五目ならべ 連珠は、ファミコンのカセットでもかなり地味な方ですよね。
あまり知っている人はいないと思います。
ただ、たまにやると面白いですよね。
昔鍛えたおかげで、今でもCOM相手に6連勝できます。
ということで、今回は五目ならべ 連珠の攻略(COMに勝つ方法)を書いていきます。
ゲームの概要
ファミコンが発売されたのは同年の7月15日なので、約1ヶ月半遅れての発売です。
ちなみに、同時に発売されたのは麻雀です。
かなり初期から、なかなか渋いカセットを2本出していますね。
まあ、そんなことはどうでもいいですが。
ゲームの内容は、普通の五目並べではなく連珠です。
ゲームモードは1人用と2人用があり、どちらも先後を入れ替えながら6回対局して勝敗を決します。
盤上が石で一杯になっても決着がつかない場合は、引き分け再試合です。
なお、6連勝するといつもと違うファンファーレが聴けます。
COMのレベルは、初級・中級・上級から選べます。
各レベルの違いは、下記のようになります。
- 初級
COMに三以上ができた時に点滅。制限時間なし。 - 中級
COMに三以上ができても点滅せず。制限時間なし。 - 上級
COMに三以上ができても点滅せず。持ち時間は90秒で、20秒を切ると一手20秒の秒読み。
中級以上は三以上ができても教えてくれないので、集中していないと見落としてしまいます。
上級は時間に追われるので、さらに大変です。
連珠のルール
連珠は、普通の五目並べとは若干ルールが違います。
五目並べとの1番の違いは、黒番の三三・四四・長連(6個以上並べること)が禁手になることです。
五目並べは、黒番が有利ですからね。
黒番に縛りを設けることで、白番と対等になるよう工夫されています。
五目並べとのもう1つの違いは、対局が基本珠型から始まることです。
基本珠型は全部で26種類あり、それぞれに「花月」「疎星」など名前が付けられています。
このゲームでは、珠型はランダムで選ばれます。
3手目までは自動で石が置かれるので、実際に打ち始めるのは4手目(白番)からです。
COMの打ち方
このゲームのCOMは、めちゃくちゃ強いわけではありません。
かと言って、めちゃくちゃ弱くもありません。
程よい強さに調整されています。
COMは、初級でも上級でも打ち方は同じです。
レベルの差は、先ほど書いた条件の差のみです。
COMの攻め方
COMは、だいたい下記の優先順位で攻めてきます。
- 一手勝ちがある場合はとどめを刺す
- 白番で三三が作れる時は作る
- 三を作る
- 飛び三を作る
- 四を作る(飛び四も含む)
まず、一手勝ちがある場合はとどめを刺してきます。
これを見逃すことは100%ありません。
次に、白番で三三が作れる時は三三を作ります。
三三は四で止めない限り負け確定なので、三三を作られると黒は相当苦しくなります。
勝ちもなく三三も作れない場合は、三を作ってきます。
三を伸ばす方向は、基本的に攻めがつながる方です。
ただし、こちらの三か四を未然に消せる場合はそちらを優先して三を伸ばしてきます。
三が作れなくなると、次は飛び三を作ってきます。
それもなくなると、四以上を作ってきます。
四を連発し始めると、COMは苦しくなってきたと言えるでしょう。
四以上がなくなると、COMの攻めは終了です。
こちらの三や四を消しに来るか、攻めの布石を打ちます。
なお、白番の時の禁手ハメは一切してきません。
デモ画面では流れる時がありますが、実戦でやられたことはありません。
COMの守り方
COMは、こちらが三を作ると自分の攻めにつながりそうな方を止めてきます。
なので、防御は若干甘いような気がします。
ただし、次にこちらの一手勝ちがある場合は必ずそちらを止めてきます。
その見落としは100%ありません。
飛び三については、基本的に真ん中を止めてきます。
端で止めるのは、真ん中に打てない(打つと禁手になる)時だけです。
攻略方法
このゲームの攻略方法と言っても、連珠ですからね。
単純に、連珠が上手くなるしかありません。
強い相手と打つ
連珠が強くなるためには、練習するしかありません。
しかし、このゲームで練習していても限界があります。
自分は上級でもほとんど6連勝できたので、かなり強いと思っていました。
しかし、ネット(ハンゲーム)で対戦してみると上には上がいました。
それはもう、コテンパンにやられましたね。
しかし、そのおかげで以前より強くなりました。
今はハンゲームに五目並べはないようですが、下記にアプリがあるのでそちらで練習すれば良いでしょう。
また、スーパーファミコンを持っているなら下記のカセットがおススメです。
ファミコンよりは確実に強く、禁手に誘導してきたりもします。
桂馬打ちを覚える
五目並べの有名な戦法として、桂馬打ちがあります。
これは、将棋の桂馬が跳ねる位置に石を打っていく戦法です。
上の画像の白番のような打ち方ですね。
このように打つと、相手の縦横斜めが全て四で止まるので負けません。
自分も最初にやられた時は、意味が分からずボロ負けしました…。
桂馬打ちの対策としては、先に桂馬の位置に石を置きます。
そうすれば桂馬の形が崩れるので、桂馬打ちを仕掛けられた時はすぐに崩しましょう。
ちなみに、ファミコンのCOMに桂馬打ちを仕掛けてみるとしばらくの間は気付きません。
しかし、気付いた時に対策してきます。
なので、完全に有効というわけではありません。