インデックス投資で使う口座の優先順位

 

インデックス投資は、なかなか良い投資方法ですよね。

主要な8資産に投資しておけば、そこそこの利回りがあるような気がします。

なので、始めたいという人もいると思います。

しかし、どの口座で始めれば良いのか分からない人もいると思います。

ということで、今回はインデックス投資で使う口座の優先順位について書いていきます。

新NISAが最優先

インデックス投資で最優先で使うのは、新NISA口座です。

もう断トツで1位だと思います。

新NISA口座は、非課税期間が無期限になります。

どれだけ含み益が増えようが、税金のことを考える必要が全くありません。

これ以上の神制度は、他にないでしょう。

投資枠はできるだけ早く埋める

新NISA口座では、年間360万円まで投資できます。

トータルでは、1800万円まで投資できます。

これは、できるだけ早く埋めたいですね。

含み益は、時間が経つほど増えていきますからね。

それが非課税になるので、1日でも早く投資する方が良いという考えです。

理想は、5年で埋めて老後まで寝かせておく。

これに尽きます。

投資資金を準備する方法

新NISAの年間の投資枠は、360万円あります。

これを月割りすると、30万円になります。

かなりの金額なので、準備するのは大変です。

そういう人でも、下記の方法で準備できます。

  • 課税口座の投資信託を売却する
  • iDeCoの拠出金額を5000円に変更する
課税口座の投資信託を売却する

課税口座の投資信託を売却して、新NISAの投資資金にします。

その理由は簡単です。

新NISAの方が良い口座だからです。

課税口座は儲かった時に税金がかかりますが、新NISAはかかりません。

この差は、含み益が増えるほど大きくなります。

iDeCoの拠出金額を5000円に変更する

iDeCoは、最低拠出金額の月5000円に変更します。

そして、浮いたお金を新NISAの投資資金に回します。

その理由も、新NISAの方が良い口座だからです。

拠出は停止することもできますが、それはしません。

その理由は、税金の控除(退職所得控除)が減ってしまうからです。

新NISAでおススメの証券会社

新NISAでおススメの証券会社は、SBI証券です。

その理由は、新NISAで投資信託を保有しているだけで毎月ポイントがもらえるからです。

それ以外の理由は特にありません。

ただ、楽天カードと楽天銀行を使っている人は楽天証券で良いと思います。

いろいろ便利ですからね。

その他の会社は、特におススメしません。

SBI証券の口座開設は、モッピーからがお得です。

モッピー

新NISAの次はiDeCo

新NISAの次に使う口座は、iDeCoです。

ただ、新NISAよりはだいぶ落ちます。

iDeCoは、投資する時は確かにお得です。

しかし、受け取り時に税金がかかるのがネックです。

投資する時はお得

iDeCoでは、投資したお金が所得控除になります。

税金がどのくらい安くなるかと言うと、所得が500万円の人ならざっくり投資したお金の30%です。(所得税20%+住民税10%)

なので、30万円の投資で税金が9万円安くなると思えば良いでしょう。

これは、かなりお得です。

受け取り時は税金がかかる

ただ、iDeCoは受け取り時に税金がかかります。

どのくらい税金がかかるかは、所得や受け取り方によって異なります。

理想の受け取り方

1番理想的な受け取り方は、全額を退職所得控除で受け取る方法です。

これなら税金がかかりません。

ただし、拠出が20年以内の場合は1年につき40万円しか控除されません。

なので、10年拠出しても400万円の控除です。

年間30万円拠出すれば、余裕でオーバーしそうですよね。

年金で受け取るのは微妙

iDeCoは、年金で受け取ることもできます。

しかし、65歳以上でiDeCoと老齢年金の合計が330万円未満の場合110万円しか控除されません。

オーバーした分は、雑所得になります。

雑所得には、所得税と住民税がかかります。

所得が195万円未満の場合、所得税5%+住民税10%になるんですかね?

けっこう取られるような気がしますが…。

iDeCoでおススメの証券会社

iDeCoでおススメの証券会社は、松井証券です。

その理由は、口座管理手数料が最安クラスで投資商品の品揃えが1番良いからです。

iDeCoは、選んだ会社の投資商品しか買えません。

なので、投資商品の品揃えが命です。

適当に会社を選ぶと、あとで必ず後悔します。

新NISAと同じ証券会社を選ぶ必要性は、特にないと思いますね。

iDeCoの商品を持っていても、ポイントはもらえませんし。

松井証券のiDeCo口座申し込みは、モッピーからがお得です。

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最後は課税口座

新NISAとiDeCoの次は、課税口座で投資します。

課税口座は、特定口座(源泉徴収あり)が楽です。

その理由は、確定申告しなくて良いからです。

わざわざ特定口座(源泉徴収なし)や一般口座を選ぶ理由はないような気がします。

特定口座では、売った時に利益に対して20.315%の税金がかかります

なので、あまり投資したくありません。

しかし、これ以上選択肢がないので仕方ないですね。

課税口座でおススメの証券会社

課税口座でおススメの証券会社は、SBI証券です。

楽天カードと楽天銀行を使っている人は楽天証券で良いと思います。

その理由は、新NISAと同じです。

その他の会社は、特におススメしません。

新NISA口座を作るには、課税口座も必要です。

なので、セットで作れば良いと思います。

SBI証券の口座開設は、モッピーからがお得です。

モッピー

 

とりあえず、インデックス投資をするならまずは新NISAからですね。

ということで、今回は終わりにします。