もなくなってしまうようですね…。

カレーショップシルヴァー

カレーショップシルヴァー_カツカレー

まずはカレーショップシルヴァーです。

このカレーショップは、A指定席エリア6階の馬主席側にありました。

馬主席の近くだったので、馬主的な人たちもたまに食べに来ていたような気がします。

味は甘過ぎず辛過ぎずコクがあり、かなりおいしかったという記憶しかありません。

自分がいつも食べていたのは、当然カツカレーです。

他にもエビフライカレーなどありましたが、カレーと言えばやはりカツカレーが1番です。

写真のようにカツが3枚乗って値段が1000円ちょっとだったので、競馬場では普通のお値段でしょう。

けっこうボリューミーだったので、食べに行く日は朝から軽めの食事にして備えていました。

店内は狭く、カウンターに椅子が8席ほどでしたね。

いかにも昔のカレースタンドという雰囲気でした。

福神漬けとラッキョウが別皿で出てくるところもなかなかグッドでした。

駒_天ぷらそば

続いては駒です。

こちらは5階のA指定席エリアにあった和食系のお店です。

メニューは「天ぷらそば・うどん」「カツカレー」「カツ丼」など、定番のものが揃っていました。

5階A指定席の近くにあったので、よくここで天ぷらそばを食べながら生ビールで乾杯していました。

駒でよく覚えているのは、阪急梅八というお店が隣にあったことです。

こちらのお店も和食系で、メニューがもろ被りでした。

なぜ同じようなメニューのお店が2軒並んでいたのか、これは今でも不思議ですね。

客としては、1軒中華のお店が欲しかったですが…。

中華と言えば、新潟競馬場のことぶき屋はおいしいですね。

あそこの揚げ焼きそばは具だくさんでかなり食べ応えがあります。

銀杏も入っていたりします。

それはいいとして、個人的には駒と梅八では駒の一択でした。

その理由は、天ぷらそばの海老天の数が駒は2本で梅八は1本だったからです。(自分の記憶では)

天ぷらそば大好き人間にとっては、ここは譲れないポイントですからね。

レジャーフーズ

レジャーフーズはファーストプラザの中にあるうどん・そば店です。

ファーストフードプラザはビッグスワン1階にあるのでなくなりません。

他にも吉野家・ケンタッキー・モスバーガーなど、定番のお店があります。

A指定席からはかなり離れているのですが、自分はしょっちゅう通っていました。

その理由は、天ぷらそばを食べるためです。

天ぷらそばの値段は500円ほどですが、普通においしく食べられます。

天ぷらは、写真の通り小指ほどのエビに大きい衣が付いているものです。

これが出汁を吸うと、とてつもなくおいしくなるんですよね。

写真を見ていたら、また食べたくなりました。

まとめ

今回は、改築されてしまった京都競馬場のグランドスワンの思い出を書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • A指定席
    5階と6階があった:階段で自由に往来できるようになっていました。
    新しいスタンドのレイアウトでは、A指定席とB指定席は4階になっています。
    レイアウト
    ゆとりスペースが広かった:座り心地の良い椅子がたくさん置いてあり、1人でのんびり座れました。
    眠くなると椅子を1列独占して、横になって爆睡。
    レストランがあった:いつも空いてて快適。
  • レストラン
    新しいレイアウトではどの店もなくなってしまうようですね…。
    カレーショップシルヴァー:味は甘過ぎず辛過ぎずコクがあり、かなりおいしかった。
    カツが3枚乗って値段が1000円ちょっと。
    福神漬けとラッキョウが別皿で出てくるところもなかなかグッド。
    :阪急梅八というお店が隣にあった。
    個人的には駒と梅八では駒の一択。
    その理由は、天ぷらそばの海老天の数が駒は2本で梅八は1本だったから。
  • レジャーフーズ
    ファーストプラザの中にあるうどん・そば店。
    ビッグスワン1階にあるのでなくなりません。
    天ぷらそばの値段は500円ほどですが、普通においしく食べられます。
特P 」なら、京都競馬場(2000円)より安い駐車場が近くで見つかるかもしれません。

ということで、今回は終わりにします。